米の値段が全然下がりません。高値安定です。皆さん、お困りでしょう。我が家でも困っています。これ一つをとって「高市政権はダメだ」「鈴木農林水産大臣はダメだ」「進次郎の方がよかった」「石破首相カムバック!」と言っている人たちが大勢いますし、その気持ちは分かりますが、米の値段だけが高騰しているなら、それが正解かもしれません。でも、値段が上がっているのは、米だけではなく、なんでもかんでも値上がりしているわけで、米の値段だけの問題ではないのです。
要は、インフレなんですよ。今の時代がインフレなんです。
日本は長らくデフレが続き、物の値段が上がっていませんでした。その時代が長くなりすぎて「物価って上がるもの」という常識が多くの日本人から欠落してしまったのでしょう。だから、物価が上がって、みんなしてワタワタしているわけです。
そう、物価って上がるものなんです。それが健全な経済状況で、しごく当たり前の事なのです。今までの日本経済が不健全だっただけの話なのです。
物価というのは、毎年毎年、少しずつ少しずつ上がっていかないとダメなんです。それが健全な世の中の在り方で、物価が上がる現状に文句を言うのはおかしいのです。
ただ、ほんと、インフレって久しぶりだから、みんなビックリしちゃっているだけなのでしょう。なにしろ、日本がインフレになるのは40年ぶり…という話もあります。40年ぶりのインフレなら、若者~働き盛りの世代まで、物価が上がるのが初めて…だったりするから、そりゃあ文句の一つも出るかもしれないね。
でも、例え物価が上がっても、デフレであるよりも、インフレである方が、全然マシだし、健全なんです。
もし問題があるとすれば…インフレなら物価も上がるけれど、お給料も上がらないといけないのだけれど、物価ほどにお給料が上がっていかないのがツライ所だね。まあ、それでも物価に遅れても、必ずお給料は上がるものだけれどね。
ならばお給料が上がるまでの期間、物価の上昇に合わせて、庶民の可処分所得を増やさないと、経済が回っていかず、ただただ生活が苦しくなるばかりです。あえて言えば、そこが大問題なわけです。
そこで必要なのが…減税なのです。減税をして個人の可処分所得を増やす必要があります。まあガソリン暫定税率が廃止になるのは良いのだけれど、それだけじゃまだまだ足りないよね。
一番効果的な減税は、人頭税である消費税の減税なんだけれど、そうは簡単にはいかないだろうね。でも、消費税を減らして、経済が回り出せば、結果的に国家への税収は増えると思うんだけれどね。私が責任ある立場だったら「消費税を10%から3%にしてみ、絶対税収増えるぜ!」とか無責任に言って役人たちを説得しちゃうけどな(笑)。
ほんと、物価が上がった今が、日本経済を立て直し、日本の景気を上向きにするチャンスなんだよ。これを気に、一気に経済を回せば、円安問題だって解決するし、国民の所得は増えるし、国力はマシマシになって、みんな幸せになれるんだよ。そのためには、市場にいっぱいお金を突っ込まないとダメなんだよ。
今こそ、政府は公共事業をガンガンやるべきだし、減税するべきだし、日銀はお札を刷りまくるべきなんだよ。このタイミングを外してしまうと、日本は決定的に沈んでしまう…かもしれません。今がほんと、正念場なんだと思うわけです、経済素人の私が考えるに…(笑)。知らんけど。
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