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歌劇団、本番でした[音源は…有るような無いような]

 昨日の嵐は過ぎ去り、我が歌劇団のデビューの日となりました。もう私は、朝からうれしくてうれしくて…。いやあ、いつも本番の日って、楽しいんですけれど、今回は特にうれしくて、たまりません。台風はきれいに過ぎ去ってくれたし、もう朝から顔がニコニコしちゃうくらい、うれしくて、待ち遠しかったです。

 私たちの演奏は夕方5時ごろの予定でしたが、私は昼前には会場入りをしました。と言うのも、大きなイベント(「合唱のつどい」)の中で歌うわけですから、歌劇団の団長さんとしては、そのイベントを運営するための裏方仕事もしなきゃいけないんです。もちろん私一人では手不足なので、我が団の会計さんにも手伝ってもらいました。

 「合唱のつどい」そのものは、12:00開場、12:30開演です。裏方仕事は、前半後半の二つに分けて、前半出演団体は後半の裏方仕事を、後半出演団体は前半の裏方仕事をする事になっています。なので、後半に出演する我々は、前半の裏方仕事の担当なんです。ですから、12:00~15:30の三時間半、しっかりとドアマンとして立ちっぱなしで働きましたよ(ぶいっ!)。

 ちなみに我が妻は、他団体(もちろん合唱団、それも二団体)にも参加しているので、朝早く出かけ、午前中いっぱいは他団体の練習に参加して、イベントの前半はそちらの団体で歌いまくっておりました。

 そうそう私はドアマンの仕事をしていたのですが、ドアマンの仕事はドアの開閉以外に、お客さんから、どの団体は何時ごろの演奏なのかと尋ねられる事もあります。私が歌劇団関係者と知ってか知らずか「歌劇団の演奏は何時からですか?」と三人の方から尋ねられました。他の団体の出演時間も尋ねられましたが、三人の方から尋ねられたのは、我が歌劇団だけ。意外と人気あるなあ…と言うか「合唱のイベントなのに歌劇団? 一体、何やるの?」みたいなノリで注目されていたのかもしれません。

 ま、今回、我が歌劇団は、寄席で言うところのイロモノさん的な立場での参加だから、目立ってナンボなんで、ちょっぴり手応えを感じました。

 さて、裏方仕事に従事した私団長と会計さんが、仕事から解放されると、いよいよ我が歌劇団の集合時間です。みんな、オトナだから、遅刻もせずにしっかり集まりました(エラいエラい)。現在病気療養中の団内ピアニストさんも譜めくり係として参加してくれました。感謝です。

 当日の色々な確認をし、それぞれの控室で着替えをしたら、もう本番のための集合時間です。さっそくバックヤードに入り、リハーサル室で極々短時間(七分程度)のリハーサル(簡単な発声と一回だけ通し)をしたら、舞台袖に移動して、本番舞台です。

 本番衣装ですが、女性陣はなかなかオシャレで良かったですよ。「合唱のつどい」という事で、いつもの発表会衣装よりも地味めにしたのですが、いやあ、他団体の合唱メンバーって、結構ハデですね。周りがアレだけ派手だったんなら、ソリスト集団である我々は、もっと派手めの衣装でも良かったかもしれません。ま、この件に関しては、今後の課題です。

 私の衣装は普通のタキシードで、キング先生も普通に(ちょっと立派なオーダーの)式服でした。男性は女性を引き立てるために地味でいいんです。でも、先生はマエストロですから、本来はタキシードでもいいので「どうして式服なんですか、タキシードを着ればいいのに…」と尋ねたところ「タキシードを着たら、歌いたくなるでしょ」という返事でした。やっぱり歌いたいんだ…。ちなみにキング先生、この日は指揮だけで、全然歌う予定はないにも関わらず、朝からしっかり発声練習をしてきたそうです。おまけに絶好調だったらしいです(笑)。

 私は先生に服装チェックを受け、しっかりカマーバンドを絞め直されました。いやあ、デブな歌手はたいていカマーバンドを緩めにする傾向があるそうですが、それは発声という点では、ありえないそうなので、しっかりとお腹を締めつけられてしまいました。実際、カマーバンドはキツいくらいの方がいい声が出るのだそうです。女性はカマーバンドの代わりに、コルセットで腹を絞めるとバッチグーなんだそうですよ。

 団員の皆さんは楽譜を持って舞台に上がりましたが、私は舞台に音叉を持っていきました。ま、半分はお守り、もう半分はおまじないのようなものです。リハーサル室に入る前あたりから、カラダをほぐしながら、時折音叉を鳴らして聞いていました。なにしろ、バックヤードにしても舞台袖にしても、色々な音が聞こえるわけじゃないですか? そんな音を聞くともなく聞いているうちに、音感のない私は自分の歌うべき音を見失うわけで、それを防ぐために音叉を聞くわけです。普段の練習でも音叉を聞いてから音取りをして、それで歌っていましたので、音叉の音を聞くことで、そのいつもの感覚を取り戻すわけです。あと、不思議と音叉の音を聞くと、心が落ち着くという事もあります。とにかく舞台に上がる直前まで、節目節目で音叉の音を聞いていました。音叉の音を聞いては、ハミングをして、響きの確認をしました。

 リハーサル室に入りました。キング先生がおっしゃいました。「皆さんの人生の中で、おそらくこの曲を歌うチャンスはあと2回です。一つはこのリハーサルで、最後はあの舞台の上で…」 まさにそうですね。いよいよ「木綿のハンカチーフ」の歌い納めの時がやってきました。ちょっと残念な、しかし、いよいよ本番なんだなあという感激が沸き上がりました。普段はフニャフニャしている私ですが、このあたりで、ようやく戦闘モードに入れたような気がします。

 リハーサル室を出たら、いよいよ舞台です、本番です。

 自分たちの出番を待って、舞台袖で控えていると、舞台袖が広く感じます。そりゃあそうだよね。100名を越す大所帯の合唱団だって出場するんだもの、そりゃあ舞台袖って、広いに決まっているよね。そこへたった9人(ソプラノ3人、アルト2人、テノール1人、指揮者1人、ピアノ1人、譜めくり1人)で控えているわけで、舞台袖が妙に広々していると感じるわけだ。

 前の団体の演奏が終わりました。いよいよ我々の出番です。まず最初に入場するのは、合唱&ピアノを担当する女性陣。彼女たちが入場し、準備が整ったところで、我々男二人が入場(だってソリストと指揮者だもん)です。指揮者、ソリスト、ピアニストの三人で客席に向かって礼をしたら、演奏準備にかかります。

 まずは立ち位置の確認。もちろん、大雑把な立ち位置は事前に決めてあるけれど、ステージ練習というのが無かったので、微調整が必要です。特にピアニストとソリストはちょっと距離が離れてしまうので、ピアニストから私が視認しやすい位置に立たないといけません。で、なおかつ私的には声の的(一階奥の調整室の上にある緑のランプを的にロック・オンしました)とマエストロであるキング先生が同じ視界に入るように立たないといけません。指揮者的には、全員を一望できるポジションを確保しないといけないわけで…。まあ、色々あるわけです。

 立ち位置が決まったところで、私は静かに深く息を吐き出しました。それから、思いっきり深く吸ったら、ふたたび静かに深く息を吐き切ります。…そして、静かに“音楽の神様”が降りて来るのを待ちます。神様が降りてきたところで、指揮者にOKの合図を出します。指揮者は全員の準備が整った事を確認したら、おもむろに指揮棒を振り下ろして、我々の演奏が始まりました。

 私は、今まで、何度か、このステージで歌った事があります。だから慣れているつもりでした。

 でも、今までの大ホールでの舞台経験って、全部、合唱団員としての経験でした。いつもステージの下手奥のひな壇に立って、オーケストラやソリストたちの後ろで、集団の中に隠れるように歌っていました。

 だから、このステージに立つことには慣れています。慣れているので、別に気負った気持ちもなく歌い始めましたが…。

 いやあ~、ソリストとして舞台に立つ、ってのは、合唱で舞台に上がるのとは全然違いますね。だってね、私の前には誰もいないんです。私のちょっと前で舞台は切れ、いきなり、観客なんですよ。ほんの5メートル程先には、お客さんが座っていて、じっと私を見ているんです。指揮者であるキング先生は前と言うよりも、感覚的には横にいるって感じだし、ピアニストはむしろ後ろ。合唱を担当する団員は、本当に私の後ろにいて、後ろから声をかぶせてきます。まずはその感覚にちょっと戸惑いました。

 歌い始めたところ、第二の戸惑いが! と言うのも、歌いだした私の声が、どこからも返って来ないんです。これにはちょっとビックリ。歌っても歌っても、何も返ってこないんです。声がドンドン会場に吸い込まれていくのです。いつも私は、自宅であれ、練習会場であれ、壁に跳ね返って来る自分の声を聞いて、軌道修正をかけながら歌っているのに、何も返ってこないのです。おそるべし、大ホール。声が行ったっきりです。モニター無しの状態です。とにかく、自分の声に、歌に、修正が掛けられません。今までの練習とバックから聞こえるピアノの音、コーラスの歌声、そして指揮者を信じて、歌い続けるしかありません。

 色々と戸惑いはあったものの、戸惑ってばかりでは音楽になりません。もう、指揮棒は振り下ろされたのです。たとえ客前であっても、たとえ声が帰って来なくても、黙々と歌うだけです。

 本番の私は、意外と冷静だったと思います。

 歌いながら、客席の1000人を越える人々の視線が私に集まっているのを感じました。…いや~~、気持ちいいです。会場が大きいし、壁からのフィードバックがうまくできないにも関わらず、きちんと声のセーブもできたと思います。指揮者をきちんとガン見して、先生の指示のすべてを読み取れたと思います。声もきちんと的に当てていけたと思います。リズム的には何カ所か走ってしまった箇所がありましたが、そんな事故があっても、パニくらずにやり過ごせたと思います。

 とにかく心配だったのは、歌詞が飛ぶことです。実は練習では、時々歌詞が飛んでしまって、音楽が崩れてしまいました。練習ならともかく本番で、ソリストが歌詞を忘れる/間違える/口ごもる、なんて事があってはいけません。私は歌いながら、常に次の歌詞を想起していました。指揮者であるキング先生も、先手先手でプロンプターとして歌詞を教え続けてくれます。おかげさまで、本番舞台では、歌詞を飛ばす事も、口ごもることもなく、歌い続けられました。

 ピアノはいつも安心した気分で聞いていられます(当たり前)。バックの女声合唱を担当していた団員さんたちも、だいぶ良い感じで歌えています。さすがに前日の嵐にもめげずに猛特訓しただけの事はあります。たった一日の特訓でしたが、その成果は現れていたと思います。アルトの二人の女声ソロもよく頑張ったと思います。

 私たちの演奏を冷静に振り返れば、色々とキズはあります。でも結団してまだ1年にも足りていません。練習もたった4回しかしてません。それでこれだけ歌ったのですから、まあ、良しとは言えないにせよ、上出来でしょ。最初からベストが出たら、もう歌劇団をやっている意味がなくなっちゃいますからね。それに問題は山積してますが、それはそれです。だって、それらの問題は、課題として、今後の練習で取り組んで解決していけばいいのですから。

 演奏も進み、いよいよ「木綿のハンカチーフ」も4番に入り、テンポチェンジをした所で、私のソロの聞かせ所になります。最後の最後のffの箇所が、この曲のクライマックスになるわけです。そこでffを出した私ですが、この時に始めて、私の声が舞台に返ってきました。いや、返ってきたと言うよりも、舞台の上から声が降ってきました。

 ホール全体に声が響き渡って、舞台には上から声が降ってくるって…これはもう、身震いがするほどに感動です。生きてて良かった…。マジでそう思いました。演奏中にも関わらず、ちょっとウルって来ました。キング先生がおっしゃるには、その瞬間、ほんのわずかな時間ですが、私はフリーズしていたらしいです。そりゃあ、あの感動の中ですから、色々と止まるでしょう(笑)。あの瞬間が、私の今まで人生の中でも、最良の瞬間の一つであった事は間違いないです。後で先生からも「墓場に持って行けるいい思い出ができましたね」と言われましたが、まさにそうですよ。

 とにかく、歌劇団全員、無事に歌い終えました。万雷の拍手をいただきました。あれは儀礼的な拍手ではなく、本当に喜んでいただけた拍手だと私は信じてます(かなり自惚れてますが勘弁)。…イロモノとして、良い仕事をしたと思います。

 幸福感に包まれながら舞台を降りました。歌い終わった団体は、舞台袖に戻らずに、そのまま客席に降りて、次の団体の演奏を聞いてから、控室に戻ることになっていますが…はっきり言って、次の団体の演奏を聞いていると言うよりも、歌い終えた興奮を一生懸命冷まして平常心を取り戻すのに忙しかったくらいです。

 控室に戻る途中、一度ホワイエに出ました。そこで応援に来てくださったBEEさんとお会いでき、過分なお誉めの言葉をいただきました、感謝です。

 その後の私は…もう英雄扱いですね。控室に戻る道すがら、知っている人も知らない人も、すれ違う人たち皆さんから「ご苦労さま」「すごかったね」「素晴らしかったよ」「良かったよ」などの言葉掛けをたくさんしていただきました。他団体の指導者の方々からも、ご挨拶いただきました。それらの大半が、たとえ社交辞令であったとしても、ソリスト冥利につきると思いました。だってね、いくらどんなに素晴らしい歌唱をしても、合唱団員では見ず知らずの方から声をかけていただけるという事はありませんから。ああ、ソロを歌ってよかった。

 歌い終わって、しみじみと思った事は、声楽を始めてよかったという事。私は歌が昔から好きだったし、下手くそながら合唱とかにも色々と参加して、それなりに人前で歌うという経験を積み重ねてきました。合唱のステージの後も充実してますが、やはり声楽のそれとはちょっと質が異なります。もちろん、今回のような大ホールでの歌唱となると、全然違うのは当然かもしれませんが、いわゆる発表会のような、小さな会場でピアノ一台歌手一人で歌ったとしても、合唱とは充実感が違います。そして私は、合唱でのそれも嫌いではないけれど、やはり声楽の充実感の方が好きだな、とホントしみじみと思いました。

 おそらく、私は合唱よりも声楽の方が気質的に合っているのかもしれません。

 それと改めてだけれど、私の声は、生粋のテノールだなあ…。自分で感じているよりも、ずっと音色が明るくて深いなあ。高い音が苦手で、音域的にはテノールというよりも、むしろバリトンの領域なんだけれど、でもやはり声質的にはテノールだな。今後は、益々の音域拡大を目指して、テノールとして必要な音域を獲得していけば、色々と道が開けそう…。せっかく、これだけの声を音楽の神様からいただいているんだから、頑張って練習しないとな。

 今回はソロを取ったけれど、次はアンサンブルの一員として歌うのもいいなあと思ってます。ああ、重唱がやりたいな、たっぷりやりたいな。

 あと、オーケストラの伴奏で歌ってみたいです。オーケストラが贅沢ならば、弦楽合奏でもいいです。弦楽合奏をバックに歌いたいなあ。そのためには、弦楽合奏をしているお友達を作んないとネ。あるいは、歌劇団にゲストとして呼んじゃおうかな! アマチュアテノールですが、こんな私と共演しても良いというオケの皆さん、もしもいらっしゃいましたら、ご連絡お待ちしています(爆)。

 さて、今回の音源は、このブログではなく、キング先生のブログに貼ってあります。なので、我が歌劇団の演奏(&私の歌)を聞きたい人は、キング先生の当該記事(こちらです)からお聴きください。アップされた演奏は、公式音源によるものです。プロの録音技師さんが、ちゃんとした機材で録音してくださったもので…ううむ、立派な音で取れてます。なんか私が目の前で歌っているように聞こえますが、実はマイクの位置はホールの中央だったりします(元来、合唱団体の録音をするためのマイクセッティングなんです)。あんな遠いところにマイクがあったにも関わらず、これだけクリアに取れるとは、さすがはプロの技師さんだね。この演奏、私の葬式の時に流してもらおうかしら(嘘)。

蛇足 この日の夜、私のところに一通のメールが届きました。我々の演奏を聞いたのかどうか確認していませんが、地元の某合唱団の団員さんが、我がキング門下に入りたいというお問い合わせでした。偶然かもしれませんが、もしも我々の演奏を聞いて、キング門下をご希望されたのだとしたら、とてもうれしく、とても光栄な出来事です。キング門下に入られたら、ぜひ我が歌劇団にも入団していただきたいくらいです。

コメント

  1. おぷー より:

    聞きましたよ!
    私、すとんさんの先生が外国人だと思っていたので、日本語名が出て来た時、
    びっくりしました。

    「木綿のハンカチーフ」のソロ、なかなか良かったですよ。
    情感がこもってます。
    合唱の編曲も良かったです。
    今度も頑張って下さいね。楽しみにしてます。

  2. すとん より:

    >おぷーさん

     キング先生という名前は彼のハンドルです。でも、外国人によくある名前ですね、おまけに彼は最近まで、プロフィール写真が金髪でしたし、なんか外国人と間違えられていたと聞いて「え?」と思うと同時に「さもありなん…」とも思いました。でも彼は日本人なのね、それも結構な愛国者でございます。

     私のソロ、良かったですか? うれしいな。ある団員さんから「本番が今までの練習の中で、一番良かったですよ」と言われました。そう言えば、昨年の発表会の時も、練習よりも本番の出来の方が良かったし、私は本番になると、練習以上の力が出るタイプなのかもしれません。ま、だからと言って、そんな事を過信してはいけませんが…ね。

     今後の活動についても、色々と考えています。とにかく、歌劇団ですから、歌劇(オペラとかミュージカルとか)でデビューしないとね。そのためにも、技術の向上と、経験の積み重ねが必要なので、団長さんとしては、色々と考える事があります。

  3. BEE より:

    BEEです。
    いやぁ、何度も言うようですが、素晴らしかったですよん。
    茅ヶ崎まで行って良かったです。
    人んちの発表会を聞きに行くのは結構好きなので(ただし声楽か合唱)、
    ちょこちょこ出かけるんですけど、茅ヶ崎は最長距離でした。(^^;)

    自分の声が帰ってこないという経験は私も何度かあります。
    でも私の場合は残響音のない小ホールですけどね。
    声が戻ってこない分、いつも走っちゃって大変です。(^^;)

    また機会があれば聞きに行かせて頂きます♪

  4. すとん より:

    >BEEさん

     最長不倒記録達成、おめでとうございます(大笑)。

     ホント、わざわざのお越し、感謝してます。で、期待に沿えたがどうかは別として、一生懸命舞台は務めさせていただきました。

     自分の声が返って来ない…実は私、そういう経験は室内ではあまりないです。もちろん、野外で歌うと自分の声が返って来ないです。そういう時って、たいてい歌いすぎて、声が枯れます(大笑)。だから、歌いすぎ防止の意味もあって、野外で歌うのは大嫌いです。

     自分の声がモニターできないと、色々と支障が出ます。私も走ってますよ(涙)。テンポキープが難しいですね。音程やらなんやらも調整がキビシイです。でも、これも慣れだと思います。反響音に頼らずとも、しっかり歌えるようにしておかないといけませんって事ですね。

    >また機会があれば聞きに行かせて頂きます♪

     はい、その際はよろしく。こちらからもチャンスがあれば出かけたいと思ってます。

  5. Cecilia より:

    PCが初期化されたのでやっと音源が聴けるようになりました。
    素晴らしいですね。
    日本語がとてもわかりやすいのが良いと思います。
    張りのある声で安定感がありますね。
    どんな演技だったかも気になってきました。

  6. すとん より:

    >Ceciliaさん

     パソコンが故障していたそうで、今はとにかく、通常運転に戻る事を優先してくださいね。ネットは逃げませんから(笑)。

    >どんな演技だったかも気になってきました。

     演技はないです(笑)。いわゆる「演奏会形式」って奴ですからね。基本、棒立ちです(爆)。まあ、一つの通過点という奴です。我が歌劇団は、ミュージカル上演を目指して、まずはこの手の小さな発表を重ねている段階です。そろそろ、次を考えているところなんです。

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