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なんであの人たちは?

 冬ですね。残念ながら真冬です。

 冬になると毎年思うことがあります。それはテレビ等で雪国からの放送を見るたびに「なんであの人たちは豪雪地帯に住んでいるんだろ?」ってことです。「あの人たち」というのは、豪雪地帯にお住まいの方々ですし「なんで~住んでいるんだろ?」は、雪の降らない暖かい地方(例えば、湘南)とかに引っ越せばいいのに…と、私が思っているからです。

 だって、ねえ、でしょう? 雪がドカドカ降って埋もれてしまう生活って、不便でしょ? 大変でしょ? 外出できなくなるし、雪下ろし&雪かきしないと、どうにもならないし、寒いし、あれこれ不便でしょ? 

 絶対に…雪が降らない方が生活は楽だし、冬でも暖かい方が過ごしやすいよ。なんで、こっちに引っ越さずに、毎年毎年、雪に埋もれているんだろ? 農業等に従事していて、ある意味、土地にしばられた生活をしているなら仕方のない面もあるだろうけれど、みんながみんな、土地にしばられた農民ってわけでもないでしょ? サラリーマンな人だって大勢いるだろうに、そういう人たちは、なんで暖かいところで暮らさないのかな?…って思ってました。

 ほんと、余計なお世話だよね。

 で、ある時、ふと気づいたわけです。あれ? 私も彼らと同じだ…ってね。

 そもそも日本って、世界でもトップレベルに自然災害が多い国です。地震にせよ、台風にせよ、やたらと多いよね。我々日本人は、地震とか台風とかに慣れっこになっていて、大変は大変だけれど、だからと言って、特にどうとも思わなかったりしているけれど、冷静に考えると、地震にせよ台風にせよ、両方とも恐ろしい災害です。そんな災害が頻発するような国によく住んでいるよなあ…と外国人に思われているかもしれないなあ…と思ったわけです。

 日本に住んでいる時点で、地震や台風被害が頻発しているわけで、それに豪雪が加わったところで、どんぐりの背比べと言うか、「よくそんな不便で危険な国に住んでいるよなあ」と外国人に思われるとしたら、そりゃあまあそうだし、そんなもんだろうなあと思います。

 だからお節介な外国人たちから「そんな危ない国に住むのは止めて、安全な我が国に引っ越してきなよ」と言われちゃうかもしれません。

 だからと言って、そんな自然災害ばかりの日本を脱出して、よその国に引っ越しをしたいかと言われると、答えはもちろん「否」なわけです。

 だって、日本大好きだもん。自然災害は多発しているけれど、それでも住みやすいと思っているし、暮らしやすいなあって思っているわけです。別に農業を営んでいるわけじゃないし、土地に縛られているつもりは全くないけれど、でも、日本から離れがたいものを感じるわけなのです。

 ああ、豪雪地帯に住んでいる人も同じなんだな…って、その時思ったわけです。。

 そりゃあ、あれこれ不便はあるだろうけれど、その土地が好きだから住んでいるのでしょう。嫌なら、私があれこれ言わずとも、さっさと引っ越しして、都会にでも出てくるわな。

 だから私の「なんであの人たちは豪雪地帯に住んでいるんだろ?」って思うのは、ほんと、大きなお世話だし、上から目線のいけ好かない発言なんだと、今、気づきました。

 好きだから住んでいるわけだし、離れがたいものを感じているから離れないんだ。たぶん、それが“故郷”を思う心なんだと思います。

 世の中には故郷のない、浮草のような生き様の人もいるけれど、私は、これでも案外、故郷に根を下ろして暮らす人間なんだなって思った次第で、そんな同じように故郷を愛する人たちの暮らしぶりを、上から目線であれこれ思ってしまうなんて、ほんと、私は、どうしようもないゲス野郎なんだって思いました。

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