スポンサーリンク

指揮者さんは団地生まれ[2009第九:本番編]

 ゲネプロが終わりました。ゲネプロの感想は…今年のソリストは大砲のような声の人ばかりでした。いやあ~、すごかったよ。

 それにしても、気づいちゃったなあ…。何に気づいたかと言うと『ソリストも指揮者もオケの面々も、たぶんみんな私よりも年下。下手すると、子どものような年齢の人もいるし(涙)」ああ、逆さまに流れないの年月サ。

 とにかくゲネプロが終わって、舞台から引き上げました。途中で、合唱指揮のS先生と「オケ、聞こえる?」「バッチリっすよ」なんて会話をしました。ほら、なにせ、私、合唱団のカナメだから(立ち位置だけだけどね)。

 ……それとも…なにせ自分の声が聞こえないからねえ…さらに付け加えると、合唱団の一番後ろって、オケの音とソリストの声はよく聞こえるけれど、お仲間の合唱団の声は、自分のパートの音以外しか聞こえない(つまり自分のパートの歌声は全然聞こえないんだよ)ので…音外して歌っていたのかな? それを遠回しに注意されたかな? だとすると、会場の後ろの方にいたS先生のところまで私の歌声が丸聞こえだったって事になるわけで…はは、ありえない話ではないだけに、ちょっと背筋が寒くなりました(でも、たぶん、違うと…思う…けど)。

 ゲネプロが終わって、控室に戻ったら、だいたい13:00。ようやく、お昼ご飯です。お昼は合唱団支給の「サンドウィッチセット(小さめのサンドウィッチが8切れ)」とリンゴジュースです。当然、足りないので、持参した助六弁当も食べて、お茶もガブガブ飲みました。確かに歌う前に食べるのは良くないけれど、あんまり空腹すぎると、積極的になりすぎて、合唱を張り切ってしまうので、今回は適度に満腹でいないといけないのです。

 本番前の声出しは14:30から。それまで、1時間以上も待ち時間があります。仕方がないので、食べるものを食べたら、着替えです。服装はブラックスーツに黒靴に黒蝶ネクタイです。ひとまず、周りの人の服装を見ながら、ワイシャツ(ドレスシャツとかハイカラーの奴じゃなくて、普通のビジネスワイシャツを選択)や蝶ネクタイ(控え目な奴を選択)をチョイスしました。目立ちすぎてはいけないのが、合唱なんですね。

 ちなみに女声は、白ブラウスに黒ロングスカートというのが決まりです。実に寒そうな服装です。でも、舞台はライトがあたって暖かいので、それでもいいのでしょうが、廊下や舞台袖が寒いので、ちょっとかわいそうです。だからみんな、カーディガンなどを舞台袖まで着てきます。

 着替え終わったら、私は、また読書三昧。

 さすがに、これだけ時間があると、普段は無口な男声陣もおしゃべりを始めます。話題は、差し障りのない程度の、お互いの合唱団事情とか、本日の主演者への寸評とか、以前の第九の話とか、まあ、そんな感じ。新人さんたちや、フリーな人(合唱団に入っていない人)は、色々な団から入団勧誘とかが熱心に行われていましたね。どこの団も新人さんが欲しいんです。

 だけど、私はどこの団からも全然声をかけられずじまいで、ずっと読書ができちゃいました。これでもフレンドリーなつもりなんだけどね。もしかすると、フリーな人に見られなかったとか、あるいは声がギラギラ系なので嫌われたとか、あるいは合唱の控室でフルート雑誌なんて読んでいたので変態扱いを受けた(ありうる)とか、あるいは…単に下手ッピだから誘われなかったとか(これが一番正解かも:笑)。

 長い長い休憩時間が終わって、14:30になると、再び声出し会場へ。今度は本番前なので、最低限の確認だけをして、15:00には声出し終了です。そこから、本番までは、またまた、長い長い待ち時間となります。今度は声出し会場で待機なので、ザ・フルートも読めません。

 その代わりと言ってはなんですが、開演が15:00だったので、声出しが終わると、すぐに大ホール(本番会場)の音声を小ホール(声出し会場)に流してもらえました。これは、退屈しのぎには、ちょうど良いです。

 本番の舞台では、開演と同時に、まずは「指揮者によるプレトーク」というコーナーが行われました。これは本日の指揮のU先生が一人でアレコレとお話をするという内容のコーナーでした。U先生は色々な話をされていましたが、実は彼、地元出身(知らなかった)でした。それも私が小学生時代に住んでいた団地で生まれたそうです。へー、団地ッ子だったんだ。ある意味、同郷人。知らなかったよ。ご本人も、ものごころがつく前に引っ越されたので、子どものころは団地生まれとは知らなかったそうですが(笑)。でも、彼と私、同じ頃に同じ団地に住んでいた事になりますね。奇遇奇遇。

 あ、真面目な話もされてましたよ。「今はボタン一つで、どんな音楽も簡単に聞ける時代になったけれど“本当に大切なモノは簡単に手に入らない”ので、今日はそんな思いで演奏したいと思います」だって。まさにそうだよね。

 そんなこんなな話を10分ほどしてから、第1部の演奏が始まります。演目は「エグモント序曲」。スピーカー越しでしたが、なかなか重厚な感じの演奏でした。

 エグモントはたった10分の曲なので、すぐに第1部終了。次の第2部まで、15分の休憩となりました。演奏時間よりも長い休憩時間って、どうよ?

 休憩後の15:35から、いよいよ第二部で、第九の演奏開始。第一楽章はスピーカー越しに聞きました。15:50頃に第一楽章が終了し、第二楽章になったので、ようやく我々も本番の大ホールに移動開始です。いやあー、長かった。さあ、がんばるぞー。

 楽屋の通路をウネウネと歩いて、本番の舞台袖に到着。当然、舞台ではオケが第二楽章を演奏しています。静かに舞台袖に整列です。舞台袖では、音をたてちゃいけないのに…緊張からか、どうしても饒舌になっちゃう人がいるんだよねー。周りに制止されても、おしゃべりがなかなか止まりません、困ったものです。

 16:05、第二楽章終了。ステマネに私が呼ばれて、いよいよ我々合唱団が舞台に登場。そそくさと入場完了すると、そのまま静かに、第三楽章に突入。我々は舞台上で立ったまま、身じろぎ一つせずにオケの演奏を聞きます。なにしろ“背景”なので、自由に動いて、お客さんの音楽鑑賞の邪魔をしてはいけないのですね。

 ああ、本番のオケはなんて美しいのだ。オケ合わせよりもゲネプロの時の方が美しかったが、本番になると、ゲネプロの時よりも数段美しい音を奏でている…。特に弦と木管の美しい事…。やはりオケって、弦楽器が主役で、木管楽器がそこに彩りを加えていくモノだと気づく。弦と木管で作った美しい音楽に、金管と打楽器がアクセントを添えていく。それがオーケストラサウンドなんだな。うんうん。

 しかし、この美しいオーケストラサウンドが流れている第三楽章が、合唱団にとっては、本番当日に豊富にある待ち時間の中で、一番つらい待ち時間なんです。なにしろ、緊張した空間の中で、お客さんに(背景として)見られながら、身じろぎ一つせずに、じっと立ったまま、出番を待っているんですからね。今年は無事でしたが、ときおり、この待ち時間中に舞台で倒れちゃう人もいるんですよ。それくらい、大人だらけの合唱団には厳しい待ち時間なんです。あ、もちろん、私は全然ヘーキです。舞台上でオケが聞けてサイコーだね。

 第三楽章が終了すると、四人のソリストと追加のオケメンバー数人(ピッコロさんもね)が入場して、いよいよ第四楽章が開始。しばらくはオケだけの演奏が続くけれど、やおらバリトン歌手が立ち上がって「おーい、おめえらよ、こんな音楽じゃ、おいら、満足できねーんだよー」とドイツ語で歌いだすところから、いよいよ、我々の第九が始まります。

 始まってしまえば、後は指揮者の手のひらで存分に踊らされるだけです。ま、練習時間の割には、なかなか上手にできていたんじゃないかなって思いますよ。当日の出来は、後ほど配布される、CD&DVDセットで確認することにします。

 オーケストラだけでなく、ソリストもゲネプロとは全然違う。すっごく、良いです。美しいです。そうか、プロって、練習では本気を出さないというか、その日の一番いい部分は、本番にしっかり取っておくんだね。そこが我々素人とは一味も二味も違うところなんだな。

 演奏は、滞りなく進んでいました。ソロから合唱へ歌が譲り渡される部分(795小節)までは! 795小節で指揮者から「ほれ、合唱さんたち、歌ってね」の合図がなかったため、合図が無くとも歌いだしたソプラノに対して、新人さんばかりのアルトさんたちは「え、ここで歌うの?」と言う感じで、あとからバラバラと歌いだす始末。それにひきづられるバスの面々。うわっ、合唱がバラけた! ソプラノとアルトは明らかにズレてま~す。合唱崩壊でーす。崩壊して、ズレたまま音楽進行でーす。私は合唱の真ん中にいて、そのズレを気持ち悪く聞いてました。これはもしかすると音楽が止まるかも…って、一瞬思いました。

 実は、昨年の第九は、途中で一瞬止まったんですよ。その時は歌が原因ではなく、某金管楽器がヘマったから止まって(昨年はアマオケでした)吹き直したんですが…あの悲劇を、今年も繰り返すのかー!と思って、ビビっちゃいました。

 しかし、U先生、あわてることなく、ブンブンと力強く指揮棒を振って、ほとんど力業で、バラけた合唱を一つにまとめました。さすがは、プロの指揮者。こんなトラブルにもきちんと対応。それにしても、スリリングだったなあー。

 そんなこんなもありで、演奏終了は16:40。しびれる足のまま(ずっと身動きせずに立っていると、立ったままで、足ってしびれるものですね)、カーテンコールを受け、ソリスト、オーケストラと退場した後、最後の最後に合唱団が、そして私が舞台から退場しました。

 舞台から退場したら、すぐに控室に戻って、速攻で普段着に着替えて、今度は舞台のひな壇をバラして、舞台の掃除をしました。それが終わると、今度は打ち上げ会場に行って、準備のお手伝い。いやあ、働く働く。打ち上げ開始は17:45だったので、私は終演後、小一時間、働きっぱなしだった事になります。

 打ち上げでは、私はひたすらドカ食いをしてました。だって、歌った後はお腹が空くんです。打ち上げ中、本当に、ずっと食べていたかもしれない。

 打ち上げでは色々な話が出ましたが、ソリストさんたちが口をそろえて言っていたのは、クラシック音楽界の危機の話。危機と言っても、財政危機ね。彼らは具体的な話はせずに「大変なんです」を連呼していた(演奏家さんたちは、お金の話を自分たちからは絶対にしないんだよ)けれど、それを私が補足しちゃうと、民主党政権になって、事業仕分けとやらで、各種の音楽関係の予算が削られ、日本中のクラシック音楽系のイベントが軒並み中止になっている事や、オーケストラの予算が削減され、地方のオーケストラは存続維持が困難になり解散が余儀なくされることや、学校での訪問演奏会の予算が大幅に削られたり、新国立劇場(日本唯一の国立歌劇場)の予算がバッサリ削られた事や、とにかくそういう事。ザックリ言っちゃえば、「民主党の事業仕分けのおかげで、クラシック業界に大不況が訪れている事」「そのため、演奏家さんたちの仕事が激変していて、かなりヤバいこと」「その結果、日本から、クラシック音楽の灯が消えようとしている事」、ま、そんな感じです。

 民主党政権下では、クラシック音楽は不要不急のモノらしいので、無くなっても全然かまわないモノらしいです。芸術を解さないモノに何を言っても無駄なので、ここでは反論しないでおきますが…ああ、それにしても、嘆かわしい。

 もっとも、補助金や税金に頼りっぱなしのクラシック音楽業界の体質にも問題はないわけではありませんがね…。補助金なんて、全然もらえないポピュラー音楽とか、おかあさんコーラスとか、吹奏楽とかから、見習うべき所は多々あると思うよ。でも、補助金がなくなったら、オーケストラもそうだけれど、真っ先にオペラとバレエがつぶれるよ。いいのか、それで。

 あ、吹奏楽は学校におんぶに抱っこだから、クラシック音楽同様に、間接的にでも補助金もらっているのかな? だとすると、これって対岸の火事でもないよ。

 でも、まあー、ウチの地元では、市長さんが合唱人なので、来年も第九をやるそうです。で、再来年はホールを改築する予定です。財政的には厳しいけれど、市長さんが文化事業に理解がある方なので、とりあえずウチの地元は大丈夫なのが救いかな。

 で、19:00打ち上げ終了。ほんと、ご苦労さまでした。

 これで、2009年の第九レポートはお終いです。

コメント

  1. みるて より:

    民主党政策はクラッシック音楽を愛するものとしては賛同しかねますよね、ほんと。。。。
    世界の小澤が陳情しなきゃいけない実情って悲しすぎます。
    日本の宝の内田光子氏だってイギリスでダイム(貴族の称号)頂いたそうで、日本人だけれど日本以上にイギリスで大事に扱われているんですもの、悲しくなります。。。。
    なくなってしまうオーケストラでてくるんでしょうか?

  2. すとん より:

    >みるてさん

    >なくなってしまうオーケストラでてくるんでしょうか?

     大阪の方がだいぶ前からかなりヤバイです。ここは府知事さんが音楽をはじめとした文化事業に興味の薄い方のようで、バンバン予算を削減しているようです。懐事情はいろいろあるし、私は大阪府民ではありませんので、あまり言えませんが、そんな中、さらに国からの音楽事業に関する補助金もカットでは、大阪のオケマンたちはどうなってしまうのか、他人事ながら心配です。

     もちろん、大阪だけでなく、日本中にある音楽団体や音楽関係者たちが大打撃を受けていると思います。

     音楽なんて無くても人は死なない…たしかに肉体は死なないと思いますが、魂は死んでしまうと思います。少なくとも私はダメだな、音楽のない生活なんて考えられないよ。

  3. YOSHIE より:

    おはようございます。

    昨日、レッスンの先生からメールがありまして…
    (後手後手の感がありますが…)
    迷いましたが、もし、よろしければ転送させていただきたいのですが…

    先生からのメールの内容は、

    ameblo アメブロ

    “ヴァイオリニスト 枝並千花のMusic Life blog ♪”
    12/15 付 

    『事業仕分けによる日本の芸術文化界の危機』
    と同じものです。

    (ネットに出ていないわけないですね!)

    判断はお任せしますが、チェックしていただければ幸いです

    [二つの発言を編集した上で一つにまとめさせていただきました:すとん]

  4. ひょっとこ より:

    余裕がないところに、
    なかなか文化的なものは育ちませんよね。
    文化が成熟していくには、食べるだけの生活以外の
    時間的、経済的な「余剰部分」が必要なわけで。

    ギチギチで余裕がないところに、
    心の余裕もなかなかないわけで、
    芸術みたいなものはなかなか育たないもので。

    逆に言うと、文化が熟成しているところは、
    国として安定しているとも言えるわけで。

    周りの心の余裕が無い国家と比べてみたら良い。
    芸術らしきものはあっても、テクニックがお上手なだけで、
    心が通ってない国があるでしょ。

    いわゆる「アニメの殿堂」が無駄だという事と根が一緒。
    正式名称は「国立メディア芸術総合センター」。

    かつて、日本には浮世絵ってポップアートがあったわけで。
    これは使い捨てアートというか、
    今で言うなら「少年ジャンプ」みたいなもの?
    アイドルのポスター?

    時代が過ぎて、今では評価されているけれど、
    当時は浮世絵も使い捨てでしかない。

    中長期の国家戦略を考えていなかったところに、
    やってみたら難しかった、挙句の果てには、
    「国というものが、なんだかよく分からなかった」という総理、
    その陰で暗躍する黒幕。そういうことのようです。

    国家戦略として、
    文化(芸術)を育むことが出来るフィールドを
    作っておかなくては。
    その一つの戦術が例えば、
    「国立メディア芸術総合センター」だったり、
    安く利用できる「音楽ホール・スタジオ」だったりするわけで。
    文化に対する戦略を否定しているのと変わらない。

    最後に。
    今回、多くの人がマスメディアからの一方的な情報だけで
    民主党が良いと判断したことは事実です。
    風が吹いて、その結果、どう桶屋が儲かるかを。
    風だけ見ていてはダメ。
    いいかげん、もう、目を覚ました方がいい。

  5. YOSHIE より:

    ありがとうございます。

    大変助かります。

    友人のところにもメールはしているのですが、
    どうも内容がわかりづらいようです(涙)

  6. すとん より:

    >YOSHIEさん

     ええと、私へのメールは[携帯では見えないそうですが]ブログの左欄の「メール送信」と言う項目をポチっとしていただけると送れるようになっておりますので、パソコンをご利用の際にお使いください。

     “ヴァイオリニスト 枝並千花のMusic Life blog ♪”12/15付の記事「事業仕分けによる日本の芸術文化界の危機」とはこれ( http://ameblo.jp/chika-edanami/day-20091215.html )の事ですね。ここの文章は先日、私が「ひとこと」からリンクを張った、オペラ歌手の“らんにこママ”さんのモノと同一のものですね…って、これ、今日が〆切だよ(笑)。この文章、最初は演奏家さんたちの間で回していたモノだったそうですが「いよいよ、これはマジでヤバイ」という事となり、我々音楽愛好者の手も借りようと言う事になったのだと思います。

     文章の内容は、つまりのところ『みんなでこれまで通りクラシック系の音楽活動が続けられるように、メールで嘆願書(請願書?)を出しましょう。みんなが出して、たくさんメールが行けば、そしてお役所のメールサーバーをパンクさせるくらい出せば、政府も少しは考えを変えてくれるかも…かも、しれない」という事です。以前からもよくある、署名嘆願書のメール版って奴です。

     方法論としては、あまり誉められたやり方ではないかもしれませんが、現実的に、これくらいしか方法がないんだと思います。それくらい、クラシック音楽がヤバイという事です。

  7. すとん より:

    >ひょっとこさん

     まったく同意します。私は国立メディア芸術総合センターの廃案が正式に決まったあたりで、いずれこの日がやってくると思ってました。ポップアートの次はクラシック音楽だぞってね。ちなみに、次は古典芸能がつぶされると思いますよ。能・狂言・雅楽あたりがヤバイと思ってます。

     いずれは日本文化を壊し、日本語を取り上げ、私達の国土を差し出そうという魂胆なのではないかと、疑ってしまいます。

     天皇陛下の政治的利用だって、陛下よりも日本民主党や中国共産党の方が力関係が上だと、言いたいがための行動でしょうね。陛下に、中国の副首席に対して、臣下の礼を取らせたいのでしょう。まったくの国辱的行為です(涙)。

     今、私達の祖国が、国の中から壊されているような気がします。このままでは、子どもたちにどんな国を手渡せるのか…、手渡せる国が残っているのかどうか、はなはだ不安です。

     近いうちに、日本列島が戦場になるような気がします。勘違いならいいのですが…。

  8. ひょっとこ より:

    > 近いうちに、日本列島が戦場になるような気がします。
    > 勘違いならいいのですが…。

    もし、そうなると、100を
    とっくに超えた祖母は日露戦争、
    第一次、第二次世界大戦と、
    その戦争の4つを経験することになるわけですが。

    陛下も75歳であり、普通の仕事の方であれば、
    既にリタイアしているご年齢ですよ。

    国を動かすとき、
    「市民感覚」とか、「国民の視点」ってのは曲者で、
    命取りになるかもしれません。
    どんな風(かぜ)か見えていないことが多いから。
    空っ風なのか、突風なのか、
    概ね大局が見えていないから。

    この場に及んでは、
    陛下の対応にお任せするしかありません。

    まだ、間に合うと思います。
    物理的な戦場にしないように。
    でも、戦いは始まってます。

  9. すとん より:

    >ひょっとこさん

    >物理的な戦場にしないように。でも、戦いは始まってます。

     そうですね。すでに、金融戦争とか情報戦とか外交戦(って言葉あるかな?)では、負けっぱなしですからね…。周辺諸国による精神汚染とか文化汚染も着々と進行しています。

     今の政府は、私達の国を、誰に献上するつもりなのでしょうね。

     チベットやウイグルの二の舞はゴメンです。

タイトルとURLをコピーしました