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関東は寒いのです[2024年12月の落ち穂拾い]

 沖縄から帰ってきたら、ほんと、関東は寒い…です。寒くてツライです。それに比べて、12月の沖縄の気候は、適度に涼しくてサイコーでした。なんか、まだまだ沖縄で過ごしたかったです。

良くも悪しくも個人主義

 日本社会は、昔と比べると、個人主義が発達してきた…と言われていますし、特に現代の若者には、その傾向が強く見られる…と言われています。でもね…そうなのかな? なんて思わないでもないのです。

 物事…ってか、社会を生きていくには、社会に対して“義務と権利”ってのがあると思うわけです。

 で、その義務と権利だけれど、最近の若者たちの行動を見ていると、どうも「嫌だけれど、やらなきゃいけない事」が義務で、「やりたい事を好きにやる」のが権利と感じているのかな? って思います。で、あるなら、そんな彼らの行動(義務を後回しにして、まずは権利を遂行するようになってきた事)を見て「個人主義の台頭だ!」と年寄りたちは感じているのだと思うわけです。

 義務と権利があるなら、まずは義務を果たしてから権利を主張する…というのが、私達老人世代の昭和な価値観であると(勝手に)思っていますが、まずは権利を行使し、その上で余裕があるなら義務を果たしていこう…というのが令和の若者の基本的な方略なのじゃないかなって感じています。

 この傾向を「個人主義の台頭」とか「個人を大切にする生活」って言っているのだろうけれど、それは裏返せば「社会や家庭を後回しにする」とか「自分以外の事は考えない」という価値観であるも言えます。

 なぜ、そんな価値観になっているのかと言うと、それは彼らに余裕が無くなっているからだと思うわけです。精神的な余裕であったり、経済的な余裕であったり、社会的な余裕であったり…ですね。つまり、現代の若者たちが生きる世界は、我々老人世代が若かった時の世界よりも、よりハードモードで、だから社会を維持するための義務も大切だと知っているけれど、それよりもまずは個人の権利を主張する事が、自分の生存権の確保という意味で大切であり、そのため、彼らの行動が個人主義であるかのように見えているだけではないかと思うわけです。

不機嫌な人が増えてきた

 表題通りです。ほんと、世の中、不機嫌な人が増えてきた…と感じています。

 それだけ世知辛くなってきた…のかもしれません。それもこれも“貧しさ”のせいかもしれません。とは言え、本当に貧しければ、他人に当たる余裕もないし、助け合わないと生きていけませんが、今の日本の貧困は“心情貧困”“雰囲気貧困”なので、まだ他人に当たってウサを晴らせば済む程度の余裕があるのでしょう。

 親の世話になっている若者世代と、年金生活暮らしの老人世代に、不機嫌な人が多いのも、それら心情貧困や雰囲気貧困の人が増えてきたからだと思います。働き盛りの人たちは、それなりに豊かな生活を送っているし、その生活を維持する、つまり、生きていくのに精一杯で、不機嫌になっている余裕すら無い…とも言えます。

 まあ、裕福な人たちは、老若男女問わず、生活に余裕があるからかしら、そんなに不機嫌でも無いんですよね。そこんところに、身分差みたいなモノが現れているような気もします。

日本語とは決別

 日本語話者がクラシック声楽を歌う事については、根本的な問題があるとは、私は思っています。

 そもそも、クラシック声楽で使われている、イタリア語を始めとした西欧語と日本語には、言語的な共通点があまりに無さ過ぎます。

 生粋の日本語話者であり、日常的に日本語を話している私のようなアマチュア歌手にとって、クラシック声楽は言語的な発声において、ハードルが高すぎる…とすら思っています。もっとも、その高いハードルに挑んでいくのも、また楽しいのですが(笑)。

 プロの方々が西欧に留学をするのも、ある意味、一時的にせよ、日本語と決別した生活が必要だから…なのでしょうね。

今月のお気に入り 江利チエミ全曲集

 江利チエミ…と言うと、私のイメージは“サザエさん”です。今でこそ“サザエさん”は、アニメとして知られていますが、私が子どもの頃は、実写…というか、テレビドラマだったんですよ、その時に、サザエさんを演じていたのが江利チエミだったわけです。

 当然、当時のドラマを今では見ることは出来ませんが、ほぼ同じキャストで映画が製作されていて、それなら見ることができるそうですが…どこで配信しているんだろ?

 それはともかく、歌手としての江利チエミは…めっちゃ歌が上手いです。CDを聞くと、それを改めて認識させてくれます。昔の芸能人は、歌も歌って、お芝居もして、モデルの仕事もして…と売れている人ほど、なんでもやらなきゃいけなかったわけです。

 今なら、若い女性歌手がコメディアンヌの仕事をするなんて考えられませんが、昔はむしろそれが当然だったってわけなのです。

 ちなみに、私が購入した江利チエミの全曲集(ベスト盤)はこれでした。良かったです。

今月の金魚

 アリサ(以前はビジョと呼んでいた子)は相変わらず転覆していますが、それ以外は、特に記載するような事もなく、ひとまず元気に暮らしています。

今月のひとこと

 近所のイチョウは見事に黄色になりました。うんうん美しい。でも近所の紅葉は葉の先がちょっと紅くなっただけで、そこから色が変わらないどころか、水分が抜けて、なんか枯れ始めてきたようです。え? 今年の紅葉は赤くならないの?(2024年11月29日~12月3日)

 健康診断系の団体からお知らせが来た。それによると、私の健康年齢は実年齢よりも14歳も高いらしい。うむ、私の肉体は、私よりも年齢が一回り上の人よりもポンコツらしい。母の享年よりも高年齢だよ(汗)。つまり、明日にでも死んじゃいそうな年齢を提示されたってわけだ。こりゃもう、笑うしかないよね。(2024年12月3~5日)

 何やらウチの玄関先でかぐわしい香りがすると思ったら、なんとビワの花が満開でした。ビワは実が美味しいだけでなく、花の香もなかなか上品でかぐわしいのです。さすがはウチの子だ!(2024年12月5~12日)

 何でもマイクロソフト社が方針を変更して、今までWindows11がインストール出来なかった一部の旧型パソコンにもWindows11をインストール可能に変更したそうです。何か悔しい…。だったらパソコン買い替えなかったよ~と嘆いている人が大勢いると思うよ。かく言う私もそのうちの一人ですが…以前のパソコンでも不自由はあまりなかったけれど、新型パソコンは色々と気持ちいいので、結局は買い替えてよかったと思ってはいます…が、何か納得できません。(2024年12月12~21日)

 観光地は物価が高い。特に旅行客が利用する施設の物価は高い。まあ、旅行客ってのは、大体において財布の紐がゆるいのだから、それは当然だと思いますが、観光地に住む人間が旅行者側の立場に立った時は、それも仕方がないとは思うものの、無意識に地元民の店を探してしまうのは、何ともケチくさいサガだなと思うわけです。(2024年12月21~25日)

 今月は以上です。よろしくお願いします。

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