体重:100.1kg[-0.2kg:+0.1kg]
体脂肪率:30.4%[+-0.0%:+0.3%]
BMI:31.6[+-0.0:-0.4]
体脂肪質量:30.4kg[-0.1kg:+0.1kg]
腹囲:97.8cm[-0.8cm:-9.4cm]
[先週との差:2011年当初との差]
ある昆虫系のオタクの方と話をして教えてもらった事があります。それは「なぜカマキリのメスは交尾中にオスを食べてしまうのか」って事です。
カマキリは昆虫で、私たち人間とは違って、大きな脳をもっているわけではなく、身体中にいくつもの神経節(脳のようなもの)を持っていて、それらに支配されて生きているのだそうです。
カマキリにも、欲望と言うか、習性と言うか、生きる上での興味の優先順位と言うのがあるそうで、その中での第一位は食欲なんだそうです。これはカマキリにとっては、性欲よりも激しいものなのだそうです。ですから、交尾中のカマキリの前にエサが通過すると、オスのカマキリは交尾を中断して、エサの捕獲に行ってしまうのだそうです。ちなみにメスは交尾を継続したままエサの捕獲をしちゃうそうです。ううむ、メスって貪欲~!
交尾は…我々人間にとっても特別な行動ですが、カマキリにとっては、一生に一回だけの、その命の一番最後のメインイベントの開始を告げる行為であって、メスにとっては、交尾をし受精し産卵をしたら、その命を終えるほどの大切な行為で、ある意味“そこに生まれてきた意味がある”と言えるほどの行為です。
なのに、その生命の最後にして最大のイベントの最中に、パートナーであるオスがどこかに行ってしまったら…そりゃあ困るわけで、そこでメスのカマキリはオスの頭部を食べて、後顧の憂いなく交尾に励むのだそうです。
と言うのも、カマキリの頭部には食欲を掌る神経節があるそうです。だから、頭をメスに食べられてしまったオスは食欲がなくなりますが、性欲を掌る神経節は腹部にあるので、たとえ頭がなくなったとしても、交尾の継続は可能なわけです。ちなみにカマキリのオスは頭部が無くなっても、すぐには死なず、きちんと交尾を終えるのだそうです。もっともカマキリの交尾って、数時間がかるそうです(うーむ、一生分の行為を一度に行うのだから、そりゃあ時間もかかるよなあ…。しかし、頭も無しでやっちゃうってスゴいなあ)。
メスに食べられてしまうオスは哀れなような気もします。だって、オスのカマキリにすれば、一番良いのはエサにならずに交尾を終える事です(だって、それが可能なら、また別のメスとも交尾できるものね)。しかし、それが大変困難で“エサになるのを避けて天寿を全うするか”“あえて自分の命を危険にさらして交尾をするか”の二者択一なら、そりゃあやっぱり“交尾をする”を選択するしかないでしょう。だってオスだもん(笑)。それに、生き物として、子孫を残すというのは、基本的な欲望ですからね。あと、カマキリは冬を越せない生き物ですから、交尾をせずに子孫を残せずに天寿を全うしたとしても、交尾をしてメスに食べられたとしても、その生命の長さにはさほどの違いはないでしょうね。ならば、一か八かの覚悟で、メスに交尾をしかけるわけです。
ううむ、カマキリって壮絶だねえ~。そして利己的だねえ~。
この年になると、人間の恋愛行動も、カマキリ同様に、やっぱり利己的なんだなあって思うようになりました。
若い独身男女の恋愛は、もう私には遠い別世界の話です。でも、私の周りの中年~初老男女の恋愛模様は…すごいですね。
「ダンナの浮気が発覚したので、奥さんは子どもを連れて別居して、離婚でガッポリ稼ごうとアレコレやっている一方で、実は自分もしっかり浮気をしていて、そっちの彼氏ともシッポリやって、濡れ手に粟~でウハウハ」とか「浮気でできちゃった子を、ダンナには内緒で、ダンナの子として育ててる奥さん」とか「ダンナの葬式に隠し子(認知済み)を連れてきた愛人が複数現れ、葬儀会場なのに愛人同士でバトル勃発」とか「長い独身生活の果てにやっと見つけた彼女が、実は不倫続行中で、自分は不倫隠しのダミー夫だった」とか「仲の良い夫婦に見えたカップルが、実はダブル不倫の果ての同棲カップルだったけれど、それなのに、互いに今も、一緒に住んでいないのに、本来の配偶者ともイチャイチャしている」とか…そんなのばっかり。ま、友人からの又聞きネタもありますから、私が直接見聞きしたものばかりではないのですが、それにしてもスゴイでしょ。「実は私、若い時に不倫をして捨てられたんで男性不信なんです」とか「ダンナが浮気して私に病気を伝染して、それで今度手術なの~」なんて告白されても、なんか私も感覚がマヒしているので、普通の日常茶飯の出来事のように思ってしまいます。
なんだろ、オッサンオバサンの恋愛って、ほんと、利己的だよね。本音むき出し過ぎ。
もちろん、普通に仲の良い一途な夫婦もたくさんいる、ってか、そういう人の方が多いだろうけれど、その一方で現役バリバリな人もいるわけです。
(一部の)人は、なぜ幸せな結婚生活に安住できずに、婚外恋愛[浮気/不倫]に励むのだろうか? 疲れるだろうし、大変だろうし、トラブルだって発生するだろう、それなのになぜ?
まあ、オトコには、いわゆる“種まき本能”があるからねえ…。一人の女性では本能的に物足りなさを感じるのかもしれない。これは未婚既婚老若都会田舎関係ないねえ。理性と機会の有無が、その人の運命を決めているに過ぎないのかもしれない。
独身オンナの場合は、優れたオトコを探し求めると、結局、身の回りには既婚者しかいなくて、だったら『奪い取っちゃえ!』的なノリでハマっていく人も少なからずいるでしょうね。あるいは、ダメ男の正妻で苦労するよりも、優れたオトコの側妻の方が、良いタネの子ができるし、生活だって贅沢できるし、家族のしがらみもなくて、むしろ好都合って考えちゃうのかな? 案外、そんな事など何も考えずに「愛した人がたまたま既婚者だった」とか言う人もたくさんいそうだな?
既婚オンナで現役バリバリな人って、あんまりいないけれど、そういう人って、結局、色々な意味でダンナに不満があるんだろうね。家庭では手に入れられないものを、外で調達してくる…って事なのかな?
まあ、昔から「恋はするものではない。落ちるものだ」と言う人もいます。理屈ではなく、善悪でなく、損得でもなく、気が付いてたら、そうなっていた…だけなのかもしれません。
だから、何も人間だからカマキリよりも立派って事はなくて、人間だって、カマキリと同様に、実に利己的な恋愛行動をするんだな。メスがオスの頭部を食べる事はないにせよ、それに匹敵するよう社会的なダメージを与えたりすることだってあるしね。
カマキリは人並みの行動をするんだね~と言うべきか、一部の人間はカマキリ程度でしかないと言い捨てるべきか。結局、人と言えども、行動を見れば、単なる動物って事なんだろうね。
コメント
結婚していても人を好きになる気持ちはなくなりませんからね~
そこと、でも結婚してるし、という事実を折り合い付けるのが大人でしょうか。
それにしても、すとんさんの周囲の方はすごいですねえ(笑)
みんな、丸く収まるといいなあ、なんて他人事ながら思ってしまいます。
あたくしの若い頃は お見合いと恋愛が半々くらいでしたかしら。まぁお年が知れますでしょ?で友達の一人はとても不幸な結婚を致しましたの。ご両親も早くに亡くなって 後ろ盾になるものが何もなかったものですから 仲人さんのいうままに 山持ち家持ちのお宅に嫁ぎましたら 相手の方というのが精神的にそのちょっと… でも彼女は他に行くアテもなく 下世話に申せば 金銭も受け取ってしまったので そのまま二十年あまりも我慢してしまったらしいのです[E:weep]でこの前ばったりと電車に乗り合わせましたのよ そうしたら彼女の顔が輝いているじゃございませんか[E:shine]恋なのですって[E:heart04]子供に手が掛からなくなったので お仕事に出たところ、上司の方と[E:heart02] 彼女はお世辞にも美しい人とは申せません、ま、あたくしと どっこいどっこい。でも輝いてましたのよ あたくしはご主人て方をよぉく存じ上げてますから[E:bearing]彼女を不謹慎だなどと責められませんわ
椎茸さん
そうですね。結婚していても人を好きになる気持ちは無くなりませんよね。…ってか、そういう感情ってのはステキだと思うのですが、現実の結婚生活って奴との折り合いは確かに大切ですね。特に自分の伴侶が他の異性と×××なんて事になったら、私だったら耐えられません。バレなきゃいいのかって言うと……秘密にするなら、きちんと墓場まで持っていって欲しいし、墓場の中でも隠してくれないとイヤだな。だって、同じお墓に入るんだもの。
でも、私が知っているケースは、ある意味、全部、バレちゃったケースです。こういうのは氷山の一角だから、本当はバレていないケースがこの何倍もあるのかな?って思います。
今日は一日、巨大モールの中をウロウロし、多くのカップルたちとすれ違ったのですが、おそらく全部が全部、夫婦というわけではないんだろうなあって思いました。非夫婦のカップルって、どれくらいいるんだろ? なんて事を想像し始めたら、ちょっとめまいがしました。事実は小説よりも奇なり…ですからね。
グレッチェンさん
不幸な結婚生活を送っている方と言うのは、少なからずいると思います。私もそういう方を身近に知っていますが、本当にお可哀相です。だったら別れりゃあいいじゃんと、他人は軽く言いますが、現実問題はなかなかそういうわけにはいきません。それこそ“オトナの事情”って奴がからんできます。
記事には修羅場になってしまったカップルの話を書きましたが、修羅場にならずに、ひっそりと“知らぬは亭主ばかりなりけり”的なケースも結構知ってます。倫理的と申しましょうか、法的にはマズイのでしょうが、その当事者の生き生きとした顔を見てしまうと、それを責める事はできないなあ…というケースもあります。
人はキレイゴトだけでは生きていけないって事なんでしょうね。でも、キレイゴトだけで、人々が幸せに暮らせる社会が、私の理想です。私、これでも、キレイゴト大好き人間ですから(爆)。
西洋でも似た様なもんですねえ。
娘の彼氏に手を出してしまうおかーはん、とか。
私は、今は音楽で忙しいので、別の恋愛事なんかトラブルの種に
しかならないので、男性のモーションがあっても無視してますが、
子供が手を離れたら、なんかあり、かもね。[E:wink]
おぷーさん
我々の感覚だと、肉食の西洋人の方がお盛んな気がしますが、それは偏見でしょうか(笑)。あ、動物の場合、肉食よりも草食動物の方がお盛んだから、むしろ日本人の方が盛んかも…。まあ、どっちにしても、老いても恋ができるなんてのは、元気な証拠、健康の証なのかもしれませんね。“枯れる”という表現はカッコいいけれど、それって“ちょっと元気無い”とほぼ同義かもしれませんしね。
でも、危ない橋は渡りたくない私です(爆)。失うものが多いのよぉ~。
そのカップルがご夫婦なのか、不倫なのかを見分けるには 二人の間の会話数をみると良いのですって。明らかに二人連れなのに男性と女性が連れ立って歩くでもなく、女性が無口で男性を置いてずんずん先に行ってしまうような場合は 殆どが ご夫婦で 仲良さそうにぺちゃくちゃしてるのが怪しいのですって[E:toilet] 私と連れ合いは しょっちゅう喋ってますから 怪しく見られてしまうかも知れませんね[E:bleah] それにしても私も忙しくて不倫してる暇はないのですが 連れ合いがもしそんなのに手を出していたら 落とし前はきっちりつけてもらう積もりではおりますの[E:smile]
グレッチェンさん
その不倫カップルの見分け方は面白いですね。でも、グレッチェンさんのところが怪しまれるのなら、ウチだってかなり怪しいですよ。ウチも出先では絶える事なく、しょっちゅう喋っています。それどころか、昨日は、人出の多い巨大ショッピングモールに出かけたという事もありますが、ずっと手を握って歩いてましたし、時々、肩を抱いて歩いてましたよ。確かに、いい年したオッサンオバサンのカップルが肩抱いて歩いてたら、不倫カップルに間違えられるかもしれないなあ(汗)。
でもね
>明らかに二人連れなのに男性と女性が連れ立って歩くでもなく、女性が無口で男性を置いてずんずん先に行ってしまうような場合
こうなったら、私なら離婚だな。だって、これ、男性は単なる財布&荷物持ちでしょ。心がつながっていないなら、夫婦をやっている意味がないし、だったら、別の方と心をつなぎますよ、私なら。
>連れ合いがもしそんなのに手を出していたら 落とし前はきっちりつけてもらう積もりではおりますの
ははは…怖いですねえ(汗)。私は争いごとや修羅場はキライなので、もし妻がそうなったなら、冷静に話し合いをして、きちんと別れますよ。今までの人生に感謝して、これからの人生の不安をちくりとグチって、お別れですね。心のつながっていない人と一緒に暮らす事はできませんから。
こんにちわ。
未だかつてない濃ゆいエントリーに、驚き、かつしばぁぁーーし考え込んでしまいました(何も私が考え込むことないか…)
……私の周りも私が知らないだけで「アンナコト」や「コンナコト…ゲフンゲフン…」で凄いのかなぁぁぁ…むきゃっ…。
「ちょっと、もしもし、そこの犬を連れた奥さん♪」なんちゃって。
私もキレイゴト大好きなんで…。
一昨年だか、秋の終わりころ雨戸にカマキリさんがいたのでムシカゴに獲保したところ無事御出産…ムシカゴに大きな卵が…何も構わず放置していたら翌春のある朝
起きてみたら孵化していて…憐れ小さなカマちゃん達はほぼ壊滅してました。
寒くてダメだったみたいです。
ちっちゃいちっちゃい蚊よりも儚いような風体の子達でした。
カマキリは結構可愛いです。小首を傾げたとことか。
※どうしても顔面アップに馴染まないのがバッタです。バッタ 強面過ぎ。
私はダンナちゃんに「先に死なないこと(命令かよ?!)」と言ってます。
うわ~、グレッチェンさんの分析法によると、うちも誤解されるかも(汗
でもうちの場合は基本子連れだからなぁ・・・(子連れシングルママと不倫オヤジだと思われたらそれはもう・・・)
私はあんまりすんごい話、ってのは聞かないんですよ。
離婚話は聞きますが、泥沼系は・・・
リアル恋愛はもういいや、おなかいっぱい。だって生々しいもの。
すとんさんのご指摘どおり、既婚女性で現役バリバリの方はおそらく、伴侶にかな~り、不満がたまっていらっしゃるのではと思います。不満があっても、息子君がイケメンだったり秀才君だったりすると、息子命になってしまうのでそれもなぁと思いますが。
逆に私の周囲は韓流スターさんとか、アイドルさんとかにキャーというお姉さま方が多いです。
こういう方々にドキドキするのは精神的不倫なんでしょうか?でもうちの場合、私がまつじゅんLOVEなのは主人も公認どころか、「まつじゅんカッコイイ!!」と言うのはむしろ夫だったりするのですよ(笑)
なので、私も夫がまゆゆと佐藤すーちゃんが好きといっても怒らないどころか、「まゆゆカワユス」と一緒になって喜んでます。私の推しメンは麻里子様とゆきりんですが(爆)
ああ、我が家は平和だなぁ。
YOSHIEさん
>私はダンナちゃんに「先に死なないこと(命令かよ?!)」と言ってます。
ウチも似たような感じで、私は妻に「私よりも先に死んではならない。きちんと私を看取ってから死になさい」と厳命しています。だって、普通に順番を考えたら、私の方が先だしね。一応、妻は「そのつもり~」と明るく答えてくれます。
ちなみに「私よりも先に死んだら、即離婚!」とも言い放っている私ですが、相手が死んだら、離婚もクソもないんだよなあ…。
ことなりままっちさん
>子連れシングルママと不倫オヤジだと思われたらそれはもう・・・
うわぁ、それってあるかなぁ? 子連れ×不倫なんて、濃すぎる…。逆に、リアルにいたら、興味津々だよ。
>こういう方々にドキドキするのは精神的不倫なんでしょうか?
いやあ、それはちっとも不倫じゃないでしょ。だって、それは世の中に対して、ちっとも“恥ずべき行為”ではないでしょう? 不倫の定義も難しいですが、私が思うに不倫って、基本的に世間に対して“恥ずべき行為”の事を指していると思います。つまり、世間に向かって言えない関係が、不倫って奴ね。だから、精神的にドキドキする程度は不倫じゃないでしょ。不倫はやっぱり、肉体的第一次接触って奴が伴って初めて不倫なのではないかと…思います。
ま、そのあたり、定義は人それぞれかもしれませんが。
韓流スターとかアイドルとかは、むしろ自然な行いかな?って思います。あと、ペットを可愛がるとかも、その範疇かな? あと、趣味に没頭するのも、案外近いかも。
私が思うに、女性って、常に誰か/何かを愛していたり、夢中になっていないと、心のバランスが取れないんじゃないかなって思います。通常は、その愛情が家族に向くのですが、家族でも余るほどの愛情の持ち主であるとか、家族に愛を向けたくない場合は、韓流スターやアイドル、ペットや趣味あたりに没頭して、愛を注ぎまくるのではないかなって思います。
考えてみれば、男性だって、仕事命な人は、仕事に愛情を注いでいる、とも言えますね。ん、つまり、男女関係なく『人は常に何かに夢中になっていないと生きられない』…って事かな。