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1回目のピアノ合わせに行ってきました

 声楽の発表会が迫ってきたので、本番ピアニストさんとのピアノ合わせに行ってきました。今回は本番前に2回行うピアノ合わせのうちの、最初の1回目です。

 夕方から開始だったので、お昼前後に家を出て、横浜で昼ご飯(沖縄屋さんで沖縄めしを食べました)を食べて、ピアノ合わせ会場となるY先生のご自宅付近のイオンのフードコートで時間を溶かしていました。いやあ、以前はファミレスが近くにあったので、そこで時間を溶かしていたのですが、不況のせいか、ファミレスが潰れてしまったので、イオンのフードコートに行ったわけです。

 マックのソーダフロートを頼んで、読書しながら自分たちの時間になるのを待っていたわけです。

 やがて時間になったので、ピアノ合わせ会場に向かいました。

 ピアノ合わせは1人30分ずつです。我々は夫婦で行うので2人で1時間の持ち時間です。

 それにしても、発表会は久し振りです。私自身は、昨年の大腸がんモドキの手術のためにパスしていますし、妻は妻で2回も大病を患ってしまった結果、昨年と一昨年の発表会をパスしていますので、私自身は2年ぶり、妻とは3年ぶりの発表会になるわけです。

 うむ、何もかもが…懐かしい(笑)。

 軽く発声練習をしてから、さっそく合わせてみました。

 まずは、デ・クルティス作曲の「Addio bel sogno/美しい夢よ、さようなら」です。この曲に関しては、基本的なテンポのすり合わせをしました。ピアニストさんの想定よりも、やや速めのテンポにしました。あとは…私の緩急の付け方にピアニストさんがきちんと追随してくれるので、特に問題はないかな?

 曲中に2回ほど、高いラ(A4)が出てきますが、最初のラは問題ありませんが、2回めのラが少々出しづらいなあ…と愚痴ったところ、Y先生から歌詞の母音が“i”だから歌いづらくて当然と言われました。なので、本番では“i”を回避するような歌い方に変更するのもアリと言われました。具体的には歌詞が“piu”なので“i”で延ばしていたのですが、それを“u”で延ばすように歌い方を変更するわけです。やってみましょう。

 それと合わせて、Y先生からは発声の仕方がずいぶん良くなったと誉めてもらいました。具体的に言うと「声が、たまに、ひっくり返る」って事です。“声がひっくり返る”のは、結果的には良くないことだけれど、テノールの成長過程では“声がひっくり返る”という時期が必ずあって、今はようやくレベルに達してきた…という事です。この話は、Y先生からだけでなく、今までも色々な指導者さんたちに言われてきたことです。「声がひっくり返るような歌い方をしなさい」ってね。私も長年かかって、ようやく、そこに到達するようになったわけです。めでたし、めでたし。

 次は、グルック作曲の「Che faro senza Euridice/エウリディーチェを失って」です。いくつかイタリア語の発声を直されました(いまさら?)が、ピアノとの合わせに関しては、特に問題ありませんでした。

 テンポ設定を一部見直した方が良いと言われた事と、もっと演劇的に歌ってくださいとの注文をY先生からいただきました。うむ、分かっているけれど、難しいのです。

 あと、楽譜通りではなく、ちょいちょい好き勝手に装飾したり音程を変更して歌っているとのご指摘をY先生からいただきましたが、これはあえてそうしているので、勘弁してもらいました。この曲に関しては、プロの方々もそれぞれに、個性豊かに自分仕様にメロディを好き勝手に変更して歌っているわけで「メロディには諸説あります」的な曲なのです。そういうタイプの曲なので、細かい部分をどう歌うからは歌手に任されていると認識しているわけなので、その線で歌っているわけです。実際のところ、私はどちらかと言えば、楽譜に割と忠実に歌っている部類になると思っているくらいです。

 “Euridice”とアリアの中で、何度も呼びかけるわけだけれど、私の呼びかけ方だと、眼の前にいる人に呼びかけているように聞こえるとの事です。実際はもっと遠くにいる人に呼びかけているのだから“Euridice”という歌詞を、もっとしっかり発声しましょうと言われました。ううむ、距離感の設定の問題ですね。先生のおっしゃるように、もう少し遠くの人に呼びかけるようにしましょう。

 最後は二重唱、プッチーニ作曲の「O soave fanciulla/ああ、うるわしの乙女よ」です。これも特に大きな破綻はなく歌えました。この曲に関しては、妻の方が歌い込みが足りなくて部分的にチェックされるくらいでした。私と妻とピアノの3人の合わせに関しては、妻が気を使ってくれたおかげか、かなりスムーズに歌えました。まあ、私は不器用ですから(笑)。

 そんな感じで、なんとか無事に1回目のピアノ合わせを終えました。

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