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私たちの隣国って、どこだっけ?

 我々日本人にとって、隣国って、どこだっけ?
 隣国ってのは、通常は国境を接した国の事を言いますが、我が国は島国なので、領海を接している国という理解で考えるなら、韓国・中国・ロシア・台湾・北朝鮮の4カ国と1地域です。アメリカは、日本国内に軍事基地を持っていますが、領海を接しているわけではないので、厳密には隣国とは言えないでしょう。
 で、先日(2022年3月2日)、国連は、ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議を賛成多数で採択しました。賛成多数というのは、193カ国のうち、141カ国が賛成したって事です。つまり、世界の大半の国が「ロシアが行っている、武力で現状を変更する事は、間違っている」と思っているわけです。
 ちなみに、反対したのは、ロシア、ベラルーシ、シリア、エリトリア、北朝鮮の5カ国で、棄権した35カ国は、中国とかインドとかイランとかでした。
 反対という事は「ロシアが行っている、武力で現状を変更するのって、アリだよね」というわけで、自分たちも武力を使うかもよ…って考えている国です。棄権をした国は、色々な事情があって旗色を明確にできない国であって「ロシアがやっている武力行使なんて、国としては当たり前の事だけれど、そんな事を今は言えないよなあ…」って考えていたり「ロシアは間違っていると思うけれど、ロシアには恩があるから、反対できないし」とかまあ、色々あるとは思います。
 で、我が国の隣国たちですが…
 ロシア…反対(当然)。
 北朝鮮…反対。
 中国…棄権。
 韓国…賛成。
 台湾…国連未加盟。
 でしょ? 中国は、今回は棄権だけれど、基本的に戦争上等! 武力行使に躊躇がない国なので、棄権は棄権でも、反対に近い棄権だろうと思われます。韓国は、今回は賛成だけれど、基本的に反日の国なので、これがウクライナではなく、日本に対する武力行使が勃発!なんて事になった時、冷静に理性的な判断ができるかどうかは分かりません。台湾は、おそらく国連に加盟していれば賛成票を投じただろうと思われますが、国際的には(中国の反対もあって)国家扱いされておらず、国際社会での発言力が極めて弱いです。
 そうなると、某国による日本に対する武力行使が勃発!…なんて事になった時、それを支持するかもしれない隣国が、下手すると4つになって、日本の味方になってくれそうな隣国は、発言力が極めて弱い、台湾1地域だけって話になります。四面楚歌じゃん。
 まあ、日本国内に軍事基地のあるアメリカは、日本国内にあるアメリカの基地が攻撃されたら、日本の側に立ってくれるだろうけれど…ねえ。
 我々は、地政学的に考えると、こういう“やばい”状況にあるんだよね。国防に関して、真剣に考えないと、ほんと、マズイと私は思ってます。

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