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帯状疱疹日記 その15 男性の看護士さんもいるんですね

 入院3日目のお昼頃です。

 治験をしている最中に昼御飯がやってきました。そもそもそんなに温かくない食事ですが、すっかり室温になってしまいました。ううむ、かなり残念です。

 昼食を食べ終わると、いつのまにか昼寝をしてしまいました。うむ、休息は大切です、正しい入院生活だと思います。で、看護婦さんの呼びかけで目覚めると、本日2回目の通常治療の点滴です。

 こちらは少量の薬液を時間をかけて体内に入れていきます。でも、点滴を受けながら寝ちゃったので、そんなに長くは感じませんでした。目覚めた時には点滴が終わっていて、カテーテルの中を血液がかなり高いところまで上がっていました。いやあ、赤くなったカテーテルを見た時は、ちょっとビックリしました。

 この日は夕方に妻と電話でおしゃべりをしました。

 電話が終わる頃…ってか、妻が「そろそろご飯の時間じゃない」というので電話を切りました…すると、その直後に夕食が運ばれてきました。ナイスタイミング!

 夕食が終わると…またウトウトしてしまいました。目が覚めると3回目の点滴です。今日は寝てばかりいるせいか、一日がとても短く感じます。

 夕食後は、パソコンやったり本を読んだりして、自由を満喫しようと思いましたが、なんかとてつもない飢餓感に襲われて、コンビニへ行ってしまいました。お茶と野菜ジュースとゆで卵と…おにぎりを2個買ってしまいました。どうしても、おにぎり食べたかったんだよぉ。焼き鮭のおにぎりとイクラのおにぎり、美味しかったなあ。

 そんな感じで食欲を満たすと、眠くなってしまい、その日は22時には寝てしまいました。ううむ、残念。

 さて、入院4日目です。11月17日(木)です。この日も熟睡しました。5時45分、つまり点滴の15分前に起きました。このくらいの時間に起きるのが良いみたいです。割とシャキッとした気分で点滴となりました。

 点滴そのものは、いつも通り少ない薬液を時間をかけて入れていきます。点滴が終わって、一息着くと朝食です。なんか規則正しい生活をしているので、この日記も単調になりがちです。

 朝食が終わって、現われたのが今日の昼担当の看護士さんでした。そう、看護士、つまり男性の看護婦さんです。

 ちょっと前までは、病院と言うと、お医者さんが男性で、看護婦さんが女性だったと思いますが、今の時代は、そういうわけでもないんですね。何しろ私を担当している主治医も担当医も二人とも女性なんです。病棟の看護婦さんたちも、実は大半は女性なので、いつのまにか病院って女性の職場になってしまったのだなあ…と思っていたら、男性の看護士さんがやってきました。ちょっとビックリです。

 でもね、ほんと、今の病院の職員さんって、圧倒的に女性が多いですね。お医者さんはまだまだ男性の先生の方が多そうだけれど、それ以外のスタッフさんたちはほとんどが女性です。事務の人も、各種検査技師の方も、たいていが女性です。なので、病院と同じ敷地に併設型の大きな保育園があるのも納得です。

 ちょっと考えれば、病院って、弱った人たちをケアする場所で、共感する心や細やかな気配りとかが必要で、そう考えると女性の職場になってしまうのは、ある意味自然な事なのかな?って思いました。

 でもね、男性の看護士もいいなあと最初は思いました。女性が相手だと、多少なりとも遠慮してしまうし、そんなにフレンドリーには出来ないけれど、男性相手だと、同性という事もあって、気安い感じで接する事が出来るんだけれど…たまたまだろうけれど、私を担当してくれた看護士さんは、正直、ガサツなんだよねえ。大雑把なんだよ。動作の一つ一つが大きくて、力強くて、乱暴で、こちらの気持ちを読み取ってはくれません。ミス…と言うほどではないけれど、ヌケが多くて、彼に頼んでやって貰った事を、別の看護婦さんに直してもらう事もありました。性差による違い…とは思いたくないし、彼は彼なりに一生懸命してくれたんだろうけれど、やっぱり私は看護婦さんは女性の方がいいなあと思いました。それもある程度のベテランさん。オバチャンな看護婦さんは、ほんと安心できるよね。私ぐらいになると、若い娘さんよりもオバチャンの方が気安い感じがするんだよね。

 そう言えば、病院内って実は温かい…というか暑いです。あんまり暑いのでエアコンのスイッチを入れたら、暖房しかなくて、さらに暑くなって閉口しました。その事を看護士さんに伝えたら「窓を開ければいいじゃないですか?」と言われちゃいました。

 へ? こんな高層階にある病棟なのに窓って開くの? 窓が開いたら、飛び下りちゃう人が続出しない? そう言ったら、窓ってほんの10cm程度しか開かない構造になっていました。いくらやせても10cmの隙間から飛び下りるのは無理だよね。でも、10cmあれば換気はできる…ってわけで、さっそく窓を開けて、病室のドアも開けて、甚平さんの上着を脱いで、涼を取りました。いやあ、極楽極楽。

 病院の窓は開かないもの…そんな思い込みで窓開けを2日間も我慢していた自分に呆れてしまいました。我慢する前に、しっかり窓を観察しろって話だよね。

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