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伊勢詣に行ってきた その4 石神さんは海女さんの神様でした

 横山展望台。キツ過ぎます。結局、ここで失った体力と、傷んだ筋肉は、旅行中回復する事はなく、この後の旅行を憂鬱なモノにしてくれました。横山展望台に行かなければ、この後の旅行も、無心に楽しめたものを…と、今となっては、思うのでした。ああ、後悔後悔…。

 ほんと、あの展望台は、絶対に、ミスチョイスだよな。少なくとも、団体旅行向けの観光スポットでは無いと断言できます。

 さて、地獄のような横山展望台の次は、土地の人たちには「石神さん」と呼ばれる神明神社に行きました。そこは相差(おうさつ)と呼ばれる地域で、海女さんの街なんだそうです。石神さんは、海女さんたちの神様なんだそうです。

 ここも駐車場にバスを停めたら、また坂道を登って、石神さんに行きます。幸いな事に、山道というほどは険しくはなく、アップルウォッチに止められる事なく神社にたどり着けましたが、横山展望台で痛めた足の筋肉は悲鳴をあげ、ただの坂道なのに、歩行に困難を感じるほどでした。相差にも石神さんにも恨みはありませんし落ち度もありませんが、なんか石神さんが憎く思えました。完全に八つ当たりです。

 石神さんは、海女の神様であり、そこから女性専科の神様って事になっていて、お参りした女性の願いを必ず一つだけ叶えてくださるというご利益がある神社なんだそうですが、私は海女ではなし、女性でもないし、横山展望台のおかけでやさぐれていたので、特に石神さんにお願いすることもないから…と毒づいて、さっさと神社から降りてきました。で、途中にあった、海女文化資料館に入り、とにかく休みました。足、痛いんだもの、シンドいんだもの。乳酸、溜まりっぱなしなんだもの。とにかく座りたかったのよぉ。

 文化資料館は、相差の海女に関する資料をまとめた資料館で、色々と海女文化について学べました。意外と海女さんについて、知らないことばかりだったので、勉強になりました。駆逐艦春雨号の海難事件については初耳でした。知らないことを知るのは、楽しいことです。足が痛くて立ち寄った文化資料館でしたが、ここはほんと、タメになりました。

 あと、資料館内には、石神さんをお参りされた芸能関係者の皆さん(ほぼ女優さんですね)の記念写真がたくさん展示されていました。ううむ、石神さんって案外、有名神社なんですね。足さえ痛くなければ、全身がダルくなければ、ほほえましい気分になれる良い場所でした。

 石神さんの次は、いよいよ伊勢神宮です。本日は外宮(げくう)に行きました。

 伊勢神宮は、豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀る外宮と、天照大神(あまてらすのおおみかみ)を祀る内宮(ないくう)の、大きく分けて2つの神社から成り立っています。旅行2日目の本日は、外宮をゆっくりとお参りする事になっています。

 バスは外宮の駐車場に午後1時過ぎに到着しました。まずは(販売用、私達は結局購入しませんでした)集合写真の撮影です。火除橋(ひよけばし)の手前で撮影をしましたが、そこに用意されていた椅子があまりに小さくて低かったので、私はそこに座った途端、後ろにひっくり返ってしまいました。予想外に小さな椅子だったので、バランスがうまく取れなかったのです。いや、お恥ずかしい。

 写真撮影が終わったら自由散策になったので、まずは空腹を満たすために、お参りよりも昼食を優先し、そのために、外宮参道という門前の商店街に行きました。

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