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キング先生と二重唱(…撃沈)

 先日の声楽レッスンで、キング先生と二重唱をしてしまいました(驚)。

 曲はもちろん、現在レッスンで取り組んでいる「とおりゃんせ」なんですけれど、この曲を二重唱の形式で練習してます。ま、つまり二重唱のレッスンですね。

 アカペラでした(汗)。アカペラの二重唱…。たしかに先生が「アカペラでやります」とはおっしゃってましたが、それは本番だけの話と思ってました。それに、譜面にはちゃんと伴奏譜も付いているし、私も練習の段階ではピアノ伴奏付きだろうと、タカをくくっておりました。

 そしたら、最初の音だけくれて、後はアカペラの二重唱。で、最後はどれだけ音が下がったかを確認(汗)。半音程度下がっちゃったり、途中はアッチコッチ行っちゃったけど、帳尻合わせでうまいくいったりと、なかなかスリリングだったそうです。へへへ。

 もちろん、一人で全曲歌ってみたり、お教室のお姉様方との二重唱もありましたが、レッスンの締めくくりは、先生と1対1の二重唱!

 考えてみれば、先生と二重唱をするのは、始めてかもしれない。

 とにかく『位負け』と言いますか『貫祿負け』と言いますか、圧倒されてボロボロでした(汗)。私、いきなり音を外したし(失礼)…。なんかねえ、先生はもう真剣に歌っているわけです(当たり前)。二重唱だから、こっちの目をキリっとにらみつけて歌っているわけですよ。もう、それだけでなんかタジタジになってしまいます。

 それに圧倒的な声の密度! 音量に関しては(もちろん先生は部屋の広さに合わせた音量で歌われたのですが)、私もそこそこ出るようになりましたが、密度に関しては、まだまだだということを思い知らされました。先生の密度の濃い声に比べたら、自分の声のスカスカ具合にゲンナリします。いやあ、二重唱って残酷…。

 でも、二重唱って、グループレッスンならではのレッスンだなって思いました。個人レッスンだと、発表会とかでもない限り、やらないものね。うんうん、いい経験だ。次回のレッスンまでに、楽譜をまるまる暗記しないと…。というか、暗譜ができるくらい、歌い込んでおかないと…ね。

コメント

  1. Cecilia より:

    二重唱・・・いいですねえ!
    緊張感も相当あるかもしれませんが、個人レッスンでは機会がないですものね。
    うらやましい~!

  2. すとん より:

    >Ceciliaさん

     いいでしょ、先生との二重唱。なかなかできないレッスンだと思います。

     そうそう、私などは、自分の声について、声量とか音域とかを気にします(私だけじゃないか…)。でも、今まで“声の密度”って奴を気にしたことはありませんでした。いやあ、密度の違いって大きいですねえ…。やっぱりスカスカな声じゃカッコ悪い。そういう意味で、二重唱って残酷なわけですが、いい目標ができました。

     密度の高い声、出したいです。おそらく、松尾さんのおっしゃる声門閉鎖がポイントなんだろうなあと思います。『声門閉鎖→アクート獲得』…これがとりあえずの目標ですが…なかなかねえ…難しいですわ。

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