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紅皿は良い感じです その1

 さて、発表会の記事アップがずいぶん先になってしまいそうなので、この間に、ちょっと大きめの記事を連載してしまおうと思います。連載…とは言っても、今回のテーマは、実にニッチなテーマです(笑)。ごめんなさい。
 私は親指シフトユーザーです。キーボードから日本語入力をする際、ローマ字入力でもかな入力でもなく、親指シフト入力をしている人です。
 今でこそ「親指シフト? なにそれ? 美味しいの?」状態ですが、1980年代はパソコン黎明期で、キーボードを使った日本語入力環境もかなり群雄割拠していて、色々な入力方法があったものです。
 当時は、JISかな入力とローマ字入力の人が拮抗していました。イメージとしては「入力のプロが使うJISかな入力」と「素人が使うお手軽なローマ字入力」って感じでした。で、数的にはだいぶ少数にはなるものの、しっかり第三勢力として親指シフト入力が存在していて、そのイメージは「プロ中のプロが使う、プロのための入力方式」ってイメージでした。
 あれから時が流れ、2021年現在、キーボードからの日本語入力はローマ字入力に落ち着きました。JISかなで日本語入力をする人はだいぶ減りました。況や、親指シフトをや!ってところでしょうね。
 そもそも私はローマ字入力人間でした。ローマ字入力は取っつきやすいからね。
 大学にいた頃、研究室のパソコンは、初期のPC-9801系で、私はワープロソフト「松」や「新一太郎」を使っていた人です(表計算は「マルチプラン」!)。で、大学を卒業して就職して、自分用のパソコン…はまだまだ高価で買えなかったので、ワープロ専用機(ってのが当時はありました)、東芝のRUPOを買って、ガンガン使っていました。
 RUPOはローマ字入力で使いました(RUPOはJISかなとローマ字を切り替えて使用できました)。やがて、左小指に痛みを感じるようになりました。だって、ローマ字入力では左小指って酷使するじゃない? そのうち尋常じゃなく痛むようになりました。
 当時はローマ字入力をガンガンやっていると腱鞘炎になる…という風説がありました。都市伝説だったのかもしれませんが、実際に痛む指を抱えていると、そんな噂も可能性とは否定できず、この現状をどうにかしないといけないと思うようになりました。
 そこへ親指シフトの登場です。当時の親指シフトの売りは「カラダにやさしい」「考える速度で入力できる」でした。欠点としては「専用機器が必要」でしたね。
 とにかく「カラダにやさしい」に惹かれました。だって、痛いのは嫌だもの。
 で、東芝のRUPOを押入れにしまい込み、富士通のOASYS(これもワープロ専用機)を購入をし、親指シフトの習得を始めた私なのでした。

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