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今度はブニョが入院~サツキは転覆病?

 風雲急を告げている我が家の水槽です。

 先週、緊急入院したサツキは、この一週間、特に芳しい治療効果が見られませんでした。ただ、水槽で寝ころがっているよりも、起き上がって座っている時間の方が多くなってきたかな?っという程度の回復。どうにも芳しくありません。しかし、だからと言っても、入院が長期に至るのは、運動不足という観点からもあまり良くないので、まあ、今後の事はまた観察しながら…という事で、ひとまず日曜日の夜にサツキを退院させました。

 退院したサツキは、入院前とは一転して、元気にやってました。あまり治療効果がないと思ってましたが、案外そうでもなかったのかもしれないと…と思ってました。

 入院前と入院後で変わって点。…欠食児童化というか、エサに執着するようになりました。これは、カエデと同じです。一週間、狭いところでエサもかなり少なめにしか与えられなかった結果、いつでもエサが欲しいし、エサが入ると目の色が変わるようになりました。それどころか、エサ投入口でいつもエサをねだるようになりました。とにかく、ガッツリ食べるようになったサツキです。ん? 入院して、ちょっぴり性格の変わったかな?

 サツキが退院したので、入院施設は、きちんと洗って、しまう準備をしていましたが、一度しまってしまうと、次に出すのがちょっと面倒なので、しまう前に、調子の悪い奴を、ついでに入院させちゃってもいいかな?と思って、なんとなくブニョを入院させることにしました。

 ブニョ。調子が極めて悪いというわけではないのですが、ここ一週間ほどの間に、腹を上にして気絶している事が数回見られたので(自力で戻れるので、転覆病とは違うのでしょうが、一体なんなんのでしょうね)、ちょっと入院してもらうことにしました。

 というわけで、ブニョが入院です。

 元々、そんなに体調が悪いわけではないブニョなので、入院生活中も割と元気でした。ただ、体がデカイので、すぐに入院水槽は爆裂に汚してまうのが欠点かな? あと、明らかに不満タラタラな様子でした。

 そんなこんなで水曜日になったら、状況が急転直下、サツキがキリモミ状態になっちゃいました。お腹が上になっちゃうので戻ると、その直後にまたお腹が上に、で戻したら上に…。という状態。これはもはや完璧な『転覆病』ですね。あらら。

 なので、ふたたびブニョとサツキを交換しようと思い、ひとまずブニョを退院させました。で、水槽を洗って乾燥させて、しばらくサツキの様子を観察してみました。

 サツキは確かに転覆病ですね。すでに、腹を下にする事はできませんし、水槽の深いところに行くこともできません。間違いなく転覆病です。転覆病なんですが、困った事に元気なんですよ。どうしましょう? そんな感じで入院を躊躇しました。

 転覆病って、原因不明だし、治療法もないんです。その代わり、すぐに死んだりはしません。徐々に弱っていって、やがて死ぬ病気なんです。

 で、考えました。経験的に飢えた金魚は転覆になりづらい…んですよ。で、調子の悪いのは、サツキだけでなく、ブニョだって、チヅルだって、良くないんですよ。そこで、水槽まとめてダイエットをしてもらうことにしました。つまり、エサの回数と量を減らします。おそらく、初期段階では、水草は全滅するだろうし、エビも貝も食べられていなくなってしまうだろうけれど、それでも構わないことにしました。

 エサを減らして、みんなにスリムになってもらって、元気になってもらう…この方針にしました。エサを減らせば、エサ代が浮くし、水も汚れなくなるので、一挙両得かな? てなわけで、しばらくはそうすることにしました。

 と言うわけで、今週から、キンギョもダイエットです(笑)。

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