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息をしっかりと吐いていく

 声楽のレッスンに行ってきました。

 この日は寒く、週の後半で、何故か私は疲れ切っていました。お教室までは40分ほど徒歩で移動しますが、歩いているうちに寒さと疲れで、痛めている左足が痛くなってしまいました。声楽のレッスンは楽しみなので、多少の体調不良ぐらいでは負けませんが、さすがにこの日は、レッスンに行く道で心がちょっぴり折れました。

 ここ数日、急に寒くなり、カラダが寒さに対応しきれていないのでしょうね、別に病気というわけでもないのですが、やたらとカラダがだるくて気力も減退しています。お風呂に入っても、なかなかカラダの芯までは温まらない感じで、カラダの中心に氷を抱えているような感じです。まあ“冷え”なんだと思います。やたらと眠いこともあって…先生には言いませんでしたが、実は前回のレッスンから今回のレッスンまで、自宅練習をしていませんでした(汗)。いやあ、練習をしようという時間と意欲があった時もあるにはあったのですが、その時間は、先生に渡す「Der Lindenbaum/菩提樹」の楽譜を作ってしまいました。いやあ、ダメだな。

 まあ、そんなこんなでレッスンに向かったわけです。

 教室到着後、早々に先生から今年の発表会が中止になった事を伝えられました。ここには書いていませんでしたが、実は一度、5月の連休明けに発表会が計画されたのですが…参加者希望者を募ったところ、手を上げた人が少なくて発表会が流れてしまいました(残念)。まあ、皆さん、色々とご事情があるようです。我が家も、その時期だとまだ妻が参加できませんので、他の人の事を言えません。次の機会を待ちましょう。

 さて、レッスンに入りました。ハミング練習で声を温めたら、すぐに発声練習です。

 注意されたのは「声をしっかり前に出していくこと」です。私は、第一声はたとえ良くても、二声目から声が少し引っ込んでしまうのだそうです。具体的には、吐く息が弱くなってしまう…のでしょうね。いつでもしっかり息を吐き続けて声を出していかないといけません。

 次に注意されたのは、高音を発声する時にギアをチェンジしましょうって事です。ギアをチェンジ…発声方法そのものは変えずに、軟口蓋を上げて、響きを一段高いところに持っていくのです。

 ギアをチェンジするのに必要なのは、腹圧と息を吐き出す方向です。中音までは息を前に吐き出しますが、音程が高くなるに従って、息を上に出していきます。真上まで行ったら、そこからは後ろに吐き出します。そういうイメージで息を吐いていきます。これによって、声色を変えずに響きだけを高くしていけるわけです。

 頑張っていきましょう。

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