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アーティキューション・ブレスに気をつけよう

 フルートのレッスンに行ってきました。

 例によって、少しだけ遅刻。ほんの少しだけです(汗)。う~うんと…10分くらいかな? もうすでに姉様はいらっしゃらず、先生がご自分の練習をして待ってくださってました。その練習で吹いてらっしゃる曲が…実に見事。いやあ、当たり前なんだけれど、実にバリバリ笛を鳴らします。ほんと、見習いたいです。

 で、教室に入って、さっそくフルートを組み立てて、先生とロングトーン練習です。チューニング代わりに先生のフルートの音に合わせたら、ちょっと低かったです。「フルートは少しだけ抜いて、楽器そのもののピッチは高めに設定して、息を軽く吹きかけて吹くんだよ」だそうです。うむ、気をつけよう。ちなみに、ロングトーン練習はバッチリでした。

 さて、アルテ。15課10章のGes-durです。1番の「音階準備練習」は、家ではバッチリだったので「今回で合格!」ってつもりで行ったら、見事にボロボロで不合格となりました。だってね、私がスケールを吹いていると、先生が何を考えたのか、やおらフルートを持ち出して、私と一緒にスケールを吹くじゃないですか? そんな事始めてだったし、先生、グイグイ引っ張るようにスケール吹くし、なんかドギマギしてアップアップになるし、なんかちょっと我を見失っちゃたみたいで、つまらないところでミスブローして落ちちゃうし、落ちたらアセアセしているうちに、先生に叱られるし…いやあ、ダメでした。ボロボロ。

 おまけに、私は92ページの楽譜を見ながら吹いていたのだけれど、Ges-durの場合、92ページ通りではなく、最高音を含んだフレーズの部分が増え、最低音の部分が減っているんだよね。それは元々の87ページには書いてあるけれど、私は92ページを見ながら吹いていたから、そこに気づかずにいて、注意されてしまったけれど、いきなりにはすぐに対応できない私なので、そこでもアタフタしてしまいました。いやあ、焦る焦る。

 プチ・エチュードは1番です。こちらも割と頑張って練習してきましたよ。さあ、吹こうと身構えたら「スケールとアルペジオ!」って言われました。そうそう、プチになったら、まず最初に、その曲の調のスケールとアルペジオを吹くんですよね、すっかり忘れてた(汗)。とにかく、やってみました。スケールは…ハ長調なのに、指が勝手に#やらbやらをつけちゃってワヤくちゃでした。この状態のまま、曲を吹いていたら、大変な事になってたかも。最初にスケールとアルペジオを吹くのは、大切かもね。

 しかしながら、それはさておき、家では結構吹けていたと思っていたプチの1番だったので、自信持って吹き始めたら、割と早い段階でダメが出ました。それは「きちんと、アーティキュレーション・ブレスをしなさい」って事でした。

 私はアーティキュレーション・ブレスを取るべきところをスルーして、その分、ブレス記号のところでたっぷりブレスをして吹いているのですが、それではいかにもな、初心者っぽい吹き方なので、止めるように言われました。

 ブレス記号は確かにブレスをする記号だから、そこでブレスをしてもいいのだけれど、だから言って、ブレス記号はブレスをする箇所を示しているだけの記号なので、そこで音楽を切っていいってわけでも無いし、休憩を取っていい箇所ってわけでもないのです。だから、たとえ楽譜にブレス記号が書かれていても、ブレス記号のない箇所と同じように演奏しないといけないってわけで…つまり、ブレスは素早く目立たせないようにしなさいって事です。

 でも、それだけでは息が足りなかったり、十分でなかったり、余裕がなかったりするわけで、それを避けるために、アーティキュレーション・ブレスを取りなさいって事なんです。

 アーティキュレーション・ブレスってのは、アーティキュレーション通りに演奏すると、黙っていても息が自然と入ってくるので、その入ってきた息をブレスとして活用するやり方なんです。具体的に書くと、スラーとスタッカートの間は、どうしても息が一瞬切れるので、そこはどうしたって息がカラダに入ってくるわけで、だからそこをブレスとして活用しないとマズイでしょって事です。

 確かに、スラーの後って、音が消えるように吹くから、口内は陰圧だし、スタッカートは発音前に一瞬息を溜めるから、時間的な余裕があるっちゃあ、あるわけで、陰圧で時間的な余裕があったら、自然と息が入ってきて…って事なんです。

 これを無意識で出来るようになるのが、上達した笛吹きって奴なんでしょうね。ガンバロ。

 それと、大方指は良いのですが、臨時記号のところは、ちょっといっぱいいっぱいで指が怪しいのが…先生にはバレバレでした。そのあたりをもう少し練習しておくように言われました。って、わけで、不合格でした。

 本日の雑談は…すとん先生による「スマートフォン講座」でした(笑)。だって、H先生ときたら、いきなり「なんか最近、世間が騒がしいのだけれど、スマホとiPhoneって、どう違うの?」とか聞いてくるわけですからね。

 ちなみに先生ご自身はガラケーな人だし、パソコンは使うけれど、設定などはお弟子さんに任せている人なので、こういう無駄知識系は、興味はあっても、ちっともご存じないんです。かと言って、周りの人に尋ねても、自分同様に知らない/分からないか、知っていても先生に分かるように説明できない人たちばかりなので、私に質問してきたようです。

 まあ、私、無駄知識なら豊富にあるし、人にモノを教えるの、得意だからね(笑)。

 なので『iPhoneとスマートフォンの違い』『なぜ今、世間ではスマホの話題で持ちきりなのか?』『スマホの魅力とは?』『ガラケーって本当にダメなのか?』『ガラケーで取った写真をパソコンで印刷するには、どうしたらよいのか?』『メモリカードとクラウドの違いとは?』などと、説明しやすい定番のネタから、結構込み入った手順の面倒くさい話まで、先生の質問に応じて解説してきました。

 解説大好きすとんさんでした。

 それにしても、私のレッスンって、レッスンしてもらっている時間よりも、明らかに、レッスン後の雑談の方が時間的に長いんだよねえ~(笑)。まあ、私が一番最後の生徒さんなので、後ろの時間に余裕があるとは言え…でも、楽しいから雑談は止められないね。

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コメント

  1. めいぷる より:

    (´▽`*)アハハ…我師匠と同じ質問してますね。
    2年前位前に全く同じ質問された師匠ですが、現在アンドロイドユーザーです。
    進歩したもんだっ! ←失礼な。。。(^。^;)

    片や師匠の大学同僚には、発売当日にiPhone5sを手に入れたツワモノもいらっしゃいます。

  2. だりあ より:

    こんにちは。
    >『iPhoneとスマートフォンの違い』『なぜ今、世間ではスマホの話題で持ちきりなのか?』『スマホの魅力とは?』『ガラケーって本当にダメなのか?』『ガラケーで取った写真をパソコンで印刷するには、どうしたらよいのか?』

    わわっ、じぇじぇっ。知らないことばっかりです。
    私もガラケー、っていうんですか、あの二つ折りの携帯も敬遠していましたが、何年か前にどうしても持たざるをえなくなり手にした初携帯がドコモのらくらくホン・・・、やっと、とどこおりなく使えるようになったわ、しめしめこれで人並みに・・・・と思ったら世間がスマホスマホって騒ぎだして落ち着かないのです。

    この『 』の中のこと、できましたらお時間のあるときにでもテーマにしてとりあげていただけたらうれしいな、ぜひ教えてくださいませ<(_ _)>。

  3. すとん より:

    めいぷるさん

     スマホ分からなくても、フルートがきちんと吹ければ、彼らは生きていけますからね。スマホの事、知らなくても、問題ナシですって。

    >発売当日にiPhone5sを手に入れたツワモノもいらっしゃいます。

     本当にツワモノですね。私は、iOSの無料バージョンアップですから拒否っている人です。いやあ、人柱にはなりたくないので、熟成して枯れるのを待っています。

  4. すとん より:

    だりあさん

     では、その件につきましては、今月の“落ち穂拾い”で取り上げる事にします。

    >初携帯がドコモのらくらくホン・・・、やっと、とどこおりなく使えるようになったわ、

     らくらくホンはいいですね。私なんて、iPhoneよりもらくらくホンの方がいいかも。少なくとも、使いこなしている感なら、らくらくホンの方が感じるかもしれない。iPhoneって、その機能のすべてを使いこなすのは簡単じゃないって思います。

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