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金魚も成長に伴って顔つきが変わっていくものです

 金魚も稚魚の頃は、たいてい可愛いものです。
 やがて成長してくるに従って、顔つきが変わってきます。正直、美しく育つ子もいますが、そうならない子もいます。
 今の水槽にいる子で言えば、微妙なのが素赤琉金のアカリや東錦のアリサで、出目金のラクは微妙と言うよりも、かなりへちゃむくれています。ううむ、ちょっと残念(涙)。
 アカリは少し前まで、若干クチ曲がっていて、見た目がいかにも不満げな顔つきでした。アリサは顔が腫れ気味で、各パーツのバランスが崩れているようです。ラクに至っては、目玉自体は大きいのに、その目玉がトロンとしているんですよ。ちょっと不気味かも…なんで、そんな顔なんだろ?
 アカリの話をします。アカリはよく人を見ています。彼女が人間を見ていても、何か文句でも言いたげな顔をして見つめているので、こちらとしても、何か落ち着きがなくなります。でも、よく観察していると、アカリ自身には、そんな気持ちはどうやらなさそうで(当然です)、彼女の性格は、単純に人懐っこいだけみたいです。人間が大好きで、人間にかまってもらいたいだけのようなのです。それで人間をじっと見ているのです。
 ただ、アカリの場合、顔つきが不満げなので、人間側が勝手にイチャモンをつけられているような気がしていただけなのです。
 顔がへちゃむくれているのは、ちょっぴり損なのですが…そんな顔に育つとは知らずに、我が家に迎え入れている以上、文句は言えません。もっとも、へちゃむくれた顔は美しいとは言えませんが、だからと言って、可愛くないわけじゃあありません。どんな子も、ウチの子なら可愛いんです。
 さて、そんなアカリをたまにガラス越しにかまってやると、うれしいそうにします。本当に人間が好きみたいです。ただ、地顔があんまり美しくないだけなのです。
 アカリにしても、アリサやラクにしても、我が家に来た当初は、稚魚なりに美しい顔をしていたんですよ。ただ、成長に伴って、顔が変わっただけです。
 ちなみに、ずっと美しい顔をしているのは、ロナくらいです。ロナは、かなりの美人さんです。成長するにつれて、ますます美しくなっていきます。
 黒らんちゅうのカスミは…顔中どこも真っ黒で、顔のパーツの見分けができないので、印象としては、ほぼ“のっぺらぼう”だったりします。これは、美しいとか美しくないとか以前の話かもしれません(笑)。
 ちなみに、歴代、美人金魚と言えば、やっぱりヤヨイさんだね。彼女は実に美しかったんだよ。ただ、顔は美しかったのだけれど、性格はまさにデビルで、褒められた性格ではなかったのだけれどね(笑)。
 今いる子たちは、まだまだ若く、これで成長が終わったわけではありません。アカリもまだまだ顔が変わっています。以前よりもクチの曲がりがゆるくなってきたと思います。成長してきているとも言えるし、溜め込んでいた不満が少しずつ解消されているのかもしれません(笑)。それに目が大きくなり、パッチリしてきました。まだまだ顔が変わっていきそうです。アリサやラクも…もう少ししたら、また美しい金魚に育つかもしれません(し、ならないかもしれません)。
 でもアリサは、美しくなるにしても、まだまだ時間がかかりそうですし、ラクに至っては…とにかく、早くツートンカラーから脱却してほしいものです。今は金魚なのに、ほぼイモリのような体色なんですよ(涙)。
蛇足 アカリは、顔はちょっぴり残念ですが、ボディは実にナイスなのでした。もっとも、最近怪我をしてしまい、お腹に傷ができてしまいました。うむ、残念。

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