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ヤヨイとミドリが、なかなか立派に成長してきました

 今、我が家にいる金魚たちは、基本的に“駄金”です。いわゆる“はねもの”と呼ばれる、B級あるいはC級にランク付けされるような金魚たちです。

 以前の私は、金魚は金魚専門店で購入していたので、我が家の水槽には、自然と高級金魚やらA級金魚やらで揃っていました…と言うか、専門店で観賞用として売られているのは、そういう高級金魚だけで、いわゆる“駄金”は熱帯魚などの肉食魚のエサとして売られているだけなのてす。だから、とりたてて区別や差別をしているつもりはなかったのですが、ウチの水槽は高級金魚だらけだったわけです。

 でも、長引く不況のせいなのでしょうか? 近隣に複数あった金魚専門店がドンドン廃業してしまいました。今じゃあ、一番近くの金魚専門店でも、そこに行くためには、電車に乗って1時間以上かけなければいけません。とても、気軽に出掛けられません。

 今、街にあるペットショップだって、その相当数はイヌネコの店であって、金魚や小鳥を扱っていません。ホームセンターのペットコーナーも、生体は扱わない所が増えました。規模の大きな総合ペットショップにでも行かないと、金魚が買えなくなりました。残念ですが、金魚はペットとしてはマイナーな立ち位置なのでしょうから、これはこれで仕方ないです。

 なので、我が家でも金魚の購入先を総合ペットショップに変更せざるを得なくなり、今いる子たちは、シズカだけが金魚専門店の子で、後はみんな総合ペットショップの子です。

 ちなみに、シズカは沼津に遊びに行った時に入った金魚専門店で購入した子です。現在シズカは、なかなか立派な魚体に育ってます。さすがにお高い金魚だけはあります。ただし(おそらく購入時に私が見落としていたのでしょうが)シズカは尾ビレの一部が欠損しているという重大な欠陥があるわけですが、それを除けば、本当に立派な金魚になりました…ってか、高い値段で売られていたのですから、立派に育って当然です。

 シズカ以外はみんな駄金なわけですが、一応、購入時に私の厳しい審査をくぐって我が家にやってきただけあって、元は駄金でも、そこそこ立派に成長しています。

 特に最近思うのは、ヤヨイとミドリが、なかなか立派になってきたなあ…という事です。

 まあ、ヤヨイに関して言えば、魚体の立派さは、シズカにやや劣るものの(シズカと比べると、ヤヨイはややボテッとした魚体です)、カラダのバランスはかなり良いですし、ヒレはどのヒレも長くてカタチがいいし、何よりも三色琉金には珍しい事にウロコが透明だったりします。これで頭部に小さくても肉瘤があれば、東錦(高級金魚です)に分類されたんでしょうが、残念な事に、ヤヨイには肉瘤はありません。

 実に健康ですし、目もクリクリ動いて活発です。まあ、性癖にやや困難があります(他の金魚のお尻が大好き)が、それを除けば、高級魚にも見間違うほどの金魚に育ちました。

 ミドリも立派になりました。目玉もドカンと大胆に横に飛び出しています(出目金の駄金は、目玉の飛び出しが少ないのです)し、カラダは小ぶりですが、ヒレは実に長いです。体色も一時は薄くなりましたが、最近は再び『上から見ると漆黒、下からみると黄金色』の黒出目金としては理想的な体色になってきました。

 問題があるとすると、元気がない事…かな。おそらく内蔵に問題を抱えているんだろうと思いますが、ひ弱なのです。普段から、あまり泳ぎ回ることもなく、静かにしている事多いですし、一日の大半を寝て暮らしいてます。元気あふれるヤヨイとは、実に正反対だったりします…が、魚体だけなら、ヤヨイやシズカよりも立派かもしれません。おそらく、今までウチで飼っていた黒出目金の中でも、一二を争うほどに美しい出目金らしい魚体に育ちました。

 まあ、アセビとベルちゃんは、まだまだ子どもで、どう育っていくのかは、これらかの楽しみですが…どうだろ? 今のところは元気だけが取り柄って感じです。

 駄金として安価に売られていた子たちですが、命の価値に高いも安いもありません。ただ、市場に出される前にプロの鑑定士さんにハネられた子たちですから、なんらかの問題を持っている事は確かです。まあ、そのあたりの事を問題を気にせずに、受け入れてあげれば、それはそれでかわいい子なのですよ。

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