箸休み的に、声楽の記事をアップします。
この話題については、おそらく、私は何度か書いていると思います。でも、おそらく、その時々で書いている内容は違うかもしれません。だって、その時その時の気持ちを正直に書いているから、ブレが出てしまうんだね。
さて、2026年初夏の段階での私は「楽譜は読めるべきか?」という問いに対しては「読めるに越したことはないし、できれば読めるべきだ」と答えます。
無論、これは声楽に限った話だけれど、声楽では歌手は必ずしも楽譜が読める必要はないのです。実際、楽譜の読めないプロ歌手というのも、昔は大勢いたそうです(今の現役歌手さんたちは、たいてい楽譜が読めるそうですが…)。
「プロの歌手なのに、楽譜が読めないの?」
どうも、そうらしいのです。だからこそ、あっちでは、歌手にはコレペティさん(正式名称はコレペティートル)が必須なわけだし、オペラ劇場には専属のコレペティさんがいるわけです。つまり、歌手自身が楽譜が読めなくても、代わりに楽譜を読んでくれて、その結果を口伝えで教えてくれるプロがいるから、歌手自身が楽譜を読める必要は無いらしいのです。
「コレペティさんがいるのはプロの話でしょ? 我々アマチュア歌手はコレペティさんはいないよ」
そうですね、そこは残念です。でも便利度はだいぶ下がりますが、代替手段はあります。
例えば、プロ歌手による音源であったり、パソコン等があなたの代わりに楽譜を読んでくれたりします。私は試していませんが、AIに頼めば、あなたの代わりに楽譜を読んでくれるかもしれません。
それらのように、第三者が音にしてくれれば、後は耳コピの要領で歌を学んでいけばいいのです。そう考えると、アマチュアであっても、楽譜を読める必要って、必ずしも無いのかもしれません。
しかし、自分自身で楽譜が読めないと、正確には歌えないかもしれません。何しろ、耳コピというヤツは、結構不便だし、正確さに欠けるキライがありますからね。
自分自身で楽譜が読めなくても、なんとかなりますが、読めるに越したことはありません。
ちなみに私ですか? 楽譜、読めますよ。だってフルート吹けるもん。
実は器楽の人って、たいてい楽譜が読めるんですよ。というのも、器楽の世界には耳コピって、声楽ほど普及していないし、きちんと楽譜が読めないとアンサンブルとかができなくなってしまいます。それに、楽器を習得する過程において、楽器の上達につれて、やかて楽譜が読めるようになります。ここが声楽とは違うところです。
声楽は、いくら歌が上手くなって、必ずしも楽譜が読めるようにはなりません。しかし、器楽では、楽器が上達するにつれて、楽譜が読めなかった人であっても、やがて楽譜が不自由無く読めるようになります。
まあ、それくらい、声楽では読譜能力って不必要なのかもしれません。
あれ? 楽譜は読めなきゃダメだ…という結論にたどり着くように書き始めたはずなのに、結論が違っているぞ。まあ、いいか。読めなくても困らないなら、読めるようにはならないもんな。
楽譜が読めなくても歌えるのが歌の素晴らしさだし、入門のハードルを低くして初心者でも学びやすくなっているわけです。そこが声楽の素晴らしさだね。
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