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私は喘息持ちです[2015年2月第3週・通算3週]

体重:109.6kg[-1.6kg:-5.3kg]
体脂肪率:32.1%[-0.8%:-1.2%]
BMI:34.6[-0.5:-1.8]
体脂肪質量:35.2kg[-1.4kg:-3.2kg]
腹囲:110.2cm[-1.1cm:-4.8cm]
     [前回との差:2015年当初との差]

 私は喘息持ちです。とは言え、普段から喘息で困っているわけではありません。まあ、普段は、多少、息がひゅーひゅーする事はありますが、そんな時は、ピークフローメーターを用いて、喘息の程度を確認するようにしています。私の場合は、喘息と言っても軽度なので、発作さえ起きなければ、日常生活は全然平気だったりします。ですから、多少調子が悪くても、色々と自重してやり過ごしていれば、やがて平常に戻りますので、今は調子が悪いのかどうかを客観的に把握するために、ピークフローメーターを使ってます。

 私の場合、問題なのは、風邪なんですよ。風邪をひくと、たいてい喘息を誘発してしまい、風邪は治っても、喘息でいつまでも苦しむという事になりがちです。

 大体、風邪と喘息は全く違う病気なので、いくら風邪薬を飲んでも、喘息はよくならないんです。それに、風邪は3日も寝ていれば、たいていは自己治癒力とやらで治りますが、喘息はそうはいきません。喘息はアレルギー性の病気ですから、放っておいても治るわけではなく、むしろ放置しておくと悪化し、慢性化してしまうので、やっかいです。

 風邪なら家で寝て治しますが、喘息の場合は医者に行って薬をもらって治す事になります。

 問題は、普通に働いていると、医者にはなかなか行けないって事です。

 それでも以前は、職場の近くの病院をかかりつけにしていたので、仕事の合間に病院に行くことができたのですが、今は、その病院との20年来のお付き合いをやめてしまって、行くべき医者がないし、仕事自体が忙しくなってしまったので、本当に病院に行けなくなってしまいました。

 なぜ、その20年来のお付き合いの病院をやめてしまったのかと言うと、色々と小さな不信感が積もり積もった結果なんですが、決定的だったのは、喘息の発作が起きて苦しかったので病院に行ったら「そんな重い症状の病気なんて、ウチじゃ面倒みれないから、ヨソに行ってくれ」と追い返されたことです(マジな話なんですよ、これ、マジ)。せめて、緊急の対応として、吸引の一つでもしてから、他の病院への紹介状でも書いてくれれば良いのだけれど、それも無しで、追い出されるようにして放り出されたのです。こちらは調子が悪いので、何も言えずに、仕方なく別の病院(当然、初めての病院です)に行って、吸引をしてもらって、落ち着いたわけです。

 そこらへんの顛末については、以前「病院に診察をことわられた(笑)」に書いたので、よかったら読んでみてください。

 とりあえず、今現在の私は、ちゃんとした“かかりつけ”と呼べる病院がない状態なんですよ。で、困っております(でも、病院に行っていないわけではなく、単純に“かかりつけ”と言えるような関係にある病院がないって事です)。

 何が困っているのかと言うと、喘息患者って、調子が良い時は、まるっきり普通の人なんです。普通に仕事をして、普通に生活をしているわけです。で、一旦、調子が悪くなると、本当にひどくて、なかなか病院に行く元気もなければ、病院に行こうという気すらなくなってしまうのです。で、ちょっと体調が持ち直して、症状はゲホゲホ言う咳と息苦しさぐらいになってしまうと、頑張って仕事に行っちゃって、病院に行っている暇がなかったりします。

 たぶん、これをズルズルやっていると、慢性化してしまうんだろうなあって思います。慢性化してしまえば、調子の悪いのが日常となり、でも日々の生活はしないわけにはいかないので、無理に無理を重ねて働いているうちに、ある時大発作を起こして、呼吸困難となり窒息してしまい、救急車騒ぎになって…場合によっては、そのまま天に召されてしまったりするわけです。やばいね。

 幸いなことに、私の喘息が長いこと慢性化しなかったのは、幸い、かかりつけの病院が職場の近くだったので、仕事の合間に病院に行けたからです。でも、今はそんな事はできないのです。で、結局、病院に行かない事が増えてしまいました。

 さあ、どうする。さあ、どうする。

 喘息の治療と言っても、私は元々、最近流行りのステロイド系の予防目的の薬はやってません。これらの治療の副作用である『声が枯れやすくなる』『声が出づらくなる』を恐れているんですね。ですから、私は喘息になっても、気管支拡張剤を使用するという対処療法で乗り切ってきました。逆に言えば、喘息になっても、気管支拡張剤さえあれば、なんとか乗り切れるんですね(喘息と言っても、その程度の喘息なんです)。

 以前は、気管支拡張剤として、テオロングをもらっていました。テオロングというのは、テオドールのジェネリック製剤だそうですが、本家のテオドールよりも高価なジェネリックとして有名な薬なんだそうです。んん? だったら、安いオリジナルのテオドールをくれればいいのに、なぜ、わざわざ高価なジェネリックだったんだろ?

 それはともかく、テオロングにせよ、テオドールにせよ、医師の処方箋がないと購入できない薬です。つまり、薬局に行っても「テオロングください」と言っても、簡単に買えるわけではないのです。

 じゃあ、薬局に行って、喘息の薬は手に入らないのかと言うと、そうでもないんです。要は、気管支を広げて呼吸を楽にして、せきをしずめ、たんの排出を促してくれれば、役目としては十分だからです。

 と言うわけで、喘息の時に飲む薬のジャンルとしては、いわゆる咳止めになります。「喘息が出始めた?」くらいの軽症なら、これらでもなんとかなります。



 これらの薬は、薬局で普通に売っている薬ですから、お医者さんの処方箋がなくても購入できますので、急場を凌ぎにはなります。もっとも、お医者さんの処方箋がないと買えないタイプの薬と比べると、だいぶ効能は落ちるようですが、だからと言って、素人判断で多めに飲んではいけません。必ず、用法用量は守ることね。

 と言うのも、これらの薬は、乱用者が多いため、厚労省の指導で、一人に一瓶ずつの購入しか認められていないという、市販薬にしては、結構ヤバイ系の薬たちなので、本当に気をつける事が大切です。で、どうヤバイのかと言うと、これらの薬の中には、体内に入ると覚醒剤っぽい効果のある成分がドドーンと入っているだそうです…ってか、そういう成分が入ってないと咳は止まらないと言うか、とりあえず副作用に注意しながら服用しないといけないってタイプの薬のようです。

 だから、私は紹介はするけれど、他人には薦めないよ。私自身も、これらの薬を積極的に服用したいと思わないもの。今回の記事を書いてアップしたのも、自分でこれらの情報を調べたので備忘録としてアップしただけです。だって、情報をブログにアップしておけば、後でその情報を探る時に検索をかければ、容易に取り出せるでしょ? そういうために、今回の記事をアップしているのです。

 なので、喘息の症状が出たら、病院に行くことを薦めます。でも、現役世代の人間が気軽に病院にいけない事も事実です。実際、私自身、病院にはなかなか行けない状況にあるんだもの。あと、地域によっては、無医村…は言い過ぎだけれど、近所に病院がないって地域もあるでしょ? そういう人たちも、なかなか病院には行きづらいよね。

 じゃあ、どーするかと言えば、そのための薬局なんだし、そのための市販薬なんだよね。

 だから、市販薬って大切だと思います。でも、あくまでも急場しのぎであって、本格的に治療目的では使えないと思います。生兵法ケガのもと…素人判断で薬を飲む事は、本当に危険だし、効果的とも言えません。でもね、忙しいけれど、体調が悪くなったら、自分はどうするかと考えると…ううむ、やっぱり市販薬に頼っちゃうかも…。喘息の発作が起きた時に備えて、いずれは手元に備えておくかもなあ…。

 まあ、ある物は有効利用しないとね。でも、最後は自己責任なんだからね。そこんとこ、よろしく。

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コメント

  1. operazanokaijinnokaijin より:

    私も大昔、コンタクトレンズで大失敗して、
    目が猛烈に痛くなって、小さな眼科医院に駆けこんだら、
    お医者様曰く「大変だ、(隣町の大きな)病院に行ってくれ。」と。

    親知らず4本の内、上の2本は近所の歯科医院で取ってもらいましたが、
    下の2本の時は「紹介状を書くので、大学病院に行ってくれ。」と。

    小医院と大病院とでは、役割分担が違う、異なる、と言うか、
    住み分けている、というか。
    ビジネスの世界でも、中小企業と大企業とは、役割分担が違う、異なる、と、
    同じような、うーん、お医者の話は別かしら?

    全く無関係ですが、曽野綾子さんが問題コラムを執筆して、問題となっていて、
    (これはこれで、すとん様にご見解をお聞きしたいのですが。)
    曽野綾子さんを、ウィキで調べていて、びっくりしたのは、
    「2次方程式などは社会に出て何の役にも立たないので、
    このようなものは(学校教育から)追放すべきだ。」と言っていたそうで。

    2次方程式と無縁の方が世の中にはたくさんいるでしょうが、
    大企業のサラリーマン、EVAとか、CAPMとか、といったファイナンス概念に
    追っかけられていて、2次方程式が背景にあるのですが。

    ああ、何が言いたいかというと、世の中に色々な組織、会社、医院、病院があって、
    それぞれ、役割が違い、異なり、必要とされる知識も異なりますので、
    1つの価値観で世の中全体を語ってはいけないな、ということです。

    ああ、とりとめなく書いてしまう私を、
    すとん様、どうか、そっと叱ってください。

    おしまい

  2. chako より:

    お大事にしてくださいね
    小児喘息経験あるので苦しさわかります

    今は喘息症状別出ないですが体調崩すと腎機能低下している分、胸水、腹水で肺水腫起こして呼吸困難に近くなります
    更に慢性腎不全だと薬も限られるので、かかりつけの透析病院でしか処方して貰えないです

    お身体大切に(o^^o)

  3. すとん より:

    operazanokaijinnokaijinさん

     病院の件、おっしゃる事はもっともですが、私の場合は違います。だって、追い出された私が行ったのは、大病院ではなく、普通の診療所レベルの病院でした。つまり、普通の町の診療所で手当ができる程度の症状だったと言う事と「大きな病院へ行ってくれ」ではなく「ヨソへ行け」だったんです。そのくせ、本当にヨソの病院に行って、後日、その事を報告したら、すごく機嫌が悪くなって当たり散らされたんです。わけわかんないでしょ?

    >曽野綾子さんが問題コラムを執筆して、問題となっていて

     総論賛成、各論反対かな? 『足りない労働力を移民で補う』とか『日本語能力や高い学歴を必要としない仕事は移民に任せろ』とか『他民族の心情や文化を理解するのは難しいし、そのために生じるトラブルは回避するべきだ』などの基本的な考え方は賛成。でも、介護の仕事は移民にできるのかは疑問だな? たぶん無理じゃない? 例としてあげるなら、別の職業の方が良かったんじゃないかな?

     とは言え、移民の受け入れと、その労働環境の整備は急務だと思う。とにかく、日本には移民法の類がないのだから、そのための立法は必要だと思う。もっとも、移民法を作るには、憲法の改正が必要となるから、移民法を作るのが難しいんだよね。そこをどうするべきかという問題をすっ飛ばして、移民の話をするのは、どうかと思う。

     また、世間で話題になっているアパルトヘイトうんぬんは、脇が甘いとしか言えない。言いたい事はよく分かるし、その通りだと思うけれど、言葉ってのはひとり歩きするし、全体をよく読まずに、部分だけを取り上げて火病る人も大勢いるわけだ。アバルトヘイトではなく、中華街あたりを例として出せば問題なかったと思う。つまり、地域と共存している外国人/移民住居地区だね。

     それと自分の立場が分かっていないのも痛いなあ。彼女がただの作家だったら、今回のコラムだって素通りされているだろうけれど、彼女は安倍総理直属の教育再生実行会議のメンバーだよ。つまりは安倍総理のブレーンの一人なわけだ。そんな彼女がスキだらけの文章を書いたら、そりゃあ反日な方々から猛抗議を受けるのは当たり前だよ。

     そうでなくても、ISILによる日本人殺害事件があったにも関わらず、安倍政権の支持率は下がらずに反日勢力がイライラしているのに、彼らに恰好の燃料を投下するなんて…。政府関係者としては、ちょっとダメすぎるでしょ。

    >「2次方程式などは社会に出て何の役にも立たないので、

     不明な二つの要素の関係を見出して、その不明な二つの要素の正体を類推する…というのが2次方程式でしょ。別にこれは数学に関係した話ではなく、日常生活の中に数多くあるよ。ビジネスうんぬんまで言わなくても、例えば「気温と湿度」とか「塩かげんとダシかげん」とか「犯人と証拠」とか「誰をレギュラーに入れて、誰を控え選手にするべきか」とかね。

     世の中は、たくさんの要素から成り立っているわけで、色々と変化する条件を満たしながら、物事を判断しないといけないのが当たり前。2次方程式の解法を知り、その考え方を日常生活での様々な判断に用いることができるようになる事は、その人の教養レベルを上げる事につながると思うよ。

    >1つの価値観で世の中全体を語ってはいけないな、ということです

     まさにその通り。

  4. すとん より:

    chakoさん

     ご心配おかけして申し訳ない。

     腎不全ですか…それは日々大変ですね。人間、カラダのどの部分を傷めても、生活に支障が生じますが、その中でもとりわけ腎臓は、調子が悪くなると、生活に大きなダメージを与える臓器だと思います。

     一病息災とは言いますし、私もその通りだと思いますが、問題は“一病”の重篤度ですね。たまに厄介な事になるぐらいの“一病”なら仕方ないですが、日常生活の質を下げるほどの大きな影響力のある“一病”は、ちょっと悲しすぎます。

     お大事にしてください。

  5. YOSHIE より:

    こんにちわ。
    もう二月も半ばすぎですね。ことよろも間延びしすぎましたが、ちょっと横レスで、曽野さんの発言なのですが、この方かなりヒネクレテて言葉通りとったらいけないというか、
    二次方程式の話なんかも自分が「なくてもいい!」と言う事で「なぬー!!微分積分だってキッチリやるべきだろー!怒!」的な議論が盛り上がることを見て「やったね!」とほくそ笑むような方です。でもなぜか曽野さん叩きになるのが日本人。
    今回ももしかしたら「大家族主義で騒がしいのは迷惑に思う人もいるんだな」という議論を望んでいたのかなー?と少し思います。
    各国に移民をしていく人達が定住先で「郷に入っては郷に従う」ということを自発的にやってくれれば「居住区を分けなくてもいい」という事を遠回しに発言しているのかなぁ、と思ったりもします。
    曽野さんのエッセイは意地悪で「クソババ的」なのですが、「世の中甘くない」が凝縮されてて結構叩き台みたいな方なんですよね。
    一緒に住んでたら嫌だろうな、、、(笑)と。

    すとんさんかなりお疲れの御様子、御自愛下さいませ。

  6. YOSHIE より:

    私が書いた内容でoperazanokaijinokaijin様が気分を害されたら申し訳ないです。それでも曽野さんは「議論を喚起したつもりはないわー」とすっとぼける方でもあります。
    どうもすみませんでした。

  7. すとん より:

    YOSHIEさん

     私、曽野綾子はもちろん、小説、エッセイともに何本かは読んでますが、そんなに深く読み込んだ事はないのですが、要するにこの方“クソババア”なんですね。だとしたら、そんなクソババの垂らした釣り糸に、多くの人が釣れたわけで、豊漁だったんですね。なるほど。おぉ、危ない。あやうく私も釣られるところだった。

     今日は、仕事の関係で、プロ市民の方とお話をするチャンスがあったのですが、曽野サンの事を怒り狂ってましたね。差別主義者だー!とね。返す刀で総理の悪口も垂れ流してましたが…。人の立場はそれぞれですから、何を言っても良いっちゃあ良いのですが、他人の悪口は、言っている方は気持ち良いのでしょうが、聞かされている方はたまりません。こっちの心まで汚れちまいそうな気分になります。この点に関しては、左翼も右翼も関係ないです。

    >一緒に住んでたら嫌だろうな、、、(笑)と。

     ははは…絵に描いたような鬼姑って奴でしょうか。

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