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全滅したのは、自業自得って奴です

 フルートのレッスンに行ってきました。

 最近の不調から、ようやく立ち直ってきた私です。しかし、ずっと不調だったので、実は前回のレッスンのあと、今回のレッスンの日まで、全く楽譜を開かず、フルートを組み立てる事もしない、怠惰な一週間を過ごしてしまいました(そこで“アタシと同じだー!”と言っているのは誰ですか?:笑)。

 …私としては、練習もせずにレッスン当日を迎えるなんて、すごく珍しい事です。

 さすがに「楽譜を開かず、フルートも組み立てないまま、レッスンに行くのは、どうよ?」と思ったので、レッスンに行く前の二時間ほどの時間を都合して、付け焼き刃の二時間自主練を敢行した後にレッスンに向かいました。

 レッスンに行ったところ、いつものお上手なお姉様のレッスンでした。他人のレッスンですから、どーでもいいっちゃあ、どーでもいいのですが、そのレッスンの中で、先生が12拍子のフレーズを、3拍子や4拍子のノリで吹いてみて、12拍子と3拍子と4拍子の違いを感じさせてくれました。いやあ、音符の並びは全く同じでも、アクセントの置き方の違いで、耳で聞いた感じが全然違うじゃん。そうやって、全然違って聞こえるように演奏できないといけないのだそうです。

 難しいね。

 さて、ロングトーンを三人でやって、私のレッスンになりました。

 今回の課題ですが…アルテ15課2章の、F-durの4番の「スケールとアルペジオ」は不合格。D-mollの6番の「クロマチック」も不合格。7番の「スケール」も不合格。8番の「D-mollのスケールとアルペジオ」も不合格。つまり、アルテは全部、不合格でした。

 いや~、レッスン直前の二時間程度の自主練じゃあ、全く歯が立ちませんでした(泣笑)。音楽趣味人生も厳しいね。

 F-durの4番の「スケールとアルペジオ」に関して言うと、お腹の支えが弱くて息が最後までもたないので、それをしっかり注意されました。「あなたは息が最後まで持つはずだから…」と言われたら、やるしかないですね。あと、ブリチアルディ・キーの使用の有無も注意されました。H先生は、アルテの指示とは、ブリチアルディ・キーの使用箇所がちょっと違うので、そこのところをしっかりと把握して演奏しないといけません。

 D-mollの6番の「クロマチック」は、ついうっかりブリチアルディ・キーを使って練習してしまいましたが、この課題はブリチアルディ・キーを使わないで演奏しないといけない課題なのだそうで、そこでちょっとズブズブになってしまって不合格ですね。

 7番の「スケール」もブリチアルディ・キーの切り換えでアウト。

 8番の「D-mollのスケールとアルペジオ」に至っては、ブリチアルディ・キーのみならず、中音のレやミまで注意を受ける始末。いやあ、なかなか難しいです。

 先生から特別練習のメニューが言い渡されました。それは中音のファから、ファ・ミ・レ・ド・bシと下がったら、bシ・ド・レ・ミ・ファと上がり、またファから下っていくというフレーズを、一日最低5回ずつ繰り返しなさいと言われました。もちろん、何気にやるのではなく、正式運指でしっかりと自覚しながらやって、中音レとミの指使いをカラダにしみこませるというわけです。ははは、ガンバロ。

 ミニヨン・エチュードは5番ですが、こっちも不合格(汗)。やっぱり、練習は毎日コツコツやらないとダメだな。

 この曲は、大きなヘマはなく、単純に吹き込み不足で、小さなミスがあっちこっちあるのがダメなんです。練習不足が不合格の原因…ってわけです。

 さて、今回の雑談は、某イベントに出演するフルート・アンサンブルに参加しなさいよ~って話です。有名音楽ホールで30分ほど演奏するのだそうです。どーしよーかなー。ギャラは出ない(当たり前か:笑)代わりに、その某イベントの入場券がいただけます。そのイベントの入場料って、安くないから、ちょっと魅力かも…。

 本番の他に2回のリハーサルに参加する事が条件なんだそうだけれど、その時期って仕事が忙しいんだよねえ。スケジュールの調整がつくかしら? 一応、フルート界の重鎮の先生と、そのお弟子さんたちの指導を受けて本番に臨むので、そんなに心配しなくてもいいよとは言われているのだけれど…やっぱり仕事のスケジュール次第かな。

 どうも、フルート・アンサンブルって音楽演奏形態が、正直、今一つ熱心になれないところなんだな。でも、参加したこともないのに、批判をするのもいかがなものなので、色々と考えちゃいます。うーむ。

 それ以前に、自宅でアンサンブルの曲の練習する時間が捻り出せるのかも、心配。やっぱ、辞めといた方が安全かな?

コメント

  1. エーダ より:

    >(そこで“アタシと同じだー!”と言っているのは誰ですか?:笑)。

    はーい!私でーすっ!!(←大威張りっ)

    レッスンは9/10だからまだだけど、8月はお休みしちゃったので今から冷や汗。
    今月は先生のご好意で8月にお休みした分を振り替えて頂けることになったけれど、
    正直、今の私にはフルートよりも求職活動が優先。(←当たり前だけど)

    よく学校(中・高)の2年生は中弛みの時期で成績が落ちやすい、っていうでしょ?
    なんかね、そんな感じなのねん。(自分の状態がね)
    アルテス1巻の卒業を迎えて、2巻に入る楽しみと1巻が終わったという
    安堵感というか、気が抜けた感じなのかもしれないなあ。

    いやいや、いかんよね、これは!
    と、思いつつも・・・今まで進みはちょっと遅かったかも知れないけれど、
    けっこう自分なりに真面目に真剣に一所懸命に取り組んできたつもりなので、
    この辺でちょっと気を緩める瞬間があってもいいかなーと。(←ただの言い訳w)

    いつも気を張って全力投球ってけっこう疲れるんですよね~。
    まあでも、やっぱりフルート好きだし、また頑張っちゃうんだろうなあwww
    (↑コメントになってないし!)

  2. すとん より:

    エーダさん

     そこ! 威張るところじゃないから(笑)。

     ま、アルテ1巻が終わるってのも、確かに一つの区切りだよね。最近も、小夏ちゃんとこのsmilekumiさんが、アルテ1巻卒業して発表会に出たら、フルート辞めちゃったし…。そんな感じなのかな?

    >この辺でちょっと気を緩める瞬間があってもいいかなーと。

     いいんじゃない? 言い訳じゃないよ。人間って、いつまでも“最初の愛”のまま突っ走っていくわけにはいかないわけで、熱愛もやがて生活に修練していくように、音楽趣味も、どこかで自然体にしていかないと、続かないと思う。ある意味、うまくギアチェンジする事が求められているんだよね。

     私は、うまくギアがチェンジできるかな? そして、ギアチェンジしたら、どっちの方向を向くのかな? まだ先の話だけれど、それは誰にでもある危機って奴だと思う(って、おおげさかな?)。

  3. YOSHIE より:

    こんちわ!

    え?ぬぉっ?!
    kumiさん辞めたて?ご無沙汰してたらwwと思い
    はたとレイセイになって考えたら娘ちゃん受験じゃね?と…見に行きましたらやはりそれもあるじゃんか!!(おもわず「じゃんか!」と言いたくなりました(笑))
    ギョ!とさせないで下せえ…。
    いや我が娘昨年度受験でしたから…多分母親のが気になるですよw父より。何気にね。
    まあ…それもあれもあるかもしれないですがwww
    ちょっと小休止な感じでホッ=3
    (てか楽器屋やるかもって!?>殆んど伝言ゲーム、笑)
    「二度とこんな楽器見たくねww」と思わない限り細々でも続けましょうよww

  4. すとん より:

    YOSHIEさん

     そうなんですよ、smilekumiさん、フルート辞めちゃったのね。もちろん、お嬢さんの受験ってのもあるだろうけれど、そのお嬢さんのピアノと同時に辞めちゃったんです。

     いわゆる一つの“人生の転機”って奴なんでしょうね。今、人生の曲がり角を、全力で曲がろうとしている最中なんでしょうね。

     そうそう、レンタル楽器屋やるかもって(笑)。楽器のためには、常に誰かが吹いていた方がいいから、それも一つの手だね。でも、散々、よそんちで吹かれて戻ってきた時は、全然違う笛になっていたりしてね。

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