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そう言えば、ヴァイオリン始めて、たぶん一年ってところじゃないかな?

 ヴァイオリン独学練習報告です。そう言えば、私がヴァイオリンを始めて、約一年がすぎました。で、ただ今、教則本的には、篠崎の80番台です。ページ数的に言えば、第1巻の半分です。

 私にはヴァイオリン系のマイミクも少ないし、リアルなお友達はいないし、現在は独学なので、他の人との学習の進捗状況の比較が全然できないのだけれど、たぶん、進度的には極端に遅いんじゃないかな? なにしろ、一日5分も練習できたらマシなくらいしか練習しないし(爆)。私の場合、おそらく一週間の練習時間を全部合わせても、30分にならないと思う。この程度でヴァイオリンに限らず、楽器と言うものかメキメキ上達しちゃったら、ヘソで茶が沸いてしまうでしょう。

 さて、大人の趣味のヴァイオリンの人って、少なくともブログを一生懸命アップしているような人たちって、毎日数時間の単位で熱心にヴァイオリンの練習しているでしょ。少なくとも、声楽やフルートの人なんかよりも、うんと真面目(なぜでしょ?)。

 篠崎の1巻なんて、そんなに毎日数時間も練習している人だと、どれくらいで終了しちゃうのかな? 1年? いやいや、せいぜい三カ月から半年? たぶん半年はかからないだろうねえ。篠崎全4巻だって、2~3年で終わるんだろうなあ。

 私のヴァイオリン上達速度は遅いけれど、でも、そういう人とは色々と状況が違うので、うらやんだりはしません。単純に「ああ、すごいなあ~」って思うだけです。

 それにしても、時間とお金が欲しいです。特に時間が欲しいです。時間があれば、ヴァイオリンを独学にせずに、先生について習えるものを…。もっとも、ヴァイオリンを習って何をするのか?と尋ねられても、答えられない私ですが…。結局、弾きたいから弾くって感じなんだろうなあ。

 …ピュアだな(照)。

 せっかく、ヴァイオリン始めて1年目のアニヴァーサリーな記事なのに、愚痴っぽくなっちゃったよ。いやあ、申し訳ないです。
 
 
 さて、今回、篠崎教本はどこまで進んだのかと言うと…。

 84番「八分音符」 OKです。音符が細かくなったので、多少右手が忙しくなるけれど、だからと言って、別に難しくなるわけではないので、忙しいけれど乱暴にならないように気をつけていけばいいんじゃないかなって思いました。

 85番 OKです。同じような八分音符の練習課題ですね。ただ、こちらの方がメロディアスで練習していても楽しいです。これも要は慣れの問題ですね。

 86番「ガボット」 OKです。やっぱり曲の方が楽しいですね。音符が細かい上に、速度指定がアレグレットなので、忙しいです。忙しいから言って乱雑になってはいけません。これから、この程度の速さでこの程度の細かさの曲なんて、いくらでも出てくるのだから、この程度でアタフタしないように、しっかり速さに適応していきましょう。

 87番 OKです。八分音符の練習で、スラーの有る無しを弾き分けるって練習ですね。この手の練習は得意だよ。

 88番「春が来た」 OKです。テーマと二種類の変奏ですね。うん、よく知った「春が来た」がちょっとおしゃれな感じに変奏されています。変奏曲って言っても、元は同じ旋律のバリエーションですからね。そんなに難しくはなりません。いやむしろ、テーマはスラーがあるけれど、変奏の方は一つもスラーがありませんから、むしろ変奏の方がたやすいかもしれません。
 
 
 ううむ、実質、二週間かけて「ガボット」と「春が来た」の二曲が弾けるようになっただけ。なんなんでしょ、この進みの遅いこと(呆)。「ガボット」にせよ「春が来た」にせよ、この程度の曲なんて、初見でサッサカ弾けないとダメなレベルでしょ。それが、そうも簡単に弾けないなんて…私のヴァイオリン力って、目もくらむばかりに低いんだな。

 溜息だね。

コメント

  1. プリロゼ より:

    すとんさま
    ヴァイオリン独学1周年おめでとうございます[E:shine]
    すごいですね! 独学で1年も続けるって、そうとうな努力ですよ!!
    ワタクシもピアノをしばらく独学でやっておりましたが、
    くじけそうになるので思い切って習うことにしました。
    フルートも習っていますが、どちらも中途半端でなんとかしなくちゃと思っているところ[E:crying]
    どっちも続けたいけど、ほかに習いたいこともあるし、経済的に全部は無理だし[E:wobbly]
    一日5分でも練習してるすとんさまって本当のエライです[E:heart02]

  2. すとん より:

    >プリロゼさん

     いえいえ、独学一周年ではなく、ヴァイオリンを真面目に始めてから、一年経ちましたって事です。ですから、この1年のうち、最初の八カ月ほどは、実は先生について習っていたんですよ。さらに言うと、先生につく前に、数カ月ほど、一人で教則本をやっていた時期(本当の独学ですね)もあります。

     ヴァイオリンは、元々、独学前提で始めたのですよ。だけど、やっぱり、素人がゼロから独学で学ぶのは、あまりにも無理だと気づき、初歩の初歩の部分だけでも先生に習わないと、こりゃあダメだなって事で、途中から先生についたのですが、先生が引っ越しされてしまったので、元の独学に戻ったわけです。

     本音で言えば、やっぱり先生について習っている方が安心ですよ。ただ、先生について習っている以上、あまりハンパな事はできません。しっかり練習だってしないといけないけれど、そうなると、声楽やフルートとの両立というか、私の体力が持たないってのもあります。ですから、先生の引っ越しは、ちょうどいい機会だったのだと思ってます。

     とりあえず、次のフェーズに行くまでは、独学でもいいかなって思ってます。楽器って、自分でコツコツと練習を積み上げなければいけない時期ってありますからね。今はそういう時期だと思ってます。ポジションの移動とか、ヴィブラートの導入などの時期になった時、当然、独学だとうまくいかないでしょうから、その時は、新しい先生について学びなおすか、ヴァイオリンを辞めてしまうか、その選択をするつもりです。

     まあ、まだだいぶ先の話ですから、今はまだ考えてません。

     今更プロになるわけでもないし、楽しければそれでいいし、中途半端上等と思っているし、必要があれば、助け手なんて神様によって与えられる、とも思っていますので、きっと、どうにかなると思ってま~す。

    >一日5分でも練習してるすとんさまって本当のエライです

     今朝は、眠気に負けて、サボりました(汗)。申し訳ない…。

  3. プリロゼ より:

    やだっ! ワタクシの早とちりですわね!!

    うん、コツコツ練習の時期ってありますね。
    ワタクシも今がその時だと思うんだけれど、なかなか練習しないのよ・・・。
    暇はあるんだけれど、気が向かないっていうか・・・ねぇ。
    中途半端万歳ですわっ[E:note]

  4. すとん より:

    >プリロゼさん

     気が向かない…そういう時って、ありますよね。で、気が向かなくてもやらなければいけないのが“仕事”なんです。仕事と言うのは、こちらの気分のものではなくて「やらなきゃいけないからやる」ものなんですね。

     一方、趣味とか遊びとかは、本来無責任なもので、仕事とは違います。

     子どもの習い事(例えばピアノとか、フルートとかね)は、真面目にやらないといけないかもしれません。と言うのも、将来、それが仕事になる可能性もあるわけだし、仕事として使えないといけなくなるかもしれないからです。だから、真剣に真面目に取り組まないといけません。

     一方、大人の習い事は、将来の仕事とはつながってません。純粋に、娯楽、手遊び、道楽のたぐいのものです。強いられて行うものではありません。あくまでも、自分が楽しくなるためにやっているわけです。ある意味、無責任に行える…とも言えます。

     だから、気が向かなければ、やらなくていいんです。中途半端、大いに結構です。気が向かないのにイヤイヤやったり、完璧を目指して自分を傷つけたり…、そんな事は大人がすべき事ではありません。

     できる範囲で精一杯やる。これが大人ってもんです。気が向かない時は、できる範囲から逸脱している時です。そういう時は、横目で見ながら放置です。そうすると、やがて、やる気も戻ってきます。

     真面目もほどほどに、中途半端万歳、なのです。

  5. うり坊 より:

    こんばんは!ヴァイオリン1周年、おめでとうございます!時間のない中で、1日5分でもコツコツ続けられているのはすばらしいと思います!

    私もヴァイオリンを作ってからもうすぐ2か月経ちますが…完全独学はやっぱりムリじゃね?と感じ始めました。すとんさんがコメントで書かれているとおり、少なくとも始めのうちは先生につくべきかなぁと。
    でも私も、仕事や生活、他の習い事との兼ね合いから、お金と時間が足りない組なので、とても悩ましいです。

  6. すとん より:

    >うり坊さん

     まあ、理想は、最初から先生について、きちんと学ぶ事だと思います。でも、そのためには、時間とお金と意欲の三つが必要です。まあ、この三つが同時に揃うというのは、オトナの趣味の場合、なかなか難しいですね。

     ヴァイオリンは、おそらく、最初のハードルが高い楽器なんじゃないかなって思います。それに、本当の独学だと、練習の仕方も分かりません。今はネットも発達しているし、書籍だって豊富にありますから、そのあたりをそれらのもので補充していく事も十分可能だと思いますが…私は、手っとり早く、先生について学ぶ事をチョイスしました。八カ月しか学べなかったけれど、それでも価値ある八カ月だったと思います。

     できれば、もう少し、少なくとも1年間は習いたかったと思いますよ。

     先生についてよかった事は、手の動かし方や指の使い方のごくごく基本的な、しかしなかなか書籍などでは窺い知る事のできない事を学ばせていただいた事かな? とにかく今は、その八カ月の財産でヴァイオリンの独学ができている…とも言えます。

  7. うり坊 より:

    お返事ありがとうございます!うーん、お話しを聞けば聞くほど、先生に習ってみたくなります!時間とお金を捻出するためには、習い事をどれかやめなくちゃいけないのですが、声楽とフルートは外せないので、残るはピアノ…なのですが、再開にあたって電子ピアノを買い換えたことなどを考えるとまだやめられなくって[E:sweat01]ああー!コピーロボット(お財布つき)が本気で欲しいです。

    よくよく考えたら、独学しようにもまともな教則本を持っていないので、すとんさんおすすめの篠崎を買ってみようかしら?完全独学でも前に進めるつくりだと良いのですが、どう思われますか?

  8. すとん より:

    >うり坊さん

     あら、教則本を使っていなかったのですか? それはヌカッテマスヨ(笑)。

     ヴァイオリンの教則本は色々あるそうですが、有名どころは三つです。「スズキ」と呼ばれる「鈴木ヴァイオリン指導曲集」、「あたばよ」と呼ばれる「新しいバイオリン教本」、私が使っている「しのざき」こと「篠崎バイオリン教本」です。

     最初の「スズキ」は子ども向けですし、先生に習っているという前提の教則本なので、独学には向きません。「あたばよ」はオトナの人に人気があります。今、レイトスターターの方が使う教則本としては「あたばよ」が標準的かもしれませんね。

     私が使っているのは「しのざき」なんですが、これは先生が色々と考えてくださって、一番ステップが細かくて、少しずつ無理なく前に進める教材という事で選んでくださいました。私は声楽とかフルートとかもやっていたので、一つ一つの課題が難しいのは時間的に大変だろうというわけです。実際、ちょっとずつ進んでいくので、独学には向いているかもしれません。

     参考資料としてCDも別売りされていますので、それをお手本にしたり、一緒に演奏するなどできるのもいいです。

     あまりバイオリンの教則本については詳しくありませんが、ひとまず「しのざき」は、なかなか勉強しやすいと思いますよ。

     どなたか「あたばよ」の説明を付け加えてくださる方がいらっしゃるといいのだけれど。

  9. アンダンテ より:

    > 少なくともブログを一生懸命アップしているような人たちって、毎日数時間の単位で熱心にヴァイオリンの練習しているでしょ。

    え??
    10分とかだけど何か??

    週末だけ一時間とかやるより具合いいみたいですよ。
    一日5分でも。たぶん。

    それでも楽しめます。十分です。そんなに急いでどこへ行く。いやいくらでも遠くはあるんだろうけど。

  10. すとん より:

    >アンダンテさん

     へ? 10分なの? そう言えば、たしかにアンダンテさんって、たくさん練習しているってイメージないですね(失礼)。でも、時折アップされる音源聞くと(私から見ると)結構バリバリやってるじゃないですか。…練習の仕方が違うのかな?

     日々の練習が5分とか10分だと、基礎練習しかできなくて、曲とか弾けなくて寂しくないですか?

    >そんなに急いでどこへ行く。

     うん、そうだね。各駅停車の旅を満喫するつもりで、ゆるりゆるりと参りましょう。

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