フルートのレッスンに行ってきました。今回は忘れずに、チューナーとマイクを持っていきました。次回も忘れずに持って行けるといいな。
ついに先生がフルートを持ちました。いつもの金のフルートではなく、サビサビのなんともヴィンテージな雰囲気の銀のフルートです。Cisキーに分厚いコルクを貼り付けてあって、曲がらない指でもキーが押さえられるようにしてありました。
「まだ、フルートを吹くと、指が腫れるんだよねえ~」とおっしゃってました。そりゃあ、本来はまだ安静が必要なんだと思います。「でも、フルートは吹いていないと吹けなくなっちゃうからね~。年内の仕事はすべてキャンセルしちゃったけれど、せめて1月からは仕事したいからねー、今から頑張らないといけないんだよ」なんだそうです。
私が聞いている範囲では、いつもの先生のように軽やかにフルートを吹いてますが、ご本人的には色々と納得していないみたいです。
そんな先生と姉様も交えて、三人でロングトーンをやりました。私も姉様もチューナー&マイクで各自のフルートの音程を確認しながら吹きました。
でもね、それがね、ちょっと汚いんですよ。私も姉様もグリーンランプでバッチグーな音程で吹いているのに、耳で聞くとハーモニーがちょっと汚いんです。きれいなところはグリーンランプから少し外れたところにあるんだけれど、これってなぜなんでしょ。単純に、チューナーの性能が悪いのかな? チューナーを使うと、音が濁るのはいただけません。一応、私も姉様もA=442にしてあるんだけどなあ…。ただし、姉様のチューナーは見るからに高級品。私のは……ってわけで、私の方がマズっているのかしら?
さて、アルテ15課3章、B-durの「B-durのロングトーン」と1番「音階準備練習」です。両方とも、全く不合格でした。実は練習の時からイヤな予感はしていたんですよ。だってね、b二つのB-durの課題をやりながら、#二つのD-durの曲を練習しているんです。B-durとD-durが混ざっちゃって、指がこんがらがって、実に厄介なんです。「こりゃ、ダメだ」と思いながら練習していたら、やっぱりダメでした。
「B-durのロングトーン」なんて簡単なのにね、でもなぜか指は、B-durなのにFisやCisを押さえたくなって仕方ないんです。1番「音階準備練習」に至っては、それに加えて、中音Esの左人指し指がきちんとあげられなくて、何度も注意を受けるし…。ボロボロです。1フレーズ吹くたびにどこか指や音が間違っていて、何度も先生のストップが入ります。いやあ、H先生のところでレッスンを受け出して、こんなにたくさんストップが入ったの始めてかもしれない。それくらいボロボロだったんですよ。
別に自宅練習はいつもどおりに、毎日コンスタントにやってきたのですが、その、いつもどおりの練習じゃあ、全然足りなかったみたいです。#系とb系を同時に練習すると言うのは、今の私にとっては、かなりの負荷になるようです。とは言え、現実的にセッションとかに行けば、一つのステージで演奏する曲は、#系とb系がゴッチャ混ぜで当たり前だから、そんな事でグチってちゃいけないのだけれどね。
これは乗り越えないといけない壁なんでしょう! 頑張っていくしかないです。
なんて書きながらも、#系とb系がゴッチャになっていて、どうにもならないのも事実。ミニヨン・エチュードになると、今度は#系の曲なのに、ブリチアルディ・キーを押さえたくなって仕方ないんです。前回までは、全くそんな事なかったのに…。おそらく、この曲に関しては、前回よりも下手になっていると思います。マズイです。
マズいマズい…と思っているうちに、曲のまだ割と最初の方を吹いていた時ですが…急に…脇腹がつり始めました(涙)。それも両側同時にです! ギュ~~~と脇腹が締まり始め、ケイレンし始め、鈍くて強い痛みが私を襲います。で、でも、演奏中なんだな(涙)。いきなり頭の中から汗が吹き出てきます。#系とb系の運指がゴッチャになって、それだけでも余裕がないのに、脇腹がつってしまい、もう集中力なんて、かけらも残ってません。そりゃあ、全然ダメに決まってますね。
ちなみに、この脇腹の痛みは…レッスンを終えて、お教室を出たら、まもなく消失しました。え、そうなると、これって心因性のもの? まさか~…。
さて、ダメをいただいた8番ですが、先生がフルートを吹けるようになった(?)ので、最後は一緒に(久しぶりに)吹きました。テンポやリズムを修正していただきました。はあ~、もっともっと練習しないといけません。
さて、今回の雑談は…工藤重典氏について。私は工藤氏のユルいファンなのですが、実はH先生と工藤氏は同門で年齢も……という事が判明。うひゃ!
「じゃあ、かなり親しいんですよね」と振ると「同門会の時にしか会わないからなあ…、だってレッスンは別々だし…」と聞けば納得する答えが帰って来ました。でも、先生が話す工藤氏のエピソードは、友人じゃないと知り得ないような話ばかりで、聞いていて、とてもおもしろかったですが……でも、先生が話された逸話はどれもこれもネットに書いちゃマズいような話が満載だったので、今回は、先生の話の内容については書きません。それにしても、工藤氏って、そうなんだ~って思いました。
しかし、フランスのコンセルヴァトワールって…………なんだ~。
それと先生からパソコン買い換え相談も受けました。とりあえず「ハードディスクが大きくて、搭載メモリの多いものを買っておけば間違いないです」と返事しておきました。だって、今どきのパソコンって、どれもこれも熟成していて、ヲタク的に色々と違いを感じても、一般人から見れば、どれでも必要十分なものばかりだからね。はっきり言って値段が似たようなものなら「何買っても一緒」でしょ。昔と違って、パソコン選びの楽しみがなくなってきた…と思います。ま、だから私は自作しちゃうんだけれどね。
コメント
ロングトーンは、3から6度のハーモニーが鳴る様な音程で、なさっているのでしょうか?
私が受けているリコーダーレッスンでは、そうしております。
だとするとチューナーでばっちりの音程はまずいんだと思います。
ハモれる音程は純正な響きですから、チューナーが平均率仕様ならば、ずれて正解なんじゃないでしょうか。
短3度、短6度の音程は広く、長3度、長6度は狭くとるとか、
完全5度は広く,完全4度は狭くとか、
和声をコントロールするのは、難しいなっておもいますね。
Yテノールさん
ロングトーンは完全1度、つまりユニゾンでございます。なので、本当はピシ~ッと合えば、一つの音に聞こえるはずなんです。耳で合わせた時は、結構ピシ~ッって合うので気持ちいいのですが、チューナー見ながらだと…なんか気持ち悪くって…。
>短3度、短6度の音程は広く、長3度、長6度は狭くとるとか、
>完全5度は広く,完全4度は狭くとか、
合唱をやっていた時に、散々言われました。私は「よく分かんないけど、気持ちの良いところで歌っていればそれでいいんでしょ?」と思ってました。まあ、結果オーライなんですが(笑)。
>和声をコントロールするのは、難しいなっておもいますね。
理屈で攻めると難しいです。私は専ら感覚で行きます。『考えるよりも感じろ!』の精神です。和音なら分かるんだけど、音程になると、皆目検討が付かなくなるのが私でございます(汗)。
H先生もフルートが吹けるまでに回復されてよかったですね。
とは言えブランクが空いてしまったので取り戻すのは大変そうですね。
私みたいに素人でもちょっと間隔が空くだけでヘタになっちゃいますからね。
今回はチューナーを忘れずに持って行けてよかったですね。
ちなみに・・・私の場合は、間違ってチューナーを2つ
注文してしまったので、一個はフルートのバッグに入れておいてます。
(最初に注文したチューナーの納期が半年掛かると言われたので
もう一台注文したのです。でも最初のチューナーはキャンセル不可
だったので・・・結局2台チューナーを持つことになりました)
H先生は工藤重典氏と同門なんですね!!
前にもちょこっと書きましたが、私の先生は
工藤重典氏の教え子とのことでした。
そして、教室には2人でデュエットしている写真が
額縁に収めらてています。
この写真を時折眺めては励みにするそうです。
そうそう・・・私もパソコンの相談を受ける事が結構ありますが、
私はそういう時は「Macにしなさい」と言うことにしています(笑)
別にMacをテーマにしたブログを書いているから・・・では無く、
機種も限られているから相性問題とか発生しにくいし、
Win系なら機種が多くて微妙に機種ごとに環境が違うので
トラブルの時のアドバイスって難しいけど、Macは機種が限定されているだけに
トラブルの原因の切り分けがしやすいんですよね。
とは言え・・・会社とかでもWinが主流でしょうし、
今までがWinだとソフトの互換性もないので・・・却下されるのが
ほとんどですけどね(^_^;)
という訳で、次の候補としては富士通かNECあたりのを
買っておけば間違いないでしょう・・・と言うことにしています。
私は今はMacですが、Dos/V系はノート以外は自作です。
あえてDos/Vと書くのはLinuxも使うからです。
神楽坂雪華さん
先生の事をご心配いただきありがとうございます。色々と大変そうですが、少しずつ回復なさっているので、私もうれしいです。
H先生は工藤重典氏と同門でお仲間のようです。クチじゃ他人のフリしてますが、どうやら、相当親しいみたいです(ファンからすると、うらやましいです)。
で、パソコンはMacを薦めちゃいますか! 私自身がMacを使った事がないので、私はなかなか他人には薦められないです。別にアンチMacではなく、単純に、Win用のアプリケーションしか持っていないって話なんですけれどね。H先生もそういう意味ではWin縛りなんですよ。
>あえてDos/Vと書くのはLinuxも使うからです。
Linuxですか、本格的ですね。私も昔なら、その手のモノに触手が動いたかもしれませんが、もう新しいことを覚えるのはコリゴリなので『Win&親指シフト』でいいやって思ってます。