さて、表題の通りです(笑)。先週の日曜日(2010年3月14日)にトコトコと東京芸術大学まで行ってきました。ホームページはこちらですね。
まずは、プログラムから。
第1部
バッハ:フーガの技法~コントラプンクトゥスⅠ(フルートオーケストラ)
ヴィヴァルディ:フルート協奏曲「ごしきひわ」(フルートオーケストラ伴奏)
[独奏者・第一楽章:柳原佑介、第二楽章:中川佳子、第三楽章:神田寛明]
ボワモルティエ:五本のフルートのための協奏曲(フルート五重奏)
[青山夕夏、大澤明子、甲藤さち、岩下智子、村上成美]
ベルトミュー:アルカディー(フルート四重奏)
[浅生典子、上野由恵、浜崎麻里子、柴田勲]
木ノ脇道元:Quadriparitito〈四要素〉(フルート三重奏)
[木ノ脇道元、斉藤和志、古田土明歌]
レスピーギ:リュートのための古代舞曲とアリア第3組曲より〈イタリアーナ〉〈シチリアーナ〉(フルート四重奏)
[萩原貴子、三瀬直子、大平記子、竹山愛]
ドヴォルザーク:スラブ舞曲(フルート四重奏)
[真鍋恵子、宮崎由美香、押部朋子、甲斐雅之]
チャイコフスキー:くるみ割り人形~中国の踊り(フルート四重奏)
[(ごめんなさい、演奏者の氏名をメモるのを忘れてしまいました:謝)]
尾高尚忠:フルート小協奏曲(フルートオーケストラ伴奏)
[独奏者・第一楽章:井出朋子、第二楽章:高木綾子、第三楽章:小池郁江]
バッハ:トッカータとフーガ(フルートオーケストラ)
第2部[フルート独奏:金昌国]
シュタインヴォルケ:かっこう(ギター伴奏:荘村清志)
イベール:間奏曲(ギター伴奏:荘村清志)
タレルガ:アルハンブラの思い出(ギター独奏:荘村清志)
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲(ハープ独奏:篠崎史子、芸大オーケストラ)
矢代秋雄:南部牛追い歌(ハープ伴奏:篠崎史子)
では、私の感想などを。
最近、コンサートレビューを全然書かなくなった私が、わざわざ取り上げるという事からお分かりのように、すごく良かったんですよ。とにかく出演者をご覧いただければ分かる通り、オールスターキャスト。一人でも十分お客が呼べる人が、これでもかー!という勢いで、全員集合しているんです。このメンバーを見るだけでも、垂涎もののコンサートだったと言うことがお分かりだと思います。実際に、すごかったんです。私は、何度も、魂抜かれました。
とにかく人気なコンサートでして、私は会場の10分前に行ったのですが、その段階ですでに行列が出来てました。なんと、大学正門前から30mほど手前のところで並ぶはめになりました。人の流れが止まっていたのですが、最初はそれがコンサート行列とは気付かず「???」って感じでした。で、そばの人に「これ、なんですか?」と尋ねたら「たぶん、金先生のコンサート」と答えてました。その方もよく分からずに立ち止まっていたみたい。でも、周りの人たち皆さん、自信なげに「たぶん、金先生のコンサートですよね~」とおっしゃっていたので、私もたぶんそうだろうと思って並んでいました。
結果として正解だったからよかったものの、もし違っていたら、どうしていたんでしょうね? とにかく、正門入る前からそんな感じでしたし、正門入ってからも、会場の奏楽堂までの距離を考えると、イヤになるくらいの長い列が出来ていたというわけです。実際に会場はほぼ満席でした。
芸大の奏楽堂はとても大きな音楽ホールでした。座席数は1100席ですが、比較的新しい施設なので、座席間もゆったりしていますし、通路も広々しています。天井もすごく高くて、実に贅沢な造りの音楽ホールでした。自由席でしたが、それでも良い席を確保する事ができました。前から三列目の中央です。独奏者の立ち位置からだと10mもないほどの至近距離です。私の座席の周囲は、ホールの常連さんたちが固めていました。で、ここの会場のお作法などを色々と教えていただきました(笑)。このホール、音響は良いのですが、音響が良すぎて、今日のような小音量楽器の演奏だと、ちょっと離れてしまうと、楽器の音よりも反響音の方が大きくなってしまうのだそうです。なので、かぶりつきのこの場所が正解なんだそうです。へー、そうなんだ。
ちなみに、空調は…熱かったです(汗)。半袖がちょうど良いくらいでした。なので、常連さんたち、ほとんど寝てました(笑)。
常連さんたちは、ホールの常連さんらしくて、演目関係なく、来ているみたいでした。「フルートしかやんないのかー」と小声でクレームつけてた人もいたっけ。どうも、何をやるか分からずに座っている人もいるみたいでした。なので、お作法を教えてもらったお礼に、今度は私から常連さんたちに、フルート音楽の解説(エラそー!)をして差し上げました。
でも、常連さんたちには、フルートばかりのコンサートはキツかったらしく、お舟を漕いで、あっちの世界とこっちの世界を行き来する方がいて…耳元でのイビキだけはやめてほしかった!
そんな常連さんの事は、横において(笑)。
演奏は…みな素晴らしかったので、ほめ言葉を書いていると、それだけで終わってしまうので、気になったところだけを書いてみます。書いてないところは「すごく良かった」と思っておいてください(笑)。
今回大活躍のフルートオーケストラは、フルートだけ130本も集めて作ったアンサンブルです。上はピッコロから、下はダブルコントラバスフルート(“楽器”と言うよりも“装置”と言った感じでした)まで。
私は今回、フルートオーケストラというものを見直しましたね。私が普段見る、フルートアンサンブルって、たいてい、大変な演奏になってしまうパターンが多いですが、ここは違いました。130人もフルーティストがいるのに、まるで一台のパイプオルガンが鳴っているかのような澄みきったサウンドでした。「フルートはチューニングが難しい」は嘘ですね。腕さえあれば、130人のピッチもピタッと合うんです、腕さえあれば。問題はそこなんだよね~。
フルートオーケストラの演奏は実に美しかったのですが、異質なのは、ピッコロでした。ピッコロは数が少ないのですが、絶対に他のフルートと音が溶けないので、常に浮いた存在でした。一つだけ、音質が違うんですよ。とても同族楽器とは思えません。なので、ピッコロをアンサンブルに加えるのは、善し悪しだなって思いました。
フルートオケのあとは、小アンサンブルあり、フルートソロの演奏ありで、色々な奏者の色々な音色が楽しめました。ほとんどのソリストの方は、ゴールドフルートをお使いでした。それも管体金(メカ銀)というのは、見た限りでは無く、ほとんどが総金でした。やはりクラシック系フルーティストの間では、総金フルートがデファクトスタンダードなんだなって思いました。わずかな人だけが銀色のフルート(総銀またはプラチナメッキ)でした。木管を使っていたのは神田氏だけでした。これだけたくさんフルートを一度に聞いてみると、何となく、彼女たちがゴールドを選択する理由が分かるような気がしました。
ゴールドの音って、腰が太いんですよ。なので、アンサンブルなどで銀の笛と一緒に吹くと、耳に残るのはゴールドの音の方なんです。銀の音を覆い隠してしまうような感じになります。音量的には大きな差はないのですが、音質の面でカバーしちゃんでしょうね。“押しが強い音”とも言えます。常に一歩前に出たがる音楽家にとっては、大切な要素ですね。
あと、どうやら奏者にとって、ゴールドの方が、演奏が“楽”なようなんです。“楽”という言葉に語弊があるなら“広い会場向きの楽器”と言い換えてもいいのかもしれません。銀や木管は、かなり奏者がエネルギッシュに演奏しないといけませんが、ゴールドだと涼しげな表情で吹けるんですね。やはり、そのあたりは、かなり違うみたいです。
どの曲も、とても良かったのですが、第一部の中から、あえて一曲を選ぶなら、今回が初演だそうですが、木ノ脇道元さんの「Quadriparitito〈四要素〉」が良かったです。現代曲で、すごくたくさんの特殊奏法を駆使して演奏していました。
1stフルートの古田土さんは、ゴールドフルートと総銀フルートを使い分けていたし、あげく、最後は美しいソプラノで歌い始めました。このソプラノがまた見事で! 歌えるフルーティストってステキです。
ソプラノのfは、フルートのfの数倍の音量でした。歌が入った途端に、音楽の枠がグンと広がったような気がしました。やはりダイナミクスの幅って大切です。作曲者の木ノ脇さんは自らバスフルートを吹いてらっしゃいましたが、このバスフルートがかっこいいんです。私はバスフルートに憧れますね。やっぱり古田土のバスフルートを使っているのかしら?
個人的にうれしかったのは、今回、高木綾子さんの演奏をたっぷり堪能できた事です。昨年のラ・フォル・ジュルネで彼女のコンサートを聞いたのですが、その時は会場が劣悪だったせいもあり、姿は見えるけれど、音はろくに聞こえず、すごく残念な思いがしていましたが、今回はバッチリでした。総銀フルートを使っているという事もありますが、とにかく、他のフルーティストとは全然音が違うのが印象的でした。良くしも悪しくも個性的です。私は彼女の音って好きだな。
唯一の木管フルート使用奏者の神田寛明氏の「ごしきひわ」の第三楽章もよかったですね。木管フルートは音が柔らかすぎて、バックがフルートアンサンブルだと、ややもすると音が後ろと溶けてしまって、ソロとしては際立たないという弱点(?)もあるのですが、とにかく音色が美しい。フルートという楽器は、派手できらびやかというイメージがあるけれど、それとは全く違う世界を構築していました。神田氏のリサイタルを聞いてみたい気がしました。木管フルートって、いいですね。
そうそう、ボワモルティエとかベルトミューなんて、名前も知らない作曲家でしたが、やはり最初からフルートのオリジナル曲として作られた曲(ですよね)はいいなあ。フルート音楽の楽しみの一つは、こういうマイナーメジャーの作曲家の隠れた名曲を楽しむという、なんとも言えない楽しみがありますね。でも、二曲ともよかったですよ。
第二部に登場してきた、荘村清志さん(ギター)を初めて生で聞いたのですが、なんか感動しちゃいました。私、実は、荘村さんのギターをテレビで見て、感動して、それでギターを始めた人なんです。もちろん、クラシックギターです。でも、独学だったので、やがて挫折して、今に至っている(笑)んですが、彼は私の最初のギターアイドルなんです。あの時、挫折せずにギターを続けていたら、私の人生も変わっていたろうなあ…と思いながら、聞きました。それにしても、時の流れるのは早いです。憧れの若手実力派ギタリストが、今じゃ白髪ですからね…。でも、演奏は若々しくて、やはりかっこ良かったなあ。
最後の最後になってしまいましたが、今回の主役の金昌国教授の演奏は、やっぱりベテランだなって思うような演奏でした。金教授もゴールドフルートを使用するのですが、ややもすると、他の奏者の方が、ゴールドっぽい音から逃れきれないところを、彼はやすやすとそこから離脱して、自分の音でフルートを演奏していました。つまり、ゴールドフルートなのに、ゴールドとは違う音なんです。これはやはり、長年の研鑚と個性のたまものなんでしょうね。
フルートとギターとのデュエットは、心にしみますね。音楽って声高に叫ぶばかりでなく、こういう感じで“耳を傾けて”聞く音楽もいいですね。それにしても、フルートも小音量楽器ですが、クラシックギターはさらに小音量でした(笑)。
「フルートとハープのための協奏曲」は、生演奏を初めて聞いたのですが、いやあ、フルートの音もそうだけれど、ハープの音も、CDに入らないものですね。実にふくよかな音楽でした。それにしても、やっぱりオーケストラはいいですね。最後の最後に登場してきたオーケストラですが、本当にオーケストラって、色彩豊かな楽器だなあと思いました。指揮者はいなかったので、金教授が時折指揮をしながら演奏していました。
「南部牛追い歌」はアンコールでしたが、フルートとハープだけの演奏でした。すごくよかったです。間白のある音楽と言うのオシャレですね。私は奏楽堂から出るや否や、iPODに入っている、金教授の「南部牛追い歌」を2~3回リピートかけて聞いて帰りました。
いいコンサートでした。本当は、一曲ごとに感想を書きたかったのですが、こんなふうにかい摘んで書いても、これだけの分量になってしまいました。まともに一曲ごとの感想を書いてたら、どうなったことやら! しかし、書き足りないです。
今回のコンサートの感動をたとえて言うなら「ゴジラ映画を見に行ったら、ガメラとヤマトとガンダムにエヴァンゲリオンまで登場しちゃいましたよー」ってノリです。分かるかな? それもバッタものでなく、みんなホンモノ。すごいでしょ。あ、誰がガメラで、誰がヤマトかなんて、詮索しちゃダメだよ(笑)。
とにかく、二度と見れないような、すごいコンサートを見てきましたというお話でした。クラシック音楽って、ほんとーにいいですね。ああ、フルートでクラシック音楽を真剣にやりたくなりました。でも、そんな事ができるほどの腕前になる前に、寿命が尽きてしまうんだろうなあ。ああ、残念無念。
コメント
すごい顔ぶれのコンサートだったのですね。
私は以前も書いたのですが上野由恵さんがイチオシです。
トラックバックさせていただいたような記憶がありますがもう一度・・・。
http://santa-cecilia.blog.so-net.ne.jp/2005-12-11
荘村さんは以前歌曲コンサートで生で聴きました。
保多由子さんというメゾの方とのコンサートで検索して確認したら1991年津田ホール(当時できたばかりだったと思います。)で、モンテヴェルディの「アリアンナの嘆き」とファリャでした。
また米良美一さん(カウンターテナー)と福田進一さん(ギター)と武満徹の歌曲で共演していて、そのコンサートの模様をネットでダウンロードしたものを今持っています。
金昌国さんは生ではほとんど聴けていませんが、昔テレビでよく聴いていました。
ゴジラと言えば、子供が小さい頃は一緒に上映されていたハム太郎が目的で観にいっていて「もったいないからゴジラも見ようよ。」と言ってもハム太郎だけでした。
小さいと言っても小学生になっていたのですが・・・。
>Ceciliaさん
顔ぶれ、良いでしょう。なにしろ、お祝いのコンサートですからね。上野由恵さんは、ベルトミューで2ndを吹いていた方ですが、印象に残っています。良い演奏をする方ですね。
ゴジハムの映画は私も全部見てますが、あの組み合わせはマズいと思いましたよ。だって、ゴジラの方は小学生くらいの女の子は拒絶反応を示すだろうし、ハム太郎は男の子はダメですよ。まあ、幼稚園までの小さな子と大きなお友だちは平気だけれど、それ以外の人には、あの組み合わせはダメでしょ。
東宝は…血迷ったのか、あるいは、一回の興行で男女両方とも組み込もうとしたのか…、よく分かりませんでした。ただ、男女のお子さんを持つウチだと、一回で済むので、良かったのかもしれません。
ほんとに豪華メンバーですねえ・・・
さぞかし聴き応えがあったことでしょう。
木の脇道元先生は、ちらっとムラマツレッスンセンターで見たことがあるのですが、不思議な雰囲気の先生ですね。
長髪の・・・浮世離れした雰囲気の方で、たしかに現代音楽がぴったり。
見事な音色でした(ムラマツSRと思われる)が、生徒が時間になっても来ない、とか受付の人にぼやいていておられたのが印象的でした。
先生は現在もムラマツレッスンセンターにきて教えているのかもしれませんが、サービス精神旺盛な正統派な先生の中で、ちょっと異色な方だな、という印象がありました。
地元でやっている三流の女性講師は、へたくそだったといっていたけれど、私はそうは思わなかったです。木の脇先生はいわゆる模範的な演奏ではない、現代音楽などぴったりの独特の芸術家だと思います。習うには難しいお人・・・??
>かさん
すごい豪華メンバーでしょ。これだけのメンツを揃えるのって、なかなかできないと思いますよ。やっぱり、芸大教授の退任ともなると、お祝いに駆けつけるメンツも、すごいなあ…というのが感想です。
さて、木ノ脇さんは、不思議な雰囲気の方ですね。すごく異色な方ですね。ステージに現れただけで「なんじゃ、この人は?」って思いましたもの。それだけ、出しているオーラが独得でした。
下手くそ? それはないですよ(笑)。あれだけの難曲を(たとえご自身で作曲されたとしても)吹きこなしているのですから、下手ではないです。手にしていたのは、バスフルートでしたが、すごくキレイに鳴らしていましたもの。
ただ、あの方は、あの曲とあの演奏を聞いた感じ、かなり正直な人なんだなと思いました。独得の芸術家?…そうかもしれませんね。習うには難しいお人?…それはこちら次第じゃないでしょうか?
羨ましいなー
ちょこっと出かけて聴くなんて、地方では絶対に無理な贅沢です。
高木綾子さんはいつものH.ハンミッヒのカバードキーでしたか?
>河童さん
うやらましいでしょ、分かります。私も逆の立場だったら、とてもうらやましく思いますもの。
でも、今回のチケットは販売されておらず、大学関係者から入場券を分けてもらうか、ほんの少しだけ供給される、一般向けの“ご招待券”をゲットするしかなく、私は果敢にも、一般向けに応募しました。これでも、1勝2敗だったんですよ。それなりの苦労はしているつもりです(笑)。
ちなみに、招待券の応募は「北は北海道から、遠くは中国上海からも」あったそうです。北海道もすごいですが、上海から見に来た方もいらっしゃったそうで、そりゃあすごいなあと思いました。
もっとも、例の常連さんたちに「アンタ、どっから来たの?」「湘南からです」「え、そんな遠くから来たの? 大変だったねえー」「いえいえ、慣れていますから…」という会話をしたので、やっぱりお客さんの大半は東京在住なんだろうと思います。仮に私が、新幹線や飛行機でないと東京に出られないところに住んでいたら…最初ッから応募してませんから、湘南は“地方”とは言え、やっぱり首都圏だし、ありがたいなあと思います。
高木さんは、いつものヘルムート・ハンミッヒだと思います。ちゃんとカバードのC足部管のフルートでした。楽器の外側はピカピカに磨かれていましたが、足部管から見える内部は、漆黒でした。きちんと、黒メッキがかかっていたのを確認してます(笑)。あと、彼女は、フルートオーケストラの中で、ピッコロ(管体は木製)も持ち替えで吹いてました。白くてキラキラでタイトな、チャイナ風なドレスで素敵でしたよ。
いいですね~。
私は中国地方の田舎なうえに主婦で母なので、なかなか聴きにいくチャンスがありません・・・。
数年前に、高木さんがこの田舎に来られた時にグループレッスンを受けましたが、それ以降に生演奏は聴けていません。
身近にそのようなチャンスのあるすとんさんが羨ましい限りです♪
はじめましてです。
私は締切り日を過ぎてから応募していない事に気付いた愚か者です…行きたかった(´Д`)
超豪華メンバー、その上、金門下ですもの、かなり迫力もあったのでしょうね。それに女性は美人ぞろいですしね(笑)
>きっしさん
中国地方にお住まいですか。そりゃあ、私でも、滅多なことがなければ、東京には出ません。この手のコンサートに行きやすいと言うのは、首都圏に住んでいる者の特権ですが、その代わりに失っているモノも、それなりにはあるんですよ。人生のバランスシートって、結構うまくできているものです。ただ、人は自分の得ているものに無自覚なだけなんです。
例えば、私は喘息持ちです。もっと都会に住みたいという気持ちがないわけではありませんが、私の健康を考えると、ここがギリギリです。これ以上、都会で生活するわけにはいきません。本当は、思いきって、空気のきれいな地方で暮らすべきなんでしょうが、得るものと失うもののバランスを考えると、湘南あたりが良いかなーというのが、私の結論なんです。
>いちごさん、いらっしゃいませ。
私も気づいたのは、締め切りギリギリだったりします(笑)。もっと楽にチケットが入手できるのではないかとタカをくくってました。
>それに女性は美人ぞろいですしね(笑)
そうなんです、そこがすごく疑問なんです。あの学校のあの教室は、生徒を容姿で選抜してませんか?と勘繰ってしまいました。教え子が女性だらけなのは、楽器の特性上、やむないとしても、容姿には偏りがすごーくありますね。あれは、不思議。実に不思議。
神田氏が木管フルートだったんですか!
パールのホームページでは総銀製パールオペラを使用と紹介されていますよ。
となると、神田氏のリサイタルはどっちのフルートを使うのでしょう?
と思って、ネット検索したらパウエルでも紹介していました。
ということはパウエルの木管フルートのようですね。N響アワーで放送されたチャイコフスキーのバイオリンコンチェルトでは木管フルートを使用していたことを思い出しました。
>河童さん
はい、神田氏は間違いなくメカ金の木管フルートでしたよ。なにしろ、かぶりつきで見ていましたから(笑)。そうですか、パウエルでしたか。さすがにかぶりつきでも、メーカーまでは分かりませんから、情報を感謝します。
>神田氏のリサイタルはどっちのフルートを使うのでしょう?
木管じゃないでしょうか? おそらく、今の常用フルートは、木管なんだと思います。おそらくパールのオペラはサブになってしまったのではないかと思います。
実際、神田氏の木管フルート、武者震いしちゃうほど、典雅で美しい音でしたよ。あの音が常に出せるなら、木管ばかり使うんじゃないかな? 神田氏と木管の組み合わせは、とってもグーですよ。