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チビがイキっているのです

 金魚たちは日々成長しています。

 初めて水槽に来た頃は、人の爪先ほどの大きさしかなかったのに、いつのまにか握りこぶし大ぐらいに育ってしまう子もいるくらいです。ほんと、大きく育った子は、最終的に肉まんサイズになった子や、30cmモノサシよりも長く育った子も、過去にはいました。

 そういう反省もあって、今は金魚たちに与えるエサもセーブして、あまり大きくならないように気をつけています。なにしろ、我が家の水槽は45cmサイズの水槽なので、あまり大きくないからです。

 それでも、金魚も生き物ですから育っていきますし、金魚的にはカラダが大きいほどエライようなので、彼らは彼らなりに頑張って大きくなろうとします。

 特に、水槽のボスと言うのは、たいてい、その時点で一番カラダの大きな子がやっています。でもね、今のウチの水槽は、ちょっと違うんですね。

 今の我が家の水槽の金魚のカラダの大きさを順位づけるとすると…

 1)ビジョ(三色金魚・メス)
 2)アカリ(素赤琉金・尾ビレ無し・メス)
 3)ラク(出目金・体色が漆黒から素赤へ変化・オス)
 4)ロナ(桜コメット・オス)
 5)カスミ(黒らんちゅう)

 …です。ならば、水槽のボスは…ビジョではなく、第4位のロナなんです。不思議でしょ? 下から2番目のブービー賞のロナが水槽のボスなのです。これって、なかなか珍しいだし、金魚の生態的には、あまり無いことだと思われます。

 そもそも、ある時点(素赤琉金のシズカが星になった直後ぐらい)までは、カラダが1番大きかったのはアカリで、2番目がロナだったのです。アカリは元々気が弱い女の子なので、ボスには不向きなので、当然のようにロナがボスをやってました。

 その後、カラダの大きさ的にビジョやラクがロナを追い越しましたが、それでもロナのボスの座はゆるきません。

 確かに、かつてのロナは気が強くて、猛り狂っていることもあり、水槽内では恐れられていたようです。何しろロナは他の金魚を食べちゃう子なのです。怖いですね~。アカリの見事な尾ビレや背ビレが無くなってしまったのも、ロナが食べてしまったからです。

 金魚のヒレは、多少なら無くなっても再生しますが、根本まで食べられてしまうと、再生なんてしません。もう永遠にヒレ無し金魚になってしまいます。なので、アカリのヒレは二度と再生しないのです。

 今まで、色々なボスがいましたが、ロナのような“他の子のヒレを食べてしまう”ボスは初めてです。かなり狂ったボス金魚なのです。

 でもそんなロナですが、最近では、すっかり性格も丸くなり、大人しくなりましたが、それでもまだまだ他の金魚たちから、一目置かれているのだろうと思われます。時折、カスミの尾ビレに歯型が付いていたりするので、今でもたまに食べているのかもしれません。

 だから、ロナはチビですが、そのチビが水槽内でイキッていても通用するのでしょうね。

 最新、ロナ情報でした。

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