新年の御挨拶を申し上げます。今年も、私ならびに、この「老犬ブログ」をよろしくお願いいたします。
さて、恒例の「新年の抱負」です。まずは、例年どおりに昨年の抱負を検証するところから始めましょう(笑)。ちなみに昨年の元記事はこちらです。
去年の抱負 1)今年こそは、Hi-Cを常用音域にしよう
ダメでした。それでも、一昨年まではFisでアップアップしていたのに、昨年末には慌てることさえなければ、Gまでは確実に行けるようになりました。今は、AisとかAに日々取り組んでいます。元々、ダメもとで掲げた抱負ですからね、実現できなくても仕方ないです。
去年の抱負 2)発表会で「人知れぬ涙」満足がいくように歌いたい
ダメでした。撃沈しました。
去年の抱負 3)歌劇団を色々と充実させたい
歌劇団そのものは前進していると思いますが、昨年は、門下発表会で一回歌っただけで、特に活躍の場はありませんでした。そういう意味では、ちょっと寂しい一年になってしまったかもしれません。
去年の抱負 4)アルテ1巻を終えたい
ダメでした。これもダメもとの抱負でしたからね(笑)。
去年の抱負 5)フルート発表会でクラシック曲を満足がいくように吹きたい
ダメでした…っと言うか、フルート発表会そのものが無くなってしまいました。せっかく、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」を練習していたのですが…。
去年の抱負 6)ヴァイオリンをもう少し続けたい
これはOKです。ま、ペースはだいぶ遅くなっていますが(笑)。
去年の抱負 7)金魚たちの誰もが死ぬことなく、元気な毎日を過ごさせたい
残念ですが、なかなか難しかったです。
去年の抱負 8)今年は95Kgを切りたい
これもダメでした。体重は現状維持がやっとでした。
去年の抱負 9)ブログをもそっと続けるぞ
これはOKでしょう。頑張りましたよ。
去年の抱負 10)家内安全、家族が健康で安心して暮らしていく
これもOKですね。
…と言うわけで、昨年の抱負は、3勝6敗1分けですね。ううむ、抱負的には恵まれなかった一年でした。これ、企業なら、減給対象な出来ですね。ありゃ?
さて、それでは昨年の抱負を踏まえて、今年の私の抱負を公表しましょう。
1)歌い続けていきたい
昨年までは「Hi-Cを常用音域にしよう」なんてぶち上げていましたが、今年は正直、そんな気分ではないです。『今年の年末も歌っていられたらいいかな…』って思ってます。歌は好きだし、声楽もやり続けたいですが、正直、楽しくないし、限界を感じていますし、終わりも見えてます。歌う事自体が辛くなっています。本音で言えば“歌から逃げ出したい”という気持ちも無いわけではありません。
「石の上にも三年」という言葉がありますが、キング先生の元で声楽を始めて、今年で五年になります。三年はとっくに過ぎているわけで「そろそろ歌を辞めてもいいんじゃないの?」という気持ちもないわけじゃないです。
でも、頑張る。たとえ気持ちが歌から離れてしまっても、あと少しの間だけでも、頑張る。人生って、楽しい事ばかりじゃないんだし、楽しくないところをくぐり抜けないと見えない世界だってあるわけだし。とにかく“今日を乗り切って明日につなぐ”…そんな感じかな。その“明日につなぐ”のが365回できたら…今年の年末も、まだ歌っているわけです。
そう思っていますので、今年の抱負は「歌い続けていきたい」です。
2)歌劇団のデビュー公演を成功させる
何をもって成功の定義にするかは難しいところですが、無事に開演でき、団員一同で楽しく打ち上げできたら、それで成功って事にしたいです。それまで、公私ともに色々な課題はありますが、がんばっていきたいと思います。
3)アルテ1巻を終えたい
目標そのものは昨年と同じですが、ちょっと気分は違います。普通のペースで行けば、あと二年かかるアルテを、熱心に取り組んで倍速で仕上げたいと思ってます。つまり“ダメもと”で抱負として掲げているわけじゃないよって事です。
昨年は、正直、先生が変わった事もありますが、フルートよりも声楽に力を注いでしまった一年だったと思います。でも、終わりの見えた声楽に力を入れるのも結構だけれど、まだ成長の可能性のあるフルートに力を注ぐべきではないか…と思わないでもないです。今年は、昨年よりも、少し真面目にフルートに向き合っていこうかなって思ってます。フルートの発表会があれば、ぜひ出演してみたいです。
4)ダンスパーティーで見知らぬ女性と踊りたい
本来なら「舞踏会デビューをしたい」とか書くべきでしょうが、現在のところ、舞踏会からの招待状が届く気配はありません(笑)。
ま、いきなり招待状が来ても、タキシードは持っていますが、燕尾服は持っていない(舞踏会は燕尾服着用がデフォルトです)ので、困ってしまいます。なので、招待状を送ってくださる場合は、私、燕尾服を作らないといけないので、その分の時間的猶予をお与えください…なんてね(笑)。
舞踏会は将来の野望として取っておいて(笑)、今年の抱負としては、近隣のダンスパーティーに参加したいです。つまり『ダンスパーティーに行って、困らない程度のダンステクニックを身に付けたい』ってのが第一目標ってわけです。そして、ダンスパーティーに参加したら、見知らぬ女性に声をかけて、一曲踊ってもらう事で、ミッション・コンプリートとしたいです。ははは、出来るかな? どうかな?
5)ヴァイオリンを続けていきたい
ヴァイオリンは独学ですから、いつでも辞めてしまう危険性があります。「忙しかったから」「時間がなかったから」なんて言い訳は言い訳でしかないです。来年の今頃も細々でもいいので、ヴァイオリンを弾いていられたらいいなあって思ってます。
6)金魚たちの誰もが死ぬことなく、元気な毎日を過ごさせたい
ここのところ、ずっと同じ抱負を掲げていますが、これは本音です。仮にも、縁があって私のところにやって来た子たちですから、幸せに命を全うさせてあげたいです。鬼門は夏の暑さ…なんだよなあ。
7)今年は95Kgを切りたい
これは去年と同じ抱負ですね。去年は達成できなかったですが、今年こそは達成したいです。そのためには、夏の仕事量をうまくコントロールしないといけないのですが…。
8)ブログを続ける
これも去年と同じです。毎日毎日、定期的に記事をアップしてます。ネタは豊富なので、その点では困ってませんが、それを文章化するのに手間取る事があります。文章を書き上げる時間は、さほどかかりませんし、休日や日々のスキマの時間にチョボチョボ書いてますので、普段はさほど大変でもありませんが、それでも仕事が忙しい時期や、プライベートが充実していて、なかなかブログに時間が割けられない時は、ちょっと忙しい思いをする時もあります。
反省としては、最近は、一つ一つのネタが大ネタになり、一つ一つの記事が長文化していて、自分で自分の首を絞めている事があります。私の内面が拡大し、表現欲が増大しているので、やむをえないのですが、それがある一定のラインを越えてしまうと、心がバーストしてしまうので、そうならないように、自分をセーブしながらブログと付き合っていきたいと思ってます。
しかし、ネットのコミュニケーションはTwitterやSNSが主流となり、ブログなどは過去のメディアとなりつつあるのに、それでも愛読する方々が日々少しずつ増えている事には、大変感謝しています。
最近は、自分のブログにかかりっきりになり、皆さん方のブログを訪問しても、なかなかコメントできない事も多いし、新しいブログを見つけに行くにも難渋しています。なんか心苦しいです。
9)家内安全、家族が健康で安心して暮らしていく
これも去年と同じ。平凡だけれど、一番大切な事です。
年は改まり、思いを新たにしても、私の本質は変わりませんから、年頭に掲げる抱負はやはり、昨年と似たようなものにならざるをえません。相も変わらずで、すみません。
しかし、その一方で、毎日の衣食住の心配をせずに、健康で安穏と暮らせる事自体が、恵まれた人生である事を実感し、そういう境遇にある事を感謝しないといけないと思ってます。
我が家は無事に年が越せました。その事に、感謝感謝です。今年も一年、よろしくお願いします。
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コメント
明けましておめでとうございます。
今年の抱負、拝見しました!
私もアルテは今年終えたいと思っています。
すとんさんのブログの継続力には頭が下がります。
今年はちゃんと書こうかな(笑)。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
今年の抱負の中では、ダンスパーティーのが気になりますね。
もしも参加されたら、その時の心理状態とか、状況とか、細かな報告がブログでされるのでしょうか。
楽しみです。
アルテは、達成できるような気がします。もう最終章なんですよね。
私もがんばります。
はい、私はもうずっと前から、新年の抱負は持たないこと、と決めて、年頭所感などは持たず知らんふりを決め込んでおりますです。小学校時代から、「今年の目標」とか掲げてそれ達成できたことなど、ただの一度もないのでもうとっくにあきらめました。持たなきゃ持たないでスッキリしてていいもんですよ。
しかし、一年が過ぎて振り返ると、いろいろとできることが増えてるものですね。
もちろん年齢的な事情でできなくなってることも増えてきますが。たとえばスキーとか、高い山に重いリュックかついでテクテクのぼりとか。
そのてん、楽器はたとえカタツムリの歩みでも進んだあとが、はっきりわかるのでうれしいものですね。あ。すとんさん、歌・・、あきらめないでくださいよ。すとんさんから歌をとったら人生の楽しみが半分以下くらいになっちゃいませんか?
ブログからお察しするご事情を考えてみると、私はキング先生のおっしゃるお考えに近いかもしれないです。すとんさんの澄んだ響きのあるテノールの音色を持ったお声でバリトンの音域におりたら無敵だと思います。すとんさんのお気持ちとは反するかもしれませんが、意欲と絶え間ない努力を盾にして闘えば、年齢の威嚇と攻撃はいくらでもかわせる・・・と思います、っていうか、思いたい、です。
あけましておめでとうございます。
いつもいつも興味深い記事をありがとうございます。
声楽関連の記事は一番PVが少ないと度々書いておられますが、私は声楽関連の記事を一番楽しみにしています。
いつも真面目かつ攻めの姿勢でいるすとんさんの背中を見ながら、自分を奮い立たせているような感じです。
今年もまたよろしくお願いいたします。
kan-nazukiさん、新年おめでとうございます。
アルテ一巻、強敵ですね。でも、そこは一つのマイルストーンだと思います。そこまで行かないと「私はフルートを学びました」と言えないような気がするのです。もちろん、自己満足でしかないのかもしれませんが「私は○○を学びました」と言えるものを、あの世に行くまでにいくつか身に付けていきたいと思ってます。
ある意味、それが私の矜持となるもの、と思ってます。あの世に行くまでに、いくつもの「私は○○を学びました」と言えるものを携えて、出立したいと思ってます。
>すとんさんのブログの継続力には頭が下がります。
実は、日課にしてしまえば、なんという事はありません。それに日々、ネタ探しをしていると、それに伴って、自分の人生の楽しいところ、素晴らしいところを探し出すことができますし、生活思考も深まっていきます。良いことだらけです(笑)。kan-nazukiさんも是非。
アリサさん、新年おめでとうございます
ダンスパーティーと舞踏会は、本来は同じモノなのですが、我が国日本では、別物扱いされています。おもしろいですね。そのあたりの事も、いずれはブログネタにしてみたいと思ってます。
>もしも参加されたら、その時の心理状態とか、状況とか、細かな報告がブログでされるのでしょうか。
もちろんです。ま、その前に、ダンスパーティに参加できるだけの腕前が必要ですから、精進しないといけませんけれどね。ダンスパーティって、パーティと名がついてますが、全然パーティではなくって、かなり踊れないと厳しいんです。その点、舞踏会は、パーティという名前がついてませんが、舞踏は添え物でパーティの方が主役なので、たいして踊れなくてもOKだったりします。言葉のイメージと、その内実が違うんですよ。これもおもしろいですね。
アルテ、頑張りますよ。
だりあさん、新年おめでとうございます
私は怠け者なんです。新年の抱負というか、目標を立てないと、のんべんだらりと生きてしまう人なんです。実際、新年の抱負を立てるようになってから、人生の推進力が増したような気がします。
>すとんさん、歌・・、あきらめないでくださいよ。
あきらめませんよ、続けますよ。今、歌は個人的にとても苦しい状況にありますし、それゆえに逃げ出したいと思う事はありますが、でも頑張りますよ。ここで、歌を辞めてしまうと、次に再開…する前に私の人生が終わってしまうでしょう。ある意味、今がラストチャンスなんです。だから、辞めたくないです。
>すとんさんの澄んだ響きのあるテノールの音色を持ったお声でバリトンの音域におりたら無敵だと思います。
残念ながら、そうはならないと思います、と言うのも、バリトン音域を歌うためには、発声方法をかなり見直して、頭声中心の発声から胸声中心の発声に変えていかないと、私の場合、バリトンに必要な低音域が歌えません。合唱ならは、テノールとバリトンの違いは、単なる音域の違いでしかないのかもしれませんが、ソロ歌手においては、根本的な発声方法が違うのです。なので、バリトンに転向した後は、どんな声になるのか、私自身にも検討がつきません。
バリトン転向は、考えるとしても、テノールとして終わってからの話です。
もりさん、新年おめでとうございます
そうなんですよ、主要ジャンルのうち、一番PVが少ないのが、声楽関係の記事なんです。ちなみに、今、一番PVが稼げるのが、ダンス関係の記事だったりします(笑)。PVを稼ぐ事だけを考えるなら、ダンス・フルート・ダンス・フルート・ヴァイオリン…って感じで、声楽記事を抜きにするのが一番なんですが…。
老犬ブログのメイン記事は、声楽ですから!
たとえPVが稼げなくても、声楽系の記事は書き続けますよ(笑)。今年は、レッスンの内容にプラスして、ガラコンサート関係の記事と、歌劇団のデビュー公演関係の記事が加わる予定なので、声楽系の記事が充実するはずです(たぶん)。
歌、頑張りますよ。
明けましておめでとうござります(^_^)ノ
今年もよろしくお願いしまする。
いよいよ赤ずきんちゃんの年ですね。
楽しみにしていますよんヾ(^v^)k
ところでそろそろ通りますね、箱根。。。(*^o^*)
BEEさん、新年おめでとうございます。
そうです、今年は「赤ずきんちゃん」の年です。でも、まだどこでやるか決まってません(笑)。でも、ガラコンサートの方は、日時と場所が決まりました。なので、必ずやります。本格的に始動しはじめたら、このブログでご案内したいと思ってます。
>ところでそろそろ通りますね、箱根。。。(*^o^*)
妻と息子は沿道で旗を振ってきました、毎年の事ですが。…私ですか? 私はヲタクでニートでヒッキーなので、外にはよう出ません(爆)。
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします。
ブログの長文化、なるほどです。すべての記事をまともに読む余裕はありませんが声楽記事を中心に興味のある記事はコメント欄を含めてじっくり読ませていただいています。
それから毎日更新すると確かにほかにコメントしにいく余裕はありませんよね。私はもともとが”毎日更新派”でなかったためこれからも毎日更新にはこだわらないでいますが、日記として毎日更新する上に交流も・・・となるととても大変だと思います。でもご自分の書きたいようにご自分のペースで続けてくださいね。私たち読者も”すとんさんらしさ”を期待していますので。
私の今年の抱負は”ダメもと”ではなく一見堅実路線なのですが、実は水面下で結構”ダメもと”な行動をしています。無理だと思っていたことが実は可能だったということがわかったりいろいろ面白い展開があります。
ブログに詳しくは書けないのですが、10年後には記事にできるかも?(笑)
声楽、もうやめてもいい・・・なんて言わずに続けてください。(笑)
Ceciliaさん
ブログの長文化は、悩ましい事なのですが、でもそもそも私のブログは自分のために書いているので、悩ましい事ですが、つらい事ではないのが、救いです。ほんと、もう少し、自由になる時間があれば、長文化も実はたいした問題ではないのですが…。
毎日更新にしても、自分のためですし、ネット上の交遊も自分のためですから、なんだかんだ言っても長続きしているのだと思います。
結局、ネットでも“オレ様”な私なんです。
そんな感じで自分のためにやっているブログなのに、まもなく100万PVになろうとしているのは感謝な事です。実にありがたい事です。Ceciliaさんを始め、老犬ブログをご愛読してくださる方々に感謝感謝です。
>声楽、もうやめてもいい・・・なんて言わずに続けてください。(笑)
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ…ですよ。
おくればせながら、明けましておめでとうございます(*^o^*)
今年はウィーンフィル・ニューイヤーコンサートは結構ワルツや踊りに説明が割かれていましたね。
ウィーン子はワルツは聴くものではなく踊るもの…ふむww
ワルツって《転げまわる》って意味らしいですね。
復興も昇り龍に上昇螺旋を描いてもらって導いてもらいたいものです。
今年もエントリーを楽しみにしてます。
YOSHIEさん こちらこそ、明けましておめでとうございます。
ニューイヤーコンサートは、ところどころ意識を失いながら(笑)見ていました。ま、そういう、楽な気持ちで見るものだと思ってますので、見逃したところも多々ありますが、それはそれでいいか~って気分でございます。
>ウィーン子はワルツは聴くものではなく踊るもの…ふむww
…でしょうが、あのニューイヤーコンサートのワルツでは踊れませんよ(爆)。あれは“鑑賞用の演奏”であって“踊るための演奏”ではないですからね。あの音楽で踊ってしまうと、あっちこっちでつんのめってしまいますって。
>ワルツって《転げまわる》って意味らしいですね。
ウィーン風のワルツって、やってみると分かりますが、馬鹿の一つ覚えで、とにかく、グルグルまわるんですよ。ほとんど『グルグルバット』状態です。だから、一曲踊れば、フラフラになって《転げまわる》事になると思います。
>今年もエントリーを楽しみにしてます。
は~い、頑張りま~す。
>ウィーン子はワルツは聴くものでなく 踊るもの
>>ニューイヤーコンサートに関してでなくて ウィーンでは舞踏会は貴族階級だけのものではなくて
商工会議所とか庶民の舞踏会があちこちで開催されるという話や映像と一緒に番組内で解説されていたのですよ〜〜…意識が飛んでる最中だったかも(笑)
「ウィンフィルの演奏に併せて踊れるウィーン国立バレエ団はさすがですね…」って。
新年のお祭りですから茶の間でユルユルッと見るのも大有りだと思います(^-^)v
YOSHIEさん
うん、そこの部分は意識が飛んでたかも(笑)。
>「ウィンフィルの演奏に併せて踊れるウィーン国立バレエ団はさすがですね…」って。
でも、そりゃあそうだよ。だって、あれはバレエでしょ? ちゃんと振付師がいて、ウィーンフィルの音楽に合わせて振り付けを考えてくれているんだから、踊れて当たり前だよ。本来のウィーン風ワルツって、バレエじゃなくて舞踏会ダンスでしょ。舞踏会ダンス(ボールルームダンス、社交ダンスと同じだけど違う:笑)は、音楽がダンスに合わせて演奏するんだから、そこは違う。結構違うよ。
>商工会議所とか庶民の舞踏会があちこちで開催されるという話
これねー、実は日本でも、商工会議所とかで、ダンスパーティーという名の舞踏会は、あっちこっちで開かれているよ。いわゆる、庶民の舞踏会ね。結構、日本中で開かれているんだよ。電話で問い合わせると教えてくれます。それこそ、ウチの近所でも月一回程度で、開かれてるよ。でもね、貴族のそれとは、ドレスコードも違うし、マナーも違うし、あれこれ違うんだよ。
極端な話をすると、ハリウッド映画でよく描写されるけど、アメリカのハイスクールを卒業する時にプロムって奴があるじゃない。あれだって(庶民?)の舞踏会だけど、踊るのは、当世風のダンス(大抵はジャイブかジルバで踊るみたいだね)で、ウィーン風ワルツを踊ることはないわけで…、つまり貴族の舞踏会は、庶民のそれとは、ちょいと違うらしいんですよ。…らしいと言うのは、これもまた主催者次第でアレコレ違うみたいなんだけれどね。
セレブに友達がいないわけじゃないので、いずれ我が身で、貴族の舞踏会がどんなものか、体験してくるつもりです。でも、いつになることやら(笑)。
でも、確実に言える事は、歌もダンスも、ヨーロッパ人のものって事かな? 日本人(とりわけ男性)は、歌もダンスも苦労するけれど、あっちの人は老若男女だれでも、ある程度歌って踊れるわけで、庶民の舞踏会と言っても、こっちのそれとは色々違うんだと思いますよ。
歌とかダンスとか趣味にすると「なんでヨーロッパに生まれなかったんだろう?」って思う事があります。