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バックします

 魚は水の中をヒレを使って泳ぎます。多くの魚は、スリムな流線型の体型で、素早く前進していきます…ってか、基本的に前に進むのは得意ですが、後ろに進むには難儀するのです。船だってそうでしょ? 前に進むのは得意でも、後ろに進むに難儀します。だって、そういうふうに作られているからです。

 金魚も魚類ですから、基本的には前に前進します。で、後ろに進むのは…結構簡単にしちゃうんですね。前進するほどは楽ではないようですが、割りと簡単にバックします。

 先日、ドジョウ用に土管(パイプ状のオブジェです)を水槽に入れました。土管の開口部はドジョウにちょうど良く、金魚では入れない程度の大きさなのですが、そこに黒らんちゅうのカスミが果敢に挑戦して、中に入ろうとしていましたが…カラダ3/4ほど入れたところで突入を断念したらしく、そのままバックして土管から出てきました。

 まあ、金魚って、カラダが全然流線型ではありませんからね。どちらかと言えば、俵型で、前にも後ろにも進めそうな体型です。そりゅあバックもしちゃうでしょう。

 金魚がバックする時は、主に胸ビレを使ってバックします。見ていると可愛いですよ。…って言うか、金魚って、前進する時ですから、結構胸ビレを使って推進しています。他の魚が尾ビレをメインエンジンとして進む感じですが、金魚は相対的に尾ビレの推進力が弱いらしく、前進する時も胸ビレが大活躍しています。ですから、その胸ビレを使えば…割りと簡単にバックできるようなのです。

 実際問題、我が家には、アカリのように、ほぼ尾ビレの無い金魚もいます。それでも結構器用に泳いでいるのは、胸ビレで泳いでいるからなのです。

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