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違う眼鏡で吹いてみた

 フルートのレッスンに行ってきました。今回のロングトーン練習は…はっきり言ってダメダメでした。低いところはより低く、高いところはより高く吹いてしまいました。どうも、息のコントロールがダメダメだったようです。
 息のコントロールがダメだったのは、結局、レッスンが終わるまで続きました。で、うまく息がコントロールできないために、基本的には「吹き過ぎ」になりがちで、フルートが悲鳴を上げること度々…。いやあ、自分でも落ち込んでしまうくらいに、今回はダメだったのです。
 そういう日もある…と慰めることしかできません。
 さて、エルステユーブンゲンは、相変わらずの25番と26番です。フルートを吹きすぎてしまうので、時折「ピーーッ!」という雑音が入り込みます。いやあ、暗譜どころの騒ぎじゃありません。
 旋律的練習曲は7番です。おそらく、私が吹き過ぎてしまう原因の一つはこれでしょう。この曲は、第3オクターブの音を多用するのですが、そうなると、無意識に息を強く当てすぎて、フルートを吹き過ぎてしまうのだろうと思います。そんな感じがちょっとカラダに残って、どの曲も強く吹き過ぎてししまうのだろうと思います。
 もっとも先生に言わせれば、7番だって、ちっとも強い息なんて必要ない曲なんだそうです。もっと柔らかい息で楽器を鳴らしながら吹けばいいだけの話なんだそうです。とにかく今は7番を楽譜通りに吹くことに一生懸命になっていますが、早くその段階を通り越して、優しい息で吹き通せるようにならないとダメです。今のままでは、音が汚さすぎて、音楽が成立していませんからね。ふう、頑張らないとね。
 40リトルピーセズは、36番のシューベルトの「Moment Musicale」ですが、こちらはひとまず合格となりました。シューベルトは、音楽さえ掴めば、割とノリノリで吹けちゃうからね。次の37番は…またバッハだよ。「Musetto」だね。さて、どんな曲なんだか?
 今回のレッスンでは、私はメガネを2つ持っていきました。と言うのも、どうもレッスンでは、家で練習するよりも、なんか楽譜が見えづらいことに気がついたからです。
 レッスンと家では環境が全然違います。色々違うのですが、一番の違いは自分の顔と譜面との距離です。家では、椅子に座って練習していますので、譜面は割と自分の近くに置いているのですが、レッスンでは立ってフルートを吹くので、譜面がかなり遠いんです。何しろ譜面台って低いからねえ。おまけに前に使っているのが姉さまなので、かなり譜面台が低めにセットされていて、それをそのまま使っていたんですよ、私。
 なので、譜面台を可能な限り高くセットしてみました。本当は自分専用の譜面台(かなり高くなります)を持っていけばいいのでしょうが、今回はそれは止めにして、限界近くまで譜面台を高くしてみました。それでもまだ低いのですが、そこは我慢です。
 さらにメガネを変えてみました。普段は外出用(仕事用)の中近両用のメガネを使っていたのですが、それを外して、普段自宅で練習の時に使っているパソコン用のメガネ(百均で買ってきた、度の強い老眼鏡)にしてみました。そうすると…いやあ、だいぶ見やすいですね。ほんと、今まで何をしていたんだろうってぐらい、違います。
 メガネ、大切ですね。今度からは、なるべく、百均の老眼鏡を持ってレッスンに行くことにしよう。それだけでフルートの吹きやすさがガラっと変わるからね。
 とまあ、こんな感じでメガネを変えて良好な私を見て先生が、ちょっとうらやましそうでした。先生は、もはやメガネをいくら調整しても、視力が出なくなってしまったんだそうです。もちろん、原因は白内障なのですが、このままでは演奏に支障が出るどころか、次の免許の更新の時に引っかかるんではないかと心配しています。もはや、それくらいに視力がやばいみたいなのです。
 勇気を出して手術さえしてしまえば、問題は解決するんでしょうが、そんなに簡単に手術に踏み切れないのが人間なのです。私も目は弱点だからなあ、決して他人事じゃないんだよね。私も日光が眩しく感じるようになってきたから、白内障の入り口にいるのかもしれない…目医者に行って確認しないといけないのだろうけれど…目医者さんって怖いんだねえ。歯医者よりも行きたくないわあ(涙)。

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コメント

  1. tetsu より:

    こんばんは。
    >メガネ、大切ですね。
    まさにその通りです。
    こちらは近視、乱視ありで裸眼だと視力は0.1以下です。(これ測る意味あるの?)
    数年前に旅行のために視力1.0程度のメガネを作りましたが、手元とかPC、譜面が全く読めなくてほとんど使っていませんでした。

    その前のメガネは近距離では使えていてフレーム壊れてもレンズ削ってまで使い回したのですが再度フレームが壊れてしまい、今回手元50cmあたりで合うメガネを作りました。
    数m先はボケますが外を歩くのに困らないし、50cm程度先がキチンと見えるのはメチャ楽です。
    >白内障
    これは単なる老化現象でどなたでもなります。こちらも手術の必要はないけれど年齢相応の白内障と言われています。
    眼科医から見れば数件/一日こなす程度の手術なので早めに信頼できるところで、とおもいます。
    失礼しました。

  2. すとん より:

    tetsuさん
     50cm先程度がよく見えると楽…確かにそうかも。今度老眼鏡を作り直す時に、ちょっとその事を考えてみようかな。
     私は普段遣いのメガネは遠近両用(今は中近両用)ですが、おしなべてよく見えて生活には困りませんが、楽譜を見るとなると、近距離専門の老眼鏡にはかないません。楽譜を見るなら…50cmぐらいがよく見えると良いかもね。なら、遠近両用のピントが合う距離を工夫すれば、マシになるのかな?
     白内障は私もちょびっと恐れています。だって、手術は怖いですよ。実は私、先端恐怖症だもの、目を開けたままで、メスが入るなんて、もう信じられない世界です。あんまり怖くて死んじゃうかも(マジですよ)。

  3. tetsu より:

    こんばんは。
    >遠近両用のピント
    遠近両用のメガネはメガネ屋で試したことはありますが、視線の上下で焦点が変わるのがどうしてもダメで諦めました。
    そのとき近い距離専用に作ったら、と言われたのが数年前です。
    >目を開けたままで、メスが入るなんて
    白内障は部分麻酔でした。でも数十分で手術は終わるし、日帰りもあるし、とにかく手術件数は多いので、こちらはお気楽です。
    失礼しました。

  4. すとん より:

    tetsuさん
     遠近両用は、確かに最初は気持ち悪いです。それに慣れるかどうかだろうと思います。私は最初の30分ぐらいで慣れてしまいました(笑)。視線の上下で焦点が変わるのは、今では便利に感じてます(よく見えなければ視線を上下する事でよく見えるポイントを探すんです:笑)
     まあ、道具ですから、慣れれば便利です。
     白内障は部分麻酔ですか…つまり恐怖を感じても、こっちは何もできないわけですね。その方が却って良いのかも。だって、怖すぎて、目を閉じてしまったら手術にならないものね。

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