フルートのレッスンに行ってきました。ちょうど、姉様とは入れ替わりで、私が部屋に入ると同時に姉様が退出されました。私がもう少し早く入室していれば、きっと3人でロングトーン練習をしたんだろうなあって思います。
ロングトーン練習は、私は毎回先生としていますが、姉様は、レッスンの終わりが私と重なった時だけ、我々と一緒にやっているようで、先生と姉様だけの時は、ロングトーン練習はしていないようなのです。
つまり、私レベルだと、毎回のロングトーン練習が必要だけれど、姉様レベルになると、弟弟子がいるような時に、たまに、練習に付き合う程度で良いみたいなのです。うむ。
さて、エルステユーブンゲンは、毎度毎度の25番と26番です。はい、いつもの通りでした。
旋律的練習曲は4番で、前回よりはだいぶ吹けるようになってきたけれど、まだまだ完成には程遠い感じです。とにかく、トリルが美しくない。もっと、スピーディーに、もっと、音を粒立てて、玉が転がるように吹かないといけません。それにだいたい、もっと手慣れた感じで曲自体が吹けないとダメなんだな。
40リトルピーセズは、30番のバッハの「マーチ」です。これも、しこたま練習してきて、前回と比べれば、眼を見張るほどに吹けるようになりましたが、だからと言って、合格できたわけじゃありません。やっぱり、まだまだ演奏中にキョドります。バッハ、難しいです。
いつもは「音がきれいだ」と褒められる私です。まあ、それ以外に褒めるところがないからなんでしょうが…今回は、別の事を褒められました。それは「いい楽器使っているね(笑)」 そう来たか! “音がきれい”“楽器が良い” 全く私の演奏技量には触れることなく褒めてきました。まあ、確かに、アゲハは良い楽器ですよ。それは全くその通りです。
さて、今回の雑談は…学校の吹奏楽部にはイジメがつきものだね…という話でした。これは実話で、私の妹弟子にあたる子(中学生です)が、H先生が止めるのも聞かずに、学校の吹奏楽部に入ってしまったんだそうです。
普通、真面目にフルートを学んでいる子は、学校の吹奏楽部には入らないし、師匠も吹奏楽部には入らないように命じますが、妹ちゃんは、どうしても合奏をしてみたくて、先生が止めるのも聞かずに、吹奏楽部に入ってしまったのだそうです。
小さな頃から、ちゃんとした先生についてフルートを学んできた子は、学校に入ってから、独学で、あるいは先輩と名乗る素人さんの指導でフルートを吹いてきた子とは、あらゆる点で比較にならないわけで、妹ちゃんは、そんな事も覚悟して、なるべく目立たないように、できるだけ先輩方を立てて部活動を過ごしてきたわけですが、それでもやっぱり、イジメられちゃうわけなんですね。(本人、多少は気が強い部分もあるのだけれど、それでも)フルートが極めて上手いというだけでイジメられちゃうわけです。理不尽と言えば理不尽だけれど、それが女の世界の常ですし、だから、ちゃんとしたフルートさんたちは、学校の吹奏楽部は、なるべく避けるんだけれど、妹ちゃんは全部覚悟の上の入部だったので、イジメに負けずに地味に過ごしてきたそうなのです。
それが、この秋、ようやくの事で、先輩方が引退されたんだそうです。イジメる人たちがいなくなって、部活もようやく過ごしやすくなったんだそうです。
曰く「やっぱり、イジメられない方が気分が良い」んだそうです。それもなんか悲しい話だね。
蛇足 吹奏楽部の顧問は、イジメを放置して、見て見ぬ振りをしていたそうだけれど、それって、私に言わせれば、教師失格だよな。
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