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路線バスの1日乗車券を利用してみた

 妻が「路線バスの1日乗車券を利用して、路線バスだけで遠出をしない?」と誘ってきました。行き先はどこでも良いのですが、とにかく路線バスを乗り継いでいける場所に行きたいのだそうです。

 そこで、花菜ガーデンという、県立の植物園に行くことにしました。ここはバスか自家用車じゃないといけない、交通の便が悪いところにある施設ですからね。

 バスの1日乗車券は1300円で、本人と同行者の2名で利用できます。1人でバス路線1300円を乗るのは、かなり大変ですが、2人で1300円なら、一人あたり650円以上乗れば、容易に元が取れるわけで、ケチくさい考えですが、我が家から花菜ガーデンに行くなら、十分に元が取れるわけです。

 我が家の最寄りのバス停から、最寄りの鉄道の駅までバスで行って、そこから隣市の鉄道の駅まで、鉄道に乗らずにバスで行って、さらにそこから花菜ガーデンに行けば…だいたい1人700円ぐらい掛かりますので、すでに往路だけで1日乗車券の元が取れるわけで、それが往復となると…ほぼバス料金が半額になるわけで、お安いお得切符となるわけです。

 これはいいね。

 なので、朝、家を出て、最寄り駅まで移動したら、朝食を食べました。すでにお昼近い時間になっていたので、とんかつ屋さんに入って、とんかつ定食を食べました。朝から、肉。それも揚げ物です。満腹になりました。ちなみに妻は、素直に朝定食で、普通の朝食を食べました。

 このとんかつ屋さん。しばらく来ないうちに、あれこれシステムが変わっていて、セルフサービスの店になっていました。入り口で食券を買うと、注文がそのまま厨房に伝わるので、出来上がると店内にアナウンスされるので、それを聞いて、自分で厨房まで料理を取りに行き、食べ終わったら自分で膳を下げる…という感じです。

 以前まで、お運びの女の子が2人くらい雇われていたと思うけれと、このシステムを導入する事で、その分の人件費が浮くわけで…経営改善の一環なのでしょうね。世知辛いですね。安い店なので、人件費を削るぐらいしかできないのだろうと思いました。

 それを考えると、まだ配膳ロボットを導入している店の方が、色々と余裕があるんだなあと思った次第です。

 で、朝食を食べて、バスに乗って、隣市でバスを乗り換えて、花菜ガーデンに行きました。その間、特別な事はありませんでした。ただ、このあたりって、私が学生時代は大学の教場があって、週1回程度通って、農作業に従事していた(農作業自体が授業だったのです)ので、何とも懐かしいのです。

 花菜ガーデンは植物園ですが、別に花を見に来たわけではありません。ここの池は金魚池で、とても可愛らしい金魚たちがたくさんいるので、その子たちを見に来ました。ううむ、ほんと可愛い。池が広くて運動量が確保されているせいか、どの子も30cmオーバーで、一見すると鯉ではないかと見間違えるほどに立派な魚体の子たちばかりです。ウチの子たちは水槽が小さいので、ここまで大きく育たないんだよなあ…。

 植物園にはたくさんの花が咲いていましたが、私はどうやら花よりも作物に惹かれるようで、スイカやカボチャの実が大きく育っているに感心し、ピーマンやパプリカが実っているを見るとうっとりとし、ぶどうやキウイが棚からぶら下がっているのを見ると、飽きずに眺めてしまうのでした。ううむ、ナスや唐辛子って、ピカピカで下手な花よりも美しいよね。

 バスに乗って、隣市の駅に戻って、お昼(つけ麺&チャーハン)を食べても、金魚愛が冷めず、そのまま隣市の金魚店を2軒ほど訪ねて金魚見物をしてしまいました。この時に気に入ったのが、今ウチで飼っている丹頂のシノで「今、ウチの水槽は満員だけど、もしもアキが出来たら、君を家に連れて行ってあげよう」と約束したら、突然、黒らんちゅうのカスミが星になってしまったので、シノを迎えることになったわけです。

 バスに乗って、最寄りの鉄道駅を経由して、自宅そばのバス停までバスを乗り継ぎました。バス移動って、鉄道と比べると時間がかかるけれど、バス旅は楽しかったです。

 で、その夜はぐっすり寝てしまいました。どうやら、バスって乗っているだけで、かなり疲れるようです。少なくとも、路線バスの車体は観光バスほど快適じゃないもんなあ…。

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