子音に助けてもらいましょう

　声楽のレッスンの続きの続きです。

　次は、ドニゼッティ作曲の「Spirto gentil/優しい魂よ」です。難しいですね…。ただ、この曲は、レッスンでもピアノ合わせでも、後半に歌ってきましたので、だいぶ声が消耗した状態で歌ってきました。でも本番では、休憩がたっぷり入るので、声がそれなりに回復した状態で歌えるでしょうから、その分、レッスンよりは良い状態で歌えるのではないかと期待しています。

　注意することは、基本的には「Lorita/ロリータ」と同じです。ただ、この曲の方が難しいので、より難易度が上がるだけです。

　ただ、この曲はテンポが遅いので、「Lorita/ロリータ」とは違って、子音の助けを借りながら歌うことができるので、十分に子音に助けてもらいながら歌えば、なんとかなるのではないかと教えてもらいました。

　子音の助けとは…子音を高い音程で事前に発声する事で、次に来る母音の発声を少しでもラクにするという事です。なにしろ子音の発声には声帯の振動は不要なので、どんなに声帯が疲れていても、子音はラクに発声する事でできるのだから、苦しくなった時こそ、子音を高い音程で発声するべきだというわけです。もちろん、子音を高い音程で発声するには、息を高速で吐き出さないといけないので、腹筋の力が必要になるので、カラダはかなりシンドくなるわけですが…。

　カデンツァの部分は、先生からは「一つに決めなさい」と言われていたけれど、結局、一つに決める事はできず、この段階でも、その日の気分で適当に作曲して歌っていました。おそらく、当日もそんな感じになってしまうでしょう。所詮はカデンツァなので、最後の最後で「ここで終わりです」という決めのフレーズさえ、ちゃんと歌えれば、ピアニストさんは合わせてくれるので、それを信じて、当日も好き勝手に歌っちゃうつもりです。

　ふう、とにかく、これで出来る準備はすべてしました。後は、当日の運次第です。とにかく、当日まで、元気をキープして行くことを心がけます。

　それと、長らくレッスンをお休みしていた妻が、発表会後から復活する事になりました。これで一人っきりのレッスンも終わりです。あと、次回から、レッスン代が値上がりする事になりました。まあ、諸物価高騰の折ですから、それもやむなしですね。

　発表会当日の記事は…順調に準備を進めていますので、出来次第、アップしますので、よろしくお願いします。

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