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歌って良し、と言われてきました(&発表会を視野に入れ始めましたよ)

 声楽のレッスンに行ってきました。実に歌うのは、一週間ぶりです。前回のレッスンで「歌っちゃダメ」と言われて、言いつけをきちんと守って歌いませんでした。ただし「Addio!の歌詞を一日5回、イタリア人になったつもりで読んできてね」と言われていましたが、実は全然守れませんでした。…だって、暇があれば、寝込んでいたんだもん。これでも先週は、きちんと病人でしたから。

 で、一週間ぶりのレッスンでしたが、実はまだ風邪が残ってました。峠は越えて、快方に向かっている事は自覚していましたが、まだノドも腫れているし、カラダもダルいし…って感じでした。

 「ノドは腫れてても、問題は、どこに腫れが残っているかなんだよ」とは、先生のセリフです。ひとまず、声を聞いてみましょうというわけで、軽く発声をしたところ、発声に関するところに支障はないようなので、ボチボチと歌い始めましょうという事になりました。

 というわけで、通常のレッスンとなりました。とは言え、一週間歌わなかったので、カラダのあっちこっちが怠けているので、それらの筋肉たちを、たたき起こしているうちにレッスンが終わってしまったかな?って感じです。

 まず最初にやったのは、支えの確認。「最近、確認していなかったからねえ~」と言う訳で、公開レッスンで姉妹弟子たちが女先生にやってもらっていたような事をやってもらいました。

 ちなみに、支える場所はだいぶ違いますね。彼女たちはお腹のかなり下の方で支えるように言われていましたが、私はかなり上の方です。もっとも、彼女たちと同じ場所で息を支えようとしても、そのあたりの筋肉なんて、私はビクとも動きませんので、そこで支えるのは無理です(汗)。

 久しぶりの“お腹の支え”を確認してもらいましたが、判定は「だいぶ、いいんじゃない?」って事です。もっとも、まだまだ不十分は不十分だけれど、以前と比べれば、だいぶ支えられるようになってきましたという事です。これでも進歩はしているようです。

 なので、次のステップに進む事になりました。次は「前から口蓋垂が見えるほどに、大きく口(の中)を開いて歌おう!」です。次の目標はこれです。

 これは案外難しいです。と言うのも、私は口を大きく開くのが下手なんですね(笑)。ついつい、口を乱暴に開いて、カックンってなります。カックンとなるような開き方はマズイんですよ。これを続けていると、顎関節症になりますからねえ…。

 カックンってならないように口を開くには、アゴを開きながら、前方に押し出していくのが、コツなんですが、そのためには、アゴの筋肉がそれなりに強くないといけません。つまり、私はアゴの筋肉が弱いんですねえ…、だって“現代人”だもん、仕方ないよね(笑)。でも、そんな事を言っていたら、歌えないので、苦手を克服して、カックンと言わせないで、口を大きく開けるようにします。

 ちなみに、口が大きく開けるようになったら、次は「口蓋垂を上げて歌ってみよう」なんだそうです。先は長いです。

 声のリハビリも兼ねて、ハミングの練習をしました。しっかし、ハミングは口の中がかゆくなるから苦手です。

 で、ハミングから実声での発音に移って、声がひっくり返るギリギリのところの練習をして、発声練習はお終い。

 で、Addio!を歌いました。なんか、発声の時もそうだったけれど、歌が、発声が、実にぎこちなかったです。一週間ぶりに歌うってのは、こういう事なんですね。

 Addio!は、それなりの長期間やりましたが、なかなか先が見えません。そこで、あと数回歌ったら、出来ても出来なくても、次の曲に行くことになりました。

 と言うのも、Addio!ばかりを歌っていたため、声を柔らかく出そうとして、ドンドン声の芯が弱くなってきているのだそうです。それに、Addio!だとAsが難しい…。なので、この曲で足踏みをしているのは、良くないかな?って感じのようです。ま、この曲を諦めるのではなく「現時点でできる事はやり尽くしたので、保留」って奴です。私も別に異存はありません。やっぱりAddio!って難しいんだもん(笑)。次はもう少し、歌いやすい、別の歌曲にしましょうという事になりました。…楽しみ。

 それとは別に、そろそろ発表会の準備も始まります。デュエットの候補曲としては、オペラ「愛の妙薬」のテノールとソプラノのデュエット[Una Parola~の方]を歌うかもしれません。歌えるかな? これ、デュエットの部分だけでも8分くらいあるし、その前のレチタティーヴォまで入れると10分ある大曲だよ(笑)。それを二人っきりで歌いきれ…ってか? オペラの1場面まるまるじゃん。ちなみに、どこかと言うと、第1幕の第3場面全部ね。

 …アリアの方はまだ未定です。こうやって、徐々に声楽の方も、発表会モードに突入していくのです。

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