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デブで悲しいこと

 私はデブです。最近は、そういう人間を捕まえて「ぽっちゃり」とか言うらしいですが、でも鏡に写った我が身を見れば「ううむ、ぽっちゃりと言うよりも、やっぱりデブだな…」と思うわけです。

 で、そんなデブがデブライフを生きているわけだけれど、やはりデブって、今の時代、生きづらいんですよ。どんなところが生きづらいのかと数え上げてみれば…私の場合、7点ぐらい、生きづらい事があるって気づいたんです。

 例えば…

1)ジェットコースターに乗ろうとすると拒否される

 まあ、安全の確保ってのがあるようですが、ジェットコースターの場合、腹囲が豊かだと乗車を拒否られます。安全ベルトが閉められないとか、セーフティーレバーが下りないとか…。なんかなあ…って思わないでもないですが、ダメと言われれば諦めるしかないです。たとえ、そこに至るまで2時間ぐらい行列を並んで待っていた…としても、です。

2)バンジージャンプをしようとすると、危ないからと止められる

 まあ、安全の確保ってのがあるようですが、バンジージャンプ等の落ち系のアトラクションの場合、体重制限があるようです。あんまり重いと、バンジージャンプの紐だかゴムだかが切れてしまうのかもしれないし、切れないにしても、伸びすぎて危ないのかもしれませんし、それ以外の理由があるのかもしれません。とにかく断られます。

 他人に拒否られるというのは、何であれ、悲しいものです。

3)電車で座ると、隣の人が逃げる

 電車に乗ります。眼の前に空席があります。座ります。そうすると、私の場合、高確率で隣に座った兄ちゃんが逃げます。お姉さんが逃げることはまず無いし、オッサンやオバサンが逃げることもありません。大抵逃げ出すのは兄ちゃんです。でも、兄ちゃんは…大抵逃げます。

 私の何が気に入らないのか? 妻が言うには「狭いからじゃないの?」って言います。確かに隣にデブが座れば狭いよね。でも、逃げ出すほど狭くなるかなあ? 私が生きている世界は、いつでも狭いので気にならないけれど、やっぱり狭いのかなあ?

 見知らぬ他人から避けられる人生は、なんとも切ないものです。

4)何をしなくても、ずぶ濡れになっている

 デブのカラダは水冷式です。汗をかくことで体温調整をします。ですから、夏は汗かき放題で、大抵、ビショビショになっています。冬でも、ちょっと厚着をすると、服の中で汗をダラダラかいています。下手すると、何もしていなくても、グッチョリ濡れていたりします。

 朝、目覚めると、まるで水をかぶったようにビショビショになっていることも多く、目覚めると、まず最初にするのが着替えだったりします。

 汗はかいている当初はいいのです。でも、少し時間がたって、汗が冷えてくると…なんともイやんな気分になるものです。

 濡れたままだと、風邪もひきやすくなるし、困ったモンです。

5)ユニクロ等の廉価な服が買えない

 ユニクロの服を着てみたいです。カッコいいし、おしゃれだし、廉価だし…。でもユニクロには私のカラダのサイズに合う服は置いていません。どうやら、注文をしたり、ネット通販でなら、ユニクロでも服が買えそうですが、現物を見ずに服を買うほどバカではありません。なので、ユニクロでは服は買えません。買えるのは、靴下ぐらいかな?

 服はカジュアルなものは、基本的には、デブ専門の洋品店でなければ買えません。

 スーツなどは、吊しの庶民的な価格のものは買えません。生地を買って、テーラーで作ってもらわないとダメです。それでさえ「あなたのサイズの型紙はありません」とか言って、断ってくる店すらあります。なので、私の場合、プロレスラーの方々の注文を受けてくれるお店で作ってもらうことが多いです。そこも断られるようなら、次はお相撲さんの服を作ってくれる店にいかないとダメなんだろうなあ…なんて思っています。

 ちなみにスーツを作ると、標準体型よりも使う生地が多いからいう理由で、通常価格の2倍の値段になっぢゃうんだよね。

 あと、紳士用小物の類は、国産品ではなく、舶来品を購入せざるをえません。ロングブーツが欲しかった時は、国産品には履けるものがなくて、イタリアのものを購入せざるをえませんでした。結局、デブって着道楽にならざるをえないんだよなあ。

6)車に乗りづらい

 車って狭いです。天井低いし、乗り込み口は狭いし。軽自動車とかは、乗り降りするだけで一苦労だし、2ドアタイプの車だと、あっちこっち擦りながらじゃなぎゃ乗れません。

 だから私は車移動って、あまり好きじゃないんだよね。乗ってもバスかな? その点、電車は広いから好きだよ。

 あ、飛行機は自動車よりも狭いので嫌いです…が、飛行機じゃなきゃいけない場所ってあるから、そういう時は諦めています。

7)国立音大のホールに座れない

 国立音大(“こくりつ”ではなく“くにたち”ね)のホールの椅子は狭いです。あそこのホールは、何故か特別に狭いです。無理やりに尻を入れて、ようやく座れますが、当然、肩は脇からはみ出します。むりやり尻を押し込めて、腕は前に出して肩をすぼめないとダメです。悪気は全くないのですが、スペース的には3人分の空間を使ってしまいます。両隣の人に多大な迷惑をかけてしまいます。

 ですから、もう二度と国立音大のホールには行かないぞ! と心に決めています。

 でも、どうして、あの大学のホールは、あんなに狭いのだろう? 他の大学や公共のホールは、そこまで狭くないんだよね。いやむしろ、ゆったりしているところも多いのに、不思議不思議。音楽大学としては一流の大学なので、演奏会があれば積極的に行きたいのだけれど、あのホールの座席の狭さを考えると、とてもとても行けません。

 こんな感じで、生きづらさを感じている私なのです。

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