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やっぱりアマチュアの演奏団体っていいなあ…

 行ってみたいと思いつつ、なかなかチャンスが無かった某音楽ホールに行ってみました。そこは我が家から徒歩10分ぐらいの場所にある音楽ホールで、なかなか著名な演奏家さんも利用するクラシック系民間音楽ホールなのです。

 行ってみた感想は…こじんまりとしていて良いです。ホールの床はフラットな作りなので、舞台の広さをどれくらい取るかで、客席数は変わります。押し込めば100席可能でしょうが、現実的な線で行けば、60~70席ぐらいかな? 今回は65席でした。天井もステージ側はそれなりの高さがあるので、ピアノやフルート、ヴァイオリンソロ、あるいは室内楽にピッタリと言った感じです。声楽も、歌曲コンサートなんかはいい感じかもしれません。まだ新しくきれいなホールでした。ちなみに、ピアノはスタンウェイのグランドです。

 演奏していたのは、地元の小さなアマチュア合唱団です。それこそ、地元の音楽サークル連盟にも登録していないような、出来立ての若々しい団体さんでした。もちろん、知った顔が、そこにいるから見に行ったわけなんですが…。

 小さな団体だし、決して声に力があるメンバーではなく、市民会館あたりの小ホールで演奏したら…たぶん撃沈してしまうタイプの団体さんなんですが、今回のホールは響きが良いし、ほどほどの広さ[狭さ]なので、彼女たちにはふさわしい会場だったと思います。無理のない発声できれいな音楽を聞かせてくれました。ひと言、苦言を呈するなら、デュナーミクの幅が少なかったかな? fも物足りなかったけれど、pをもっともっとpらしい音量で演奏すれば、格段に音楽表現の力が増す事でしょう…なんて、上から目線的なモノイイでごめんなさい。でも、そこが気になりました。

 取り上げた曲も、本格的な合唱組曲あり、ミュージカル曲あり、ジブリソングあり、ポピュラー曲やJ-POPありと、いい感じの選曲でした。自分たちの歌いたい歌も歌い、お客さんに喜ばれる曲もしっかりとプログラムに入れるあたりは、大人の選曲ですね。指導者や団長さんのセンスの良さがうかがわれます。多くのアマチュア演奏団体では、自分たちが演奏したい曲ばかりを並べ、お客さんを置いてけぼりにしてしまうプログラムを組んでしまう団体も少なくないのです。それが悪いとは申しませんが、客の立場からすれば「もう少し、聞いて楽しい曲を入れてほしいなあ…」と思わないわけではありません。

 今回、聞いた曲の中では、ジブリソングの「君をのせて」が良かったです。「天空の城ラピュタ」の主題歌、つまりアニソンなんですが、アニソンとは言え、久石譲はあなどれませんね。オリジナル歌手は女性だし、今回は女性コーラスで聞いたのですが、歌詞の内容は男性視線の歌ですね。おそらく、主人公であるパズーの視線で書かれた歌詞じゃないかな? ならば、この曲、テノールで歌ったらおもしろそうじゃないかな? そう思いました。だって、ヒーローの歌は、やっぱりテノール向きでしょ(笑)。

 そこで、コンサート帰りに近所の楽譜に行って、譜面を漁ってみましたが、どれもこれもキーが低い(汗)。最高音がEとかEsではねえ…。ちなみに原曲はbが6つの変ホ短調で最高音がEsのようです。さすがにbが6つもあると演奏しづらいので、半音上げて#一つにしたホ短調(こちらは最高音がEです)にした楽譜もたくさんありました。とりあえず、ホ短調版の楽譜を購入しましたので、そのうちちょっと練習して、レパートリーに入れておきたいなあって思いました。だって、ジブリソングの一つぐらい、レパートリーにあっても悪くないでしょ? ちなみに「君をのせて」って、こんな曲です。

 この曲には“Carrying you”という英語バージョンもあるそうです。世界中で歌われている曲なんだね~。

 それにしても、アマチュアの演奏団体っていいですね。楽しそう。落ち着いたら、私もまた、アマチュア演奏団体を立ち上げてみようかな? なに、ノウハウは持っているし、ピアニストや指導者のアテがないわけじゃないです。問題は、団員集めだね。気のいい人たちを10名程度集める事ができたら、団を立ち上げる事ができるわけで、まあ、焦らないで人脈を広げて行きましょう。焦らずとも、いずれ時が来れば、きっと音楽の神様が人を集めてくださるでしょうから、それまでは雌伏して力を蓄えておけば良いのだと思ってます。

 なあに、前を向いて歩いてれば、いずれ何とかなるでしょ。犬だって、歩けば棒に当たるわけだしね(笑)。

 それにしても、私は本来的には女声合唱団の演奏ってキライ(ごめん)なんだけれど、今回の団体さんは、とても気に入りました。たぶん、発声が柔らかくて素直な点が良かったのかな? 頭声を強調した発声はソロ歌手ならともかく、アマチュア合唱団では、よほどうまく倍音のピッチまで合わせた演奏にしないと聞き苦しい…というのが本音です。フワッとした、息を多く交えた発声は、ボリューム不足になってしまうキライもありますが、小さな会場で聞く分には、優しい感じで耳あたりが良いので、私は好きです。

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コメント

  1. 游鯉 より:

    すとんさん、こんにちは。

    「君をのせて」
    >>世界中で歌われている曲なんだね~。

    人気ありますよね。
    私は北京にいるのですが、講義を受けている某芸術大学でも学生がピアノでよく遊び弾いてますよ。
    また友人がやってるピアノ教室でも、「これ弾きたい」って楽譜持ってくる子、たまにいます。
    私も二胡でよく遊びい弾いてます(私の専攻は二胡じゃないです…)

    マスターしたら、結構、外国のお客さんとかがいる場合に、いい選曲になりそうですよね。

  2. すとん より:

    游鯉さん、いらっしゃいませ。

     「君をのせて」は中国でも人気なんですか、本当に世界中で愛されている曲なんですね。だいたい、メロディが素敵な曲ですからね。

    >マスターしたら、結構、外国のお客さんとかがいる場合に、いい選曲になりそうですよね。

     歌う分には、さほど難しい箇所は無いんですよ。それほど親しみやすいメロディって言えますね。ちょいちょいと練習しておけば、たぶんOKだと思います。それこそ、アンコールピース用にちょうど良いかも…って考えてます。それにしても、ジブリ映画の曲ってすごいですね、外国のお客さんに受けそうですか? いっちょ気合を入れて、レパートリー化しておきますか!

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