そんなわけで、週末に近所にあるパソコン量販店に出かけてみました。あくまでも、その時は、実機に触れるのが目的で、そこである程度の目安をつけて、おそらく月末に行われるであろう、ネット通販の安売りセールでモバイルパソコンを購入することになるのだろうなあ…と考えていました。だって、リアルな店なんてバカ高いだけだし、通販の方が絶対に安い…と信じていたんだもの。
店に行って、実際にパソコンに触れてみて、色々な事に気づけました。
まずは、ネットでの情報収集なんて限られたものでしかないって事です。リアルな店には、ネットには並んでいないようなモデルも並んでいたし、私が思ってもみなかったメーカーの製品も並んでいましたし、ネットで知っていたモデルも、実際に触ってみると、色々と思っていた以上に良い点と、思わぬ欠点に気づいたりしました。
百聞は一見に如かず…なのでした。
キイタッチなんて、ネットじゃ分かりませんが、メーカーによって、モデルによって、大きく違います。
例えば、富士通のモバイルパソコンは、現在15型のノートパソコンを使っている事もあり、割と手に馴染む感じがして好印象でしたが、かつて愛用した旧IBM系のレノボのパソコンは、お目当てのThinkPadはなかったのですが、その他のモデルがあって触ってみたところ、全く私の好みから遠い感じでした。「あれ、こんなんだったっけ?」って感想です。そこから推測するに…おそらく、現行のThinkPadは、かつてのThinkPadとはだいぶ違った感じのキイタッチになってしまった可能性が否定できない…と思いました。ブランドは同じでも会社が変わったし、製造工場だって変わったわけだし…それを思うと、やはり実機を触らずに購入することの怖さを感じました。ThinkPadは購入希望順位的には上の方でしたが、現行機種を触らないままでは購入できないと思いました。
かつて愛用したと言う点では(日本人なら大抵そうでしょうが)NECのマシンも、昔の98の感じは全く無く、当然ですが、これはこれで別物だなと思ったわけです。それは東芝のマシンも同様です。昔のDynaBookのキイタッチはどこに行ってしまったのでしょうか? むしろ、昔のイメージよりも好感触だったのはパナソニックでした。パナのレッツノートは、ほんと、私好みでした。ただ、価格が全く私好みではなかったのでした。
BTO系のメーカーは、マシンスペックが軒並み優れているし、コストパフォーマンスが良いし、キイタッチやキイのレイアウトが良い感じのモデルが多かった(これは意外でした)けれど、総じて、持ち上げてみると重いのです。モバイルパソコンと称していますが、あまりモバイル向きではない感じでした。
結局、ネットでは、総合型のネット通販サイトでも、メーカー直販サイトでも、取り扱っているパソコンは、基本的に最新型ばかりなのです。でも、リアルな店舗では、在庫さえあれば、最新型だけでなく、型落ち品も取り扱っているし、他の商品との抱き合わせで安売りされているモデルもあり、実に「あの手この手」で商売をしているんだなあと思った次第なのでした。
リアルなお店も、十分ネットを意識した商売をしている…ってわけです。そりゃあそうだよね。
結局、実機を触ってみたところ、最近、使い慣れた富士通のパソコンがいい(けれど高価)という結論に至り、ネットで安くなったら富士通のモバイルパソコンを購入しようと、半ば心が決まったのでした。
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