ええと、シズカの尾びれがバサバサになりました。まるで、南の島の人たちの腰蓑のようです。ちなみに長さも以前の1/3くらいです。
なんか、病気になったのかしら? 尾腐れ病? でも、ちょっと違うしなあ…と思って観察していたところ、原因が判明しました。ルデンがシズカを食べていたのです。つまり、共食いをしていたのです。
尾びれは目立ちますが、尾びれに限らず、全身どこでもかじりついて、食いついて、食べているのです。食べている現場を見てしまいましたが、なかなかの地獄絵図です。
どうやら、最近のシズカが生傷絶えないわけだ。そして、ルデンが急に大きくなったのも、シズカを食べて大きくなったわけだ。
たぶん、エサが足りないんだと思います。金魚のエサ係は、以前は私がやっていたのだけれど、今は妻がやっています。私の頃は、朝晩エサをあげていましたが、妻になってからは、朝一回だけになりました。以前の我が家の水槽は、穏やかな水槽でしたが、みんな巨大魚になってしまいました。今の水槽では、金魚の大きさがほどほどに抑えられていますが、なんか殺伐としています。
金魚たちは、もっと大きくなりたいんだと思います。特にルデンは若い魚で、人間で言えば成長期でしょうから、もっともっと食べて、もっともっと大きくなりたいんだろうと思います。それなのに、エサは少ないし、食べられる貝(タニシ、今いる石巻貝はあまり食べないんです)もいないし、水草は食べきったし、もうこうなったら、共食いするしかないじゃん…って事なんだろうと思います。
この前、緋ドジョウが一匹、白骨死体で見つかりましたが、あれっててっきり、シズカあたりが食べたんだろうと思ってましたが、もしかすると、空腹に耐えかねたルデンが食べてしまったのかもしれません。
我が家の水槽は弱肉強食ですから、それはそれで仕方ない…と私は観念していましたが、シズカを特に可愛がっている妻は、それを受け入れられずに、ルデンを病院水槽(金魚が病気になった時に入る小さな水槽)に隔離してしまいました。反省させるために独房入りって感じでしょうが、金魚に反省が理解できるのでしょうか?
で、独房入をして3日経った時、ルデンが謎の死を遂げました。びっくりです。とにかく、死んでしまったのです。病院水槽、ルデンには小さすぎたのか、独房入りがストレスになったのか、あるいは…とにかく理由は分かりませんが、ルデンが星になってしまいました。殺しても死なないヤツとばかり思っていただけに、ちょっと拍子抜けです。
ルデンの亡骸は、とても重かったです。こいつ、いつの間にこんなに大きくなっていたんだね。
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