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ヴァイオリンの練習について

 ヴァイオリンは、先生に習っているわけではないので、ほっとくと何もしなくなってしまうので、それを防ぐために、適当な間隔で「今はこんな練習をしてます」みたいな感じの記事を書いてアップしたいと思います。可能なら、音源もアップしたいですね(笑)。

 というわけで、練習報告の第一回目(爆)。現在、借り物のヴァイオリンで、どんな事をしているのか、書きます。

 備品の購入をしたところまではアップしましたが、その続き。実は、その後、松脂を大破させてしまいました(笑)。いやあ、松脂って、意外とモロいのね…。いやあ、見た目が固そうだから、結構力入れて握っていたら、ピキッパキッって感じで砕けました(自分の事ながら、どんだけ怪力なんだ:笑)。無駄に握力の強い私です。とりあえず、砕けても、その破片で全然問題なく使用できるんだろうと思って使ってます(笑)。ただ、キッチンペーパーに松脂をくるんでいるのですが、弓に松脂を塗る時に、どうしてキッチンペーパーで弓の毛をこすってしまいます。あの紙って結構硬いんですよね。本当は、高いものでもないので、新品を購入したいのですが、近所の店で同じ松脂を売ってません。ちなみに、現在は、ピラストロのシュワルツを使ってますが、松脂って、どれを使ってもいいものなのかしらね? 違うものを買ってきて使用しても平気なのかな?

 教則本は「スズキメソード 鈴木鎮一ヴァイオリン指導曲集(1)新版[CD付] 」って奴を買いました。これにした理由は…特にありません(笑)。

 敢えて言えば、CD付きがナイスってところかな? もちろん、他の教本だって探せばCDくらいあるだろうけれど、最初から教本にCDが付いているなら、入手に悩まなくてもいいわけで、そこがアドヴァンテージかな? とにかくCDがついていると言うのは大切なこと。なにしろ、CDがあれば、CDに合わせながら弾くことで、音程のズレが自分で分かるでしょ。ヴァイオリンって、どうしても初歩のうちは見苦しいほどに音痴だからね。音痴はなるべく回避したいし、音痴なまま弾き続けて、耳まで音痴になってしまったら、取り返しがつかなくなるので、早期での音程修正のためにも、CDは必要です。…先生に師事していれば、先生がその都度、音程を教えてくださるので不要なんでしょうがね。そこは独学の弱みです。

 しかし、附属CDの伴奏は…速いなあ。この速さに追いついて演奏できれば、ひとまずその曲はOKという事にして進んでいきたいと思います。

 そうそう、やはり「世界のスズキメソッド」ってブランドに惹かれたかな? それと、使用しているヴァイオリンもスズキなんで、教則本もスズキに揃えてみたとか…、まあ、そんな程度の理由です。

 まだまだ始めたばかりなので、教則本の善し悪しについては言えませんが、それでも言いたいことが一つあります。それは「なぜ、ハ長調から始めない!」 いきなりイ長調から始めて、次がニ長調? まあ、弦楽器ってシャープ系が得意なのは分かるけれど、やっぱりハ長調から入りたかったなというのが正直な感想。ま、些細なことですけれど。

 でも、せっかく教則本を買ったけれど、実はまだ教則本以前の段階でございます。今、夢中になってやっているのは、右手の練習。弓の持ち方とか、右手の動かし方とか、弓がヴァイオリンにどんな角度で動いているかとか、まあそんなところ。歌劇団の練習の始まる前に、キング先生に、その辺の事を習ったので、それを一生懸命、復習しております。時折、分かんなくなると、鏡で自分の動きを確認してみたり、YouTubeなどでプロのヴァイオリニストさんの右手の動きに注目しながら見ていたりと、専ら右手右手とやっております。単純に見えながら、右手の動きは、案外、難しいです。

 しかし、右手の動かし方一つで、ヴァイオリンの音色って、変わるものですね。

 音色というものは、変えるものであって変わってしまうものではありません。なので、今はなるべく、同じ音色で弾き続けられるように、弓とヴァイオリンの相対関係が変わらないように気を使いながら、やってます。とりあえず、まだ、ヴァイオリニストとしては、ヨチヨチ歩きな私です。

 短期間ですが、ヴァイオリンを弾いてみた感想。

 ヴァイオリンの左手は、ギターほど痛くないし、握力も不要。これは意外でした。ヴァイオリンに女性奏者がたくさんいるのに、女性ギタリストがなぜ少ないのかは、案外、この辺が理由かも。とにかく、左手がギターよりも、ずっと楽ですし、痛くないです。

 チューニングがギターよりも楽かも? 単純に弦の数が少ないせいもあるけれど、1分程度で、チューニングが完了できます。私は耳とチューナーの両方を使ってチューニングするけれど、チューニングが楽なのは、何よりだと思います。

 片づけがフルートより楽。なにしろ分解しませんから(笑)。

 音が小さいし、消音器があるので、真夜中に練習できます。これはエレキギターとかデジタルピアノなんかと同じで、忙しい現代人にはうってつけの楽器ですね。

 ヴァイオリンを弾いている自分は、なんかカッコいい。フルートはちょっぴりフェミニンな感じがして、正直………なんですが、そこへ行くとヴァイオリンは、オッサンでも、おデブでも、不細工でも、かっこよく見えます。

 とりあえず、まだ、ヴァイオリン、挫折してません(笑)。もうちょっと、続けてみます。

コメント

  1. かのん より:

    おおきく割れた位なら割れた面を熱してくっつけて使えるらしいですがこなごなですか。
    温度差でも割れるそうで、友人は細かい破片になると溶かして再形成して使ってましたが、わたしは弦の経験はないので無責任なことは言えないのでいちおうそんなケースもあるということで。

  2. すとん より:

    >かのんさん

     実は割れた直後に熱してくっつけようとしたのですが…手が熱くなって挫折しました(笑)。松脂を再生させるために火傷しちゃダメだよね。

     たぶん、敗因は台所のガスコンロでやろうとした点だろうなあ…。本当はアルコールランプとか実験用バーナーとかでやるといいのだろうけれど、そんなもの持ってないもん。ろうそくですら、持ち合わせがないのでありました(汗)。

     松脂って書くと、何かかっこいいけれど、あっちの言葉だとRosin(ロージン)なんだよね。“老人?”って思っちゃいました。野球のピッチャーがマウンドでつける粉もロージンでしょ。たぶん「滑り止め」くらいの意味の言葉なんでしょうね、本来は。

  3. テツ より:

    ヴァイオリンを演奏される方にお話が聞けるのって、羨ましいです。
    私は一度体験レッスンを受けましたが、いまだにうまく楽器を支えることができないので、かなり苦戦しています。
    ヴァイオリンを少しやっていると嫌になってしまい、フルートに逃れています^^;

    この調子だと、そのうちケースに入れたままになっちゃうかも・・・

  4. めいぷる より:

    うちのばか息子君は、ケースを開けるたびに、弦が切れてるか松脂が砕けてるか…って感じでした。どー運んでんだぁ?って思いましたが。

    A-durが一番楽です(笑)…音階の運指と音の繋がりを見れば(^^)v
    フルートだって、G-durやD-durの方が楽に繋がる筈ですよん。
    どっちも、C-durって結構むづかしい調です。楽譜上は楽ですが。

  5. すとん より:

    >テツさん

     肩当ては使ってますか? 成人男子は首が長いので、肩当てがないと、ヴァイオリンを保持して、楽な姿勢で演奏するのは、かなり難しいと思います。私は肩当てをかなり高くして使ってますよ。

     初心者のヴァイオリン演奏で苦痛となるのは、自分の腕を支える事だと思いますが、我々フルート経験者は、フルート演奏の時に、すでに自分の腕を支えていますので、その点は、ズブの素人さんよりもは、だいぶアドヴァンテージがあると思いますよ。姿勢さえちゃんとすれば、それほど苦痛ではないと思います。私は30分くらいのヴァイオリン練習は苦になりませんよ。

    >この調子だと、そのうちケースに入れたままになっちゃうかも・・・

     それはもったいない…。二人で上達して、いつの日か、ヴァイオリンデュオを組みましょうよ。オジサン二人のヴァイオリンデュオなんて、かっこいいよ。

  6. すとん より:

    >めいぷるさん

     私も、ケースを開けるたびに、ケースの中で弓が転がっております。しっかり固定してしまっているつもりなんですがねえ…。

    >A-durが一番楽です(笑)…

     それは分かりますが…気持ち的に許せなくって(笑)。私は楽譜が苦手なモンですから、ハ長調以外はカラダが受け付けないんですよ(爆)。特に和音関係が分からなくなります。

     楽譜が苦手な私は、やっぱりソルフェをやんないとダメかな? でも、やりたくない(汗)。やらずに済むなら回避したいです。だって、音楽は趣味だもん、楽しみだもん、遊びだもん、苦手な事をイヤイヤやるのは嫌なんですぅ。

  7. 松脂の付け方ですが、松脂は左手、弓は右手で持って、弓を前後に動かして付けます。
    ひょっとして、右手で松脂を持って擦っているのでは? 紙の繊維は以外と硬度があるので、弓の毛に当ててはいけません。毛の表面がつるつるになってしまいます。松脂は途中で変更しても大丈夫ですが、以前の松脂と、新しい松脂がしばらく混ざった状態になります。前の松脂を拭き取るのはよくないと思いますので、弓の毛に付いている松脂が少なくなったら、・・・音が小さくなってきます・・・変更します。

    鈴木教本の(1)ですね。定評のある教本ですから、よいと思います。10巻までありますが、途中で他の教本に変更することが多いようです。因みに、私は4巻の最後のあたりで大苦戦中ですが、先生の方針で、5巻までは鈴木教本、以降は変更するらしいです。

    バイオリンに向く調性という点では、ハ長調よりも、ト長調、ニ長調、イ長調等が向きますので、ハ長調から始めるのはむしろ良くないとされています。

  8. すとん より:

    >エルネスト・アントルメさん

    >松脂の付け方ですが、松脂は左手、弓は右手で持って、弓を前後に動かして付けます。
     ああ、よかった。松脂のつけ方って全然知らなくって、きっとこうじゃないかな?って思ってやってましたが、正解だったみたいです。先生に師事していないと、こんなつまらない事も知らないし、イチイチ不安になるものです。

     ええと、松脂割っちゃった事件ですが(笑)。これは、松脂を塗る時ではなく、箱から取り出して「これ? どうなっているの?」って様子を見ていた時に、パキーンってやっちゃいました。なんか、ツルツルしてるし、一体化している布もツルツルしているので、なんか落としちゃいそうだったので、思わず力が入ってしまったんだと思います。思わず、真っ二つになりました(涙)。

    >紙の繊維は意外と硬度があるので、弓の毛に当ててはいけません。

     ですよね…。やっぱり新品を買ってこようかな、高い買い物でもないし…。問題は、近所じゃ売ってないって事だよね。

    >松脂は途中で変更しても大丈夫ですが

     安心。じゃあ、別のブランドの別の製品にしてもOKだね。松脂をおごっちゃおうかな?

     考えなしにチョイスした、スズキの教則本は正解ですか。ちょっぴり安心しました。途中で教則本をチェンジする人もいらっしゃるようですが、私はその前に、まず、第一巻を終わらさないと(笑)。とにかく今は、習うよりも慣れろの段階なので、ひとあえず、ガムシャラにやってます。

     アドヴァイス、ありがとうございます。

     

  9. テツ より:

    肩当は購入して使ってみているのですが、どうにもしっくりきません・・・
    楽器が落ちないように、必死で押さえているという感じになっちゃいます。
    楽器が支えられないようでは、その先に進むことができないので、私にとってここが最初の関門みたいです。

    すとんさんとのヴァイオリンデュオ、いいですねー
    で、楽器を持ち替えててフルートでも、な~んて。

  10. すとん より:

    >テツさん

     とりあえず、楽器は、両手放しでも可能なら、それで良しですよ。私もなんかしっくり来ないので、毎日微妙に肩当ての位置を変えてます。

     フルートも最初の頃は、姿勢に苦労した事を思い出してます。いつのまにか、姿勢を気にせずとも笛が吹けるようになったわけでから、ヴァイオリンもそのうち、気にならなくなるのだと思います。

     辛抱だし、習うよりも慣れろの部分もありますからね、お互い、我慢して、ここを乗り切りましょうよ。

  11. ももねこ より:

    ライバル もう一人 めっけ! はじめまして。
     センニンさんのブログから渡って来ました。
    60歳を機に 私もバイオリン習い始めました。
    私も鈴木メソッドです。楽器も鈴木もってます。
     始めて5ヶ月 先生まかせで、狂わないので、
    いまだに自分でチューニングしたことありません。
    いずれ バッハのドッペルC、合わせましょう。

    フルートはARハンミッヒ買おうか迷ってます。

  12. すとん より:

    >ももねこさん、いらっしゃいませ。

     ヴァイオリンを始めたばかり、フルートの方は…ARハンミッヒを買いたいということは…それなりの経歴なのでしょうか? ライバルと言うよりも、私と同じパターンの先輩と見ましたが、いかが?

     スロースターターで、鈴木のヴァイオリンとメソッドとは奇遇ですね。お互い、がんばっていきましょう、…と言うか、私が挫折しないように祈ってください(願)。

     さて、バッハのドッペル・コンチェルトって、ネットでよく「ドッペル」って言われている有名曲ですよね。これって、鈴木の4~5巻に載っているバッハ作曲「二つのバイオリンのための協奏曲第1楽章」って奴ですよね。うわあ~、4巻だって、5巻だって、こんなところまで、私は進む事ができるのだろうか? なんか、すごく遠い話のような気がします。それこそ、今、センニンさんが頑張っているあたりでしょ。ううむ、独学って進歩が遅いから、そこに行くまで何年かかるやら(汗)。

     ARハンミッヒかな? Pハンミッヒかな? ハンミッヒ一族は似たような名前でたくさんあるので、頭の中でゴチャゴチャしちゃってますが、たぶん試奏した事があると思います。私が吹いたのは、木管フルートでしたが、すごくいい感じでまろやかな雰囲気の楽器だったと記憶してます。

  13. YOSHIE より:

    これを書こうとして、忘れちゃいました。
    私は、古賀弦楽器 ( 03 5489 1027) さんで弦、通販で買いました(HPあり)。キング先生がいらっしゃるので、私がいちいち書くこともないと思いますが、
    小物は楽天なんかもセールしてますね。松脂は割れを保護するため、送料は500円必至??。松脂はBERNARDEL(バイオリンもいいみたい)です。楽器店で勧められたのをネットで…汗。アマゾンもあると思います。

  14. すとん より:

    >YOSHIEさん

     情報ありがとうございます。弦はいつも三割引なんですか。で、送料が500円でしょ、これは安いですね。私は今回、フェア中のお店に飛び込んだので、弦は三割引で職人さんに張り替えてもらった(笑)のでラッキーでしたが、いつもいつも三割引ってわけじゃないので、こういう情報はありがたいです。

     弦って、消耗品だもんね。毎日弾いていれば、そんなに長くはもたない事は、ギターを弾きますから、なんとなく分かります。弦を買いだめする必要はありますね。

     松脂は…アマゾンが楽器店を始めたので、そこでピラストロのシュワルツを買いました。いやあ、考えもせず、割っちゃったのと同じものを注文しちゃいました。

     それにしても、首都圏に住んでいるといいなあと思うのは、古賀さんもそうですが、割と行ける範囲に弦楽器専門店がウジャウジャあるという事。そういう専門店では、私が使うような庶民的な楽器はない事は知ってますが、それでも遊びに行くのは勝手だもんね。古賀さんだって、カルロジョルダーニを買いに行くフリをして、お高い楽器を試奏させてもらうという事が可能でしょ(たぶんやんないけど)。

    >楽器店で勧められたのをネットで…汗。

     いやあ、本なんて、書店で現物を見て、それをアマゾンで購入って、よくやります。だって、書店の本って、ヨレヨレだったりするんだもん(笑)。こんな事やっているから、本屋がドンドンつぶれちゃうって分かっているんだけど…ネ。

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