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Godiegoはお好きですか?[2011年4月の落ち穂拾い]

 今月の落ち穂拾いも、ちょっと短めで申し訳ないです。ここ数カ月、目に見えて、ブログ力がダウンしている私でございます。記事は毎日アップできてますが、コメントの方がほとんどできていません。おまけに、今日のこの記事なんて、うっかり記事のアップを忘れてしまい、ご指摘受けるまでアップしてなかったりして…。なんかね~、ブログ倦怠期ですか?

 って言うか、以前の仲よくコメントを付け合っていたブログ友達がみんな、ブログやめちゃったんだよねえ~。世代交代なの? 友達のいない寂しい私でした(笑)。って言うか、ブログそのものが廃れた? もはや時代はブログじゃなくて、ツイッターとかフェイスブックなのかしら?

 ある日突然、ブログ辞めてフェイスブックに引っ越ししちゃったりして(爆)。

 
スランプに落ちたら

 人はたまにスランプに落ちます。落ちたその当事者は「自分だけ~できない(涙)」という気分になりやすいですが、実はスランプって、その道に進む限り、誰もが通り、誰もが転ぶポイントだったりします。ある意味、その道を進む人にとっての“通過儀礼的な苦しみ”だったりするのかもしれませんね、スランプって。

 スランプの脱出方法。それは…自分がスランプにいる事を忘れる…、いや、冗談ではなく、スランプって、本人にとっては大問題でしょうが、他人から見たら、単に“行き詰まっている”だけにしか見えないのです。その“行き詰まり”とスランプの違いって…自意識の問題じゃないかな? 自意識が高く自己イメージが高いと“スランプに落ちた”と感じ、それほど自意識が強くなく、自己イメージがほぼ等身大ならば「最近、不調だなあ…」で済むんじゃないでしょうか? だから、高い自意識を捨て去り、スランプにいる事を忘れることで、スランプはスランプでなく、単なる不調になり、無事にスランプから脱出できます(笑)。

 これで解決、一件落着だあ~。

 「ちょっと待った! それは言葉の誤魔化しだ~」とおっしゃるならば、根本的にスランプと向き合わないといけなくなります。

 スランプというものは、実は簡単に解決できるような問題ではありません。だいたい、簡単に脱出できるなら、誰もその不調を「スランプ」なんて呼ばないでしょう。

 だから、本気でスランプから脱出したければ、焦らずに、普通に普通の練習を重ねて地力をつけていくしかないんじゃないかな? 特効薬などないのがスランプの特徴です。地力をつけ、努力を重ねていくうちに、いつのまにかスランプから脱出している…のがスランプ脱出方法でしょう。学問に王道はありませんが、スランプ克服にも王道は無い…と私は思います。

 だから、とにかくスランプに落ちたら、気長に、焦らず、じっくりと問題に対処していくしかありません。あるいは、スランプそのものを忘れる事だね。

 大丈夫、あなたが認めようが認めなかろうが、スランプというのは、必ず脱出できるものですから、努力を積んでいけば、やがて時が解決しますよ。

 
分かっちゃいるけれど出来ません

 素人というの者は「分からないし出来ない」、プロや上級者は「分かるし出来る」。問題は我々アマチュア愛好家の場合は、何事においても「分かるけれど出来ない」タイプと「分からないけれど出来る」タイプの二つのタイプがいるようです。前者が凡人で後者で天才ですね。

 多くの人は凡人だから、分かっていても出来ないのですよ。それは単純な話『そういう経験がない/少ない』事と『カラダが出来上がっていない/筋肉が未発達』と『神経回路がそのようにつながっていない』という三点の理由があると思います。なので、まずは『分かる事』が先にやってきて、しかるのちに『出来るようになる』事が、普通の手順だと思います。

 何もこの話は音楽に限ることではありませんが、音楽はカラダを使うものですから、訓練されているかどうか、つまり、自分のカラダをうまくコントロールできるかどうかって、とても大切な要素なんだと思います。たので、「出来ません」→「分かっちゃいるけれど出来ません」→「出来ます」という手順を踏んで、上達していくのだと思います。
 
 
今月のお気に入り 「タケカワユキヒデ HOME RECORDING DEMO ARCHIVE SERIES VOL.1」

 皆さん、ゴダイゴは好きですか? 私は大好きです。おそらく50前後の人なら、好き嫌いはともかく、皆さん、ゴダイゴの事、ご存じじゃないでしょうか? YMO登場前夜の日本のロックシーンにさっそうと登場して、1番は日本語、2番は英語の歌を歌いまくっていた、あの“ウワウワ・ラララ~”のゴダイゴさんです。

 ああ、懐かしい。

 あのゴダイゴのヴォーカル兼ソングライターのタケカワユキヒデ氏のデモテープ群が昨年から、発売されております。現在、8巻まで発売済みです。ま、いわゆる“アンソロジーもの”って奴です。

 耳タコになるほど、ゴダイゴ/タケカワ氏のアルバムを聴いた、あの頃のファンの方々にお薦めなのが、このアルバムです(逆に最近ゴダイゴの事を知ったという方には、全くお薦めしません)。

 デモテープ録音を集めて作ったアルバムですから、資料的価値はありますが、純粋に音楽作品として見た場合、はっきり言って、これ、世の中に出していいの?」レベルのものです。録音録音はショボいですし、アレンジなんて、有って無きがごとくです。あくまで、濃い目のファン向けのアルバムです。

 逆に濃い方には、すごくおもしろいですよ。「へえ~、こんな曲を書いていたんだあ」とか「最初はこの曲、こんな詩/メロディだったんだ」とか「この曲にアレンジをすると、ああなるのか」とか…ね。

 そんなお蔵だしアルバムが「HOME RECORDING DEMO ARCHIVE SERIES」なんです。おもしろいですよ。

 さて、そんなゴダイゴ/タケカワ氏ですが、実は今でもしっかり現役であります。今年(2011年)の2月に新曲「Walking On 」をリリースしています。こちらはこちらで、またまた、お薦めですよ。

 “Walking On ”、“Back In Time”、“Worlds Of Light”の三曲入りのCDです。 最初の2曲が日本語詩、最後の1曲が英語詩なんです。タイトル曲の“Walking On ”と、2曲目の“Back In Time”は、いわゆるタイアップ曲です。両方とも「ぶらり途中下車の旅」のエンディングソング[“Walking On ”が去年の暮れまで、“Back In Time”が今年の冒頭から]です。ちょっと聞いてみると、1曲目の“Walking On ”はゴダイゴっぽいのですが、2曲目の“Back In Time”はゴダイゴ作品と言うよりも、タケカワ氏のソロ曲っぽい印象です(ちなみに、作曲は、1曲目はミッキーで、2曲目はタケカワ氏&武川アイ氏)です。個人的には、実は英語詩の3曲目(トミー&タケの作曲)が一番のお気に入りだったりします。やっぱ、ゴダイゴは英語じゃないとね…という、ダメファンな私でした。
 
 
今月の金魚

 2011年4月10日(月) キッカ、星になる
 
 
今月のひとこと

 もうすぐ四月だと言うのに、例年なら、もう咲いていてもいいはずのサクラが、まだ小さなツボミのままだ。靖国のサクラは開花したそうだが、湘南のサクラはマダマダ。気候が例年とは違っているようだ…。(2011年3月30~4月1日))

 ようやくサクラのツボミが桜色になり始めました。気の早い花が一つ二つ咲き始めました。ようやく、春がやってきた…のかな?(2011年4月1~4日)

 夜桜を眺めながら帰宅しました。半分くらいかな~、咲いているのは…。これなら入学式の頃は、満開とまではいかなくても、いい感じのサクラになっているでしょうね。(2011年4月4~6日)

 書斎の蛍光灯を、今までのモノよりも消費電力の少ないモノに変更したら…やたらと明るい! 明らかに明るい! シロモノ家電も地味に進歩しているんだなあ…。(2011年4月6~10日)

 サクラが…満開っぽいです。まだ、花吹雪は散ってませんが、きれいに咲き誇っています。日本の春ですね。(2011年4月10~12日)

 サクラが散り始めました。サクラ吹雪が美しいです。葉も出てきたので、今年のサクラもそろそろ終わりです。週末までは…もたないでしょうね。(2011年4月12~14日)

 『子ども手当て』がようやく廃止になります。こんなデタラメなバラマキ政策など、最初からやらなければよかったのに…。『子ども手当て』実現のために、国の“タンス預金(彼らは埋蔵金と呼んでいた)”をばらまいたために、今になって震災復興予算が不足しているわけで、目先の事しか考えない人間の浅はかさが露呈したと思ってます。で、『子ども手当て』は廃止しても、それとバーターで廃止された各種控除は当然復活無しなので、子どもがいる世帯ほど増税されるという政策に、民主党が踏み切ったと言えるでしょう。この国は、国民が結婚をし、子どもを生み、育て…そのたびごとに生活が苦しくなる国になるようです。(2011年4月14~15日)

 今年のラ・フォル・ジュルネは、原発事故の影響のため、一度白紙にするそうです。せっかく、チケットゲット出来たのに……払い戻しだあ~。心から楽しみにしていただけに、実に実に残念(涙)。しかし、海外アーチストが来てくれないのでは、仕方ないでしょう、レベル7だもん。そりゃ、ビビるって。ラ・フォル・ジュルネそのものは規模縮小し、テーマ及び内容を変更(「タイタンズ」→「東日本大震災復興支援」)して、出演アーチストも入れ換えて行うそうです。せっかく内容変更して実行するなら、声楽とフルートをたくさん入れておくれ!(2011年4月15~19日)

 今年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンの新しいテーマが「とどけ!音楽の力 広がれ!音楽の輪」と決まったようです。つまり、メインをブラームスからアラカルトに変更って事ね。開催場所も、ホールA,B5,B7が外され、新たにTOKIAのガレリア(昨年は周辺プログラムの会場として使用された場所ですね)が加わりました。詳しい事は、4月22日(金)に発表されるそうです。規模縮小はやむをえないですが、自粛で中止にならなくてよかったね。さあ、チケット争奪戦にまた加わるのか…、それはちょっと憂鬱だね。(2011年4月19~23日)

 ラ・フォル・ジュルネの新しいプログラムが発表になりましたね。てっきり、ポピュラー名曲が並ぶのかと思ったら、案外、タイタンな内容でちょっとガッカリ。だって、フルートや歌がほとんど無いんだもん。ああ、意気消沈。でも、うれしい事もありました。それは…内緒。だって、チケット争奪戦が激しくなるのはイヤだもん(笑)。(2011年4月23~26日)

 ラ・フォル・ジュルネの新プログラム、3戦3勝でした。つまり、完全勝利! いやあ、旧プログラムの時は、4戦2勝2敗でしたし、プログラム的にも、実は今回ゲットできたものの方が、好きな曲や好きな演奏家のものばかりなので、私的には「仕切り直し、サイコー!」って感じです。ぐふっぐふっ…、ああ、ゴールデン・ウィークが楽しみ楽しみ…。(2011年4月26~27日)

 「フルート吹きさんに100の質問」をウェブページにアップしました。こちらのページです。ぜひご覧ください。私自身の回答は…GW特別企画としてアップしたいと思ってますので、よろしくね。(2011年4月26~28日)

 今月は以上です。よろしくお願いします。

コメント

  1. Yテノール より:

    スランプに対するご見識、まったく同感です!
    私は、絵のプロですが、それでも「解らないできない」ということは常に存在しますし、それがあたりまえのことだと覚悟しています。
    スランプは、私にとって日常であり、織り込み済み、覚悟の上のことです。
    そうなると、それはもはや、スランプという概念に該当しなくなります。

    という訳で、私は、生まれてこのかた、スランプというものを感じたことがありません。

    どんな時でも、より成長、進歩するべく、工夫修練し続けるだけのことです。
    焦ることもないし急ぐことも無い、達成よりも、成長していく過程に、より大きい充実感と喜びを感じすタイプなのかもしれませんね。

  2. すとん より:

    >Yテノールさん

     私、「スランプだ~!」と叫んだ事、実は何度もあります。実際に、その最中にいる時は、どん底を感じているわけだし、心のどこかに「自分はもう少しできる人間のはずなんだ~」と言う、妙な自尊心があったりします。つまり、自分はこの程度の人間じゃないはずっていう気持ちです。でも出来ない。だから、その状態をスランプと表現してしまうわけですが…。

     そこから抜け出した時に振り返ると、なぜ、あれしきの事で大騒ぎしてしまったのだろうと恥ずかしくなります。

     いやあ、人生修行の足りなさ故の大騒ぎ…だったと思えるようになりました。人は等速で成長/上達できるわけじゃないんですね。ある時は、トントントンと調子よく上達できるでしょうが、しばらくずっと同じところで停滞している時もあります。それでも、長いい目で見れば、やり続けている限り、必ず成長しているわけだから、成果を短期で求めずに、気長に構えていれば、それでOKなんだなって、オッサン的には思うようになりました。

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