緋ドジョウのオゴウが噛まれてしまいました。その結果、星になってしまいました。
オゴウはどうやら自分の事をドジョウではなく金魚であると錯覚していたようなのです。他のドジョウたちのようなライフスタイルではなく、金魚の群れに交わり、金魚と同じように水中を漂いつつ泳いでいる…という生活をしていました。本人は金魚のつもりでも、金魚からすれば目障りな存在なわけで、いつか痛い目に合うに違いないと心配していましたが、ついにその日がやってきたようです。
2月20日、胴体の真ん中あたり、ちょうど背中側からお腹にかけて、それは実に見事な噛み跡が付きました。クチの大きさからすれば、シズカやヤヨイですが…ヤヨイは動いている獲物をかじれるほど機敏ではないので、たぶんかじったのはシズカでしょう。目の前をプカプカ浮いていて「ウザッ!」と思って、かじったのだろうとおもいます。もっとも、かじっただけで、肉はそげていませんでしたから、甘噛だったのだろうと思います。警告っすね。
かじられた当初は、歯型が残って、そこから出血している程度だったのですが、日が経つにつれ、内側は青黒くなっていますし、その他の部分も血の気が引いた感じになりました。傷跡はかなり痛々しい感じになっています。おそらく、ずっと出血していたのだと思います。
怪我をした当初は、じっと水底でおとなしくしています。自然治癒力にまかせて回復するまで、ひたすらに耐えているようです。まあ、救いはドジョウも魚類なので、痛覚が無いって事ですね。これだけの大怪我をしましたが、本魚は痛くなく苦しくもないのです。ただただ元気が抜けていくだけって感じでしょうね。
なんとか回復してほしいと願っていましたが、日が経つにつれ、ドンドン退色が抜けていき、2月25日には真っ白になって、星になってしまいました。
これで緋ドジョウは、またオチャチャ1匹になってしまいました。
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コメント
金魚って噛むんですか!?
kyonzyさん
金魚も魚類ですから、普通に歯はあります。
金魚に限らず、フナやコイの仲間はクチビルが長いんですよ。なので、パっと見では歯が無いように見えますが、長いクチビルの奥に、普通に歯があります。なので、クチを大きく開けば(金魚って、ものすごく大きくクチが開くんですよ)モノをかじる事は可能なんです。
ちなみにエサを食べるときは、しっかりモグモグと咀嚼して食べてますよ。