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クーラー壊れて考えたこと[2013年8月第4週・通算26週]

体重:107.8kg[+-0.0kg:-4.4kg]
体脂肪率:30.8%[+0.4%:-0.2%]
BMI:34.0[+-0.0:-1.4]
体脂肪質量:33.2kg[+0.4kg:-1.6kg]
腹囲:106.0cm[+-0.0cm:-3.0cm]
     [先週との差:2013年当初との差]

 やっと新しいクーラーの取付工事が終了し、我が書斎も涼しくなりました。これで熱中症の危険は大きく下がったわけです、良かった良かった。

 よくお年寄りが言う事の一つに「昔はクーラーなど無くても平気だった。今の若い人たちはワガママだ」というセリフがあります。まあ、確かに昔はクーラーなど贅沢品だったし、多くのウチにはクーラーなど無く、扇風機やウチワで夏が過ごせていました。

 でもね、私が子供の頃は、いくら暑いと言っても、気温が30度を越える事はマレで、30度を越えると、大人たちが大騒ぎしていました。と言う事は、あの頃の夏の気温は、真夏でも30度をちょっと下回る温度、つまりは27度とか、28度とかの日が多かったんだろうと思います。

 ちなみに、今、我が書斎の室温は28度です。もちろん、除湿も同時にしていますから、かなり快適ですが、これが私の子供の頃の真夏の昼間の気温と同じと思うと…今の気温って、絶対変でしょ?

 昨今では最高気温が40度を越える地域もあるとか? 40度と言えば、体温よりも高いわけだし、風呂のお湯と同じ温度だよ。

 なので「昔はクーラーなど無くても平気だった。今の若い人たちはワガママだ」と言うお年寄りには「昔と同じ気温なら、今だってクーラーなんかつけないよ」と、心の中で反論しています。まあ、なぜ“心の中”なのかと言うと…実際に声に出して反論して、お年寄りたちを不快にさせる必要ないからね。

 とまあ、グチはそれくらいにして(笑)、ここ数日、クーラーの無い部屋で数時間過ごすと言う体験をしてきた私です。

 正直、暑さと言うのは感覚なので、慣れます(笑)。クーラーの無い書斎に入ると、最初こそは「暑い暑い暑い…死んでしまうかもしれない(涙)」とグチっていても、そこに30分もいると、いつしか暑さに慣れて、案外暑さに平気になってしまいます。

 でも、感覚は慣れても、カラダは一生懸命に暑さに対処しているわけで、無意識のうちに、汗をダラダラかいているわけです。「お、ヤバッ」と気づいて、冷たいお茶などを飲み始めると、あっと言う間に2リットルぐらいはスルっとカラダに入ってしまいます。つまり、それくらい、水分が足りなかったわけです。

 そう言えば、数年前の夏、沖縄旅行をした時、沖縄の外を歩いていても全然暑くなく、一日快適に活動して、ホテルに戻ってサンピン茶を飲み始めたら、一気に2リットルのペットボトルを3本ほど一気飲みしちゃった事を思い出します。あの時は自分でも驚きました。飲み始めたら、ほんと、止まらなかったんですよ。

 きっと沖縄の夏って、本当に温度が高くて、でも湿度が低いから、たぶん汗をかいても、かいたそばから汗が蒸発してしまい、水分が抜けてしまった事に気づかなかったんだなって思いました。

 ま、湘南は沖縄ほどは暑くないし、第一、湿度はウンと高いので、汗はかいたそばから滴り落ちるので、水分が失われた事を自覚できるのですが、それでも、水分不足に気づいて飲み始めれば、ペットボトルの一気飲みですよ。こりゃあ、かなりヤバイです。

 私はデブだし、日頃から汗をかいてる人なので、常日頃から汗腺のクチが開きっぱなしなので、ちょっと暑くなっただけでも、すぐに汗をかいてしまう、いわば“水冷式”の人間なのですが、世の中には、あまり汗をかかない“空冷式”の人がいるんですよね。おそらく、汗腺があまり活発に働かないタイプの人なんでしょうね。私から見ればうらやましい限りですが、空冷式って水冷式よりも熱効率が悪いんですよ。うまく体内の熱を逃がす事ができず、熱がカラダにたまりやすいと思います。

 と言うのも私の場合、クーラーの無い部屋にいると、最初こそは、暑くて暑くて、汗をダラダラかいていますが、やがて汗の出が悪くなり(水分が不足し始めたのでしょう)、そうなると、今度は我が身が発熱してくるんですね。ムンムン熱を発するんです。水分が無くなって、水冷式から空冷式にカラダの冷却システムが切り替わります。

 パソコン作業に夢中になって、暑い部屋で水分も取らずにいて、ちょうどカラダの冷却システムが空冷式に切り替わった時に、妻が私のそばを通りかかって「あなた、カラダから熱が出ているよ~!」と言って、ビックリした事があります。

 言われて、ふと我に返った時に、一瞬、クラっと来ました。ああ、かなり熱にやられてる…って気づきました。

 どうも、空冷式では真夏の暑さを乗り切れるほどの熱交換はできないのかもしれません。

 昨今、熱中症で倒れるお年寄りが増えたと報道されますが、これって(元々の方もいらっしゃるだろうし、私のように水分不足で水冷式からシフトして)空冷式になった人で、昔からの生活感覚でクーラーつけずに生活していて、自分のカラダから放熱している事にも、水分が抜けた事にも気がつかないまま、命のレッドゾーンに突入して、熱中症になってしまうからなんでしょうね。

 我々日本人は、元来、長いこと、気候のおだやかな温帯地方に生活していた民族です。決して熱帯地方で暮らしていた民族ではないので、DNA的な暑さ対策なんて未装備なんですよ。だから、暑さ対策が不十分なまま、自分を過信して生活していると、命取りになるのだと思います。

 21世紀の日本、少なくともヒートアイランド現象に苦しむ都市生活者には、クーラーは真夏の必需品と言えるでしょう。

 それにしても、私は巨体です。つまり容積に対して表面積が小さめです。つまりこれは、熱交換フィルタの面積が小さくて熱交換の効率が悪いという事を意味しています。ですから、運動して、自分の体内が高温になってしまうと、うまく排熱できず、すぐに汗をかいて強制的に排熱せざるをえないわけです。これがデブが夏に弱い理由です。しかし逆にじっとしていれば、気温に左右されづらく、穏やかに外気との熱交換ができるという側面もあります。だから(パソコン作業なんて、じっとしているも同然ですから)すぐに部屋の暑さに慣れてしまうのでしょう。

 一方、子どもや女性は、カラダが小さめです。つまり容積に対して表面積が大きめで、熱交換の効率がいいわけです。特に夏場の女性は薄着の方が多いですから、男性と比べれば、よほど上手に熱交換を行えます。いや、上手に行えすぎて、クーラーのきいた部屋に行けば、熱を奪われすぎて体調を崩す…のかもしれません。特に体内で熱をあまり発生させない人はそうなのかもしれません。

 子どもは成長途中にありますので、じっとしていてもバンバン熱を発生させながら生きています。だからクーラー大好き。また、女性でもスポーツをたしなむ人は、筋肉がありますので(人間のカラダの中で最大の熱発生装置は筋肉なんです)体表から熱が奪われても、それを体熱をどんどん補う事ができるわけで、クーラーに苦手意識が少なかったりします。

 とは言え、カラダの小ささはいかんともできないので、成人男性と比べれば、それでもやはり冷房には弱いわけです。ってか、成人男性、とりわけ、デブ親父は、クーラー大好き好き好き人間ですよね。

 あんまり暑いと、アイスクリームはあまり食べたくなくなります。いや、冷たいものは食べたいので、アイスクリームよりも、ついつい氷菓、つまり、かき氷やシャーベット、アイスバー、アイスキャンディーなどに手が伸びますし、両方が混ざったもの(シェイクやスムージー)だと、もっとうれしいです。

 …が、結局、夏は何と言っても、冷水や冷茶が一番美味しいです。

 クーラーが無い部屋では、冷たい水が、なによりのご馳走でした。

 あと、海水浴に行くと、冷気が体内に蓄積されるのでしょうか? かなり長い時間、暑さが平気になります。面白いですね。

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コメント

  1. 椎茸 より:

    わたくし、先週金沢に旅行に行ってきたのですが、すごーく晴れた日、気温が35度くらいになり、兼六園を歩きながら汗がポタポタと垂れるような状態でした。
    そんなとき、飲みものでも買おうかと立ち寄った茶店で、つい我慢できずにかき氷をいただきました。
    いやー 感動的なおいしさでした。普段はかき氷なんて食べないんですけどね。とにかくおいしかったです!

  2. すとん より:

    椎茸さん

     かき氷、いいですね。そう言えば、私は今年、まだかき氷食べてません(汗)。昔ながらの機械でフワフワに削られた氷に蜜をたっぷり垂らした奴はたまりません。でも、そういうかき氷は、なかなか売っている場面と出くわさないんですよね。で、たまにお祭りなんかで見かけても、その時はそこまで暑さを感じていないと、別のモノに行ったりして、なかなかかき氷って食べるチャンスがないんです。

     汗ダラダラでかき氷、ちょっぴり、うらやましいです。

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