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コンコーネ50番を高声用にする

 私は自宅練習でコンコーネ50番を歌っています。別にチェックする人もいないので、自分で納得したら、次に進むというスローペースで一年ほどやって、16番まで来ました。

 ずっと中声用の楽譜で歌ってきたのですが、最近、なんか違うような気がするようになりました。違うというのは、コンコーネを歌っている時の、声の響きが自分が楽に出せるものと違うんじゃないかな…っ感じですか? ざっくばらんに言うと、自分には全体的に低めな感じに思えるようになりました。

 そこで思い切って、コンコーネを高声用に切り換えて、また最初からやり始めました。。

 高声用と言っても、今までの中声用とは、せいぜい2~3度しか違わないのですが、歌ってみると、全然違いますね。高声用の方が楽に歌える感じです。楽というと語弊があるなら、力まずに脱力を感じながら歌えます。どうしても中声用だと最高音付近になっても、中途半端な高さのため、低めの声のままムリムリに高く出してしまうので、力みが避けられません。しかし、高声用だと五線の真ん中あたりから、軽く軽く歌うように心掛けて上にあがってゆかないといけないので、高音部になっても、かえって力まずに済みますし、楽なんです。そういう意味では、高声用の方が自分に合っている感じです。

 「低い音をしっかり出す」と「高い音を軽く出す」を無意識に使い分けられるようになったらグ~ッなんだろうなあ…。今は「低い音を~」は何となくできているような気はするけれど、「高い音を~」が全然ダメ。ましてや無意識の使い分けなんて皆無。その点をコンコーネをやることで、自分のものにできたらいいなあと思う。

 それに高声用だと、チェンジ付近の音(ファ♯とかネ。ああ、この音には苦労したなあ…)も出てくるので、それらの音の発声練習にもなるし、まあいい感じ?

 ちなみに伴奏は、フォンテックの「コンコーネ50番[中声用]」を「DARU Pitch Shifter」を使って移調したものを使ってます。ほんと、このフリーソフトにはお世話になってます。このソフトについては、こちらで記事にしました。

コメント

  1. sigma0201 より:

    すとんさん、はじめまして。
    以前「YAMAHAがベーゼンドルファー買収」の詳細を知りたく、検索でこちらにお邪魔してからずっと楽しく拝見させていただいております。

    (記事と関係ないコメントで申し訳ありませんが)
    お探しのThe Flute 別冊22号ですが、出版元を見てもまだ発売にはなっていないようです。
    ttp://www.alsoj.com/flute/
    上記ページの右上の隅ですね。
    21号はバックナンバーのページ
    ttp://www.alsoj.com/SHOP/12025/27548/list.html
    で買えるようですので、22号は鋭意編集中ではなかろうかと。

    私自身は小4でキカイダー01にあこがれてトランペットを吹き始め、中学でテューバに転向してから大学卒業まで吹いていました。
    すとんさんの声楽やフルートのレッスン、世の片隅で「頑張れー」と密かに応援させていただいております。
    これからときどきお邪魔させていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。

  2. すとん より:

    >sigma0201さん、いらっしゃい。

     別冊22号はまだ発売してない可能性があるんですね。確か9月中旬に発売予定(具体的な日にちは覚えていないのですが、本誌の方に明記してあったと思うのです)だったのですが…。どうりで楽器店の店員が要領の得ない受け答えをしていたと思いました。ありがとうございます。

     実は私もキカイダーにあこがれました。もっとも、01でなくジローの方の影響で、フォークギターでしたけれど…。

     トランペットはもちろんですが、チューバとはかっこいいですね。私、個人的に大きな楽器が好き(笑)なんです。もちろん、チューバにあこがれます。もっとも音量の問題があるので、なかなか個人では手が出しづらいです。それで、音量の少ないフルートに行ったという部分があります。

  3. Homeward Bound より:

    すとんさん、はじめまして??だったかしら??少し前からこちらへお邪魔させていただいています。私もフルート吹きです。しかも、「いつかは歌を、そしてアマの合唱団で歌ってみたい」と願っているのですが、なかなか実現しません。おまけに最近は「走る」ことに年甲斐もなく夢中になってしまって。フルートは10年選手ですが、レッスン休止中。歌はいつの日か、ランニングは1年にないにフルマラソン完走を目指しています。

    「フルート」と「歌」と「ランニング」の三兎を狙う愚か者ですが、これからも立ち寄らせていただきます。どうぞよろしく。

  4. すとん より:

    >Homeward Boundさん、いらっしゃいませ。

     ハンドルネームはS&G由来ですね。私はポール・サイモンのギターテクニックと二人のみっちりしたハーモニーの大ファンでした。

     オールド・ヘインズ、桜井GS、総洋銀のオールド・フレンチ…。私、全部知りません、って、すごい楽器をお持ちなんですね。私のアゲハなんか、裸足で逃げ出すクラスばかりですな。

     特に総洋銀のオールド・フレンチって、どんな鳴りをするんだろう。最近のフルートでは、洋銀のハンドメイドってありませんものね。洋銀のハンドメイド・フルートって、どんな感じなんだろ。想像できませんよ、これ。

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