スマホが見つかって一安心しましたが、この時点で、午後からの観光まで、約1時間しか時間の余裕が無くなってしまいました。観光の業者の人とは、平良港で待ち合わせをしています。
もともと、この日の午前中の予定は、港近くのドラッグストアに行って、キズパワーパッドや必要なモノを購入し、港に飲食店や土産物屋くらいはあるだろうから、港に戻って昼食はそこで食べて、時間が余ればお茶もする…でした。
もしも港付近にロクな飲食店がなければ、港から徒歩で市街地まで出かけて行き、ドラッグストアにも行ってから、市内の繁華街で昼食(地元の料理)を食べよう…とも考えていましたが、実際の所は、港周辺には全く店はなく、おまけにスマホ探しに時間を使ってしまったので、徒歩で市街地まで出かける時間の余裕も無くなってしまいました。さらにこの日の宮古島は土砂降りの雨だったのです。
そこで港から、ひとまずタクシーを捕まえて、近所のドラッグストアに行って、必要な買い物をして、そこから徒歩で港に戻ろうと考えました。昼食は…時間的に無理なので、食べられそうになければ諦める…と考えました。
港からループバスと言って、観光に便利な路線バスが出ていますが、ヒトはみな考えることは一緒で、ループバスを待つ列は、それは長蛇の列となっていました。小耳に挟んだところでは、ループバスは1時間に1本しか走っていないので、今並んでいる人は、良くて1時間、列の後ろの方の人たちは、あと2時間パスを待つことになるそうです。実は我々も当初は、このループバスを利用するつもりでしたが、予定を変えて正解だったようです。
さて、タクシーを捕まえた我々でした。バスと違って、タクシーは簡単に捕まえられます。タクシーの運転手さんに、我々の状況と目的を伝えたところ「それなら地元のスーパーに行けば全部解決するよ。スーパーから港まで徒歩で戻るのは無理だから、スーパーで待っているから、港まで送り届けるよ」との事で、港から少し離れた、ドラッグストア系の地元のスーパーに行きました。そこで、キズパワーバッドと、おにぎり3個と、みたらし団子と、大きめの傘を買いました。私の傘は小ぶりの折りたたみ傘だったので、この土砂降りには対応できないので、改めて大きなビニール傘を購入したわけです。おにぎりは、例によって“沖縄系”の四角くて大きなおにぎりで、具は焼き鳥、チリチキン、タコライスの3種類でした。辛いのが苦手な妻は焼き鳥味を選択し、残りの2つを私が食べました。おにぎり2個で満腹ですよ。ほんと、大きなおにぎりでした。
それらを港に戻ってから、港の税関の横のベンチに座りながら食べました。みたらし団子は、本土の団子とちょっぴり味が違いました。たぶん、使っている醤油の違いなんでしょうね。
やがて時間になって、観光ツアーのガイドさんがやってきました。金髪で半袖短パン、ゴム草履の、とてもプロとは思えない格好の人でした。車をよく見ると、なんと“白タク営業”でした。闇営業じゃん。でも今更あれこれ言っても仕方ないので、そこは目をつぶることにしました。
宮古島観光という事でお願いしていましたが、宮古島は全く観光せず「僕の守備範囲は、伊良部島(いらぶじま)なんすよね~」って事で、伊良部島の観光をしました。伊良部島は宮古島から橋が通っているので、車で行けちゃうんです。
最初に案内されたのは、伊良部大橋です。ここは日本最長の橋という事で、確かに長い橋がきれいな海の上にかかっています。雨でなければ最高の景色だったでしょうね。
次に案内されたのが(なぜか)伊良部島の焼肉屋さんでした。「ステーキなんかいかがっすか?」と言われたのだけれど、今お昼ごはんを食べたばかりで満腹なんだよね。なので、その焼肉屋さんで出している宮古そばを食べました。宮古そばというのは、宮古島周辺の郷土料理の一つで、いわゆる沖縄そばの事を当地ではそう呼ぶようです。ソーキそばを食べました。おそば自体は美味しくいただきましたが、ちょっとお値段が高めだった事と、満腹に満腹を重ねたので、ちょっと辛かったです。
その後は、伊良部島から下地島(しもじしま)に行き、通り池という観光名所に行きました。ここは、いわゆる“青の洞窟”で、それが2つ並んでいるのが壮観ですね。
次は同じ下地島にある、17エンドに行きました。17エンドとは、下地島空港の滑走路に並走した歩行者専用道路の事で、まあ、長くてダラダラした道が海に向かって伸びているってわけで「ここから見える夕日は最高っすよ」とガイドさんが言ってたけど、この日は土砂降りだし、まだ夕日の時間じゃないし…。ただ道路脇で、シマヒヨドリを見つけました。それは良いものを見させてもらいました。
伊良部島に戻って、渡口の浜(とぐちのはま)に行きました。きれいなビーチでした。水も砂も美しいです。で、そこにある売店で飼っている野生のヤシガニを見せてもらいました。ヤシガニ、青くて大きいです。ヤシの実ほどの大きさでした。だからヤシガニって言うんでしょうね。可愛いヤシガニでした。
雨が降っているので、どうも観光しづらいようです。ガイドさんが「これで打ち止め…」っぽい雰囲気を出していたので、まだまだ予定の終了時刻までは1時間ほどありましたが、もう港に戻ることにしました。お天気には勝てません。ちなみにガイドさん、訛りも無く、妙に馴れ馴れしいなあと思っていたら、茨城からの移住者さん(たぶんサーファー)でした。道理で、そんなに詳しい感じがしなかったわけです。
その前に乗ったタクシーの運転手さんは、バリバリ地元の人で、日本語の訛りがキツくて、彼はこちらの言っている事が分かるようだけれど、こちらは彼の日本語が聞きづらくて…。
ちなみにその地元の運転手さんが言うには、宮古島でタクシーの運転手をやるなら、外国語は必須なんだそうです。英語ぐらいはペラペラに話せないと商売あがったりなんだそうです。でも日本語がこんなに訛っているんだから、きっと英語もしっかり訛っているんだろうなあ。でも、通じさえすれば商売には支障がないよね。
閑話休題。早めに観光を切り上げて、港に戻って、税関経由でシャトルバスに乗って、船に戻りました。船に戻ると(スマホ探しの件もあって)もうクタクタです。私はしばらく呆けていましたが、妻は甲斐甲斐しく、明日の下船の準備を始めました。妻は偉いのです。
やがて時間になったので、ショーに行きました。今回のショーは「ライブ・フロム・MSCベリッシマ」というタイトルの、船専属の芸能関係者全員による総力戦のライブのようでした。初日に見落とした、日本人マジシャンも出てきましたし、何度見てもポールダンスはすごいと思うし、中国雑技団っぽい曲芸をするお姉さんは、もはや人外だなあ…と思いました。無論、歌手やダンサーやミュージャンの人たちは、みんな凄腕でした。感激感激。ショーの最後の“What’re a wondeful world”では思わずググっと来てしまいました。
この非日常の世界とは明日でお別れですが、何とも寂しい気持ちがします。まだ帰りたくないなあ…。
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