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熱い眼差しは…ひと夏の恋?

 さて本日は声楽の発表会です。たぶん皆さんがこの記事を読んでいる頃、私は横浜でしどろもどろになっている事でしょう(笑)。発表会の件は、落ち着きましたら記事にしますので、しばらくお待ち下さい。
 さて、数日来、ヤヨイの熱い視線を受け続けていた私です。
 そう、ヤヨイなんですよ。この子がある時から、ずっと私の事を見つめるようになりました。金魚水槽は居間にあるんですが、私が居間でくつろいでいる時に、ふと視線を感じると、それはたいていヤヨイの視線だったのです。
 じっと私を見つめるんですよ。妻や息子ではなく、私だけを…。じっと見つめるので、たまに指差してあげると、全身を震わせて反応するんです。いやあ、かわいい。
 いやあ、私はヤヨイに愛されているなあ…なんて思っていたりしました。
 でも、それは単なる勘違いだったんですね。
 水槽の中の水草がだいぶ無くなってしまったので、たっぷり入れてやったら…それ以来、ヤヨイが私の事を見つめなくなりました。いやむしろ、目をそらします。嫌われたのかな? と思って、数日すると、また見つめるようになりました。おお、可愛い…と思って、水草を入れると…また無視をするようになりました。
 つまり、ヤヨイの熱視線は、別に私の事を愛しているから見つめていたわけではなく「水草、無いよ。早く次の水草を入れてよ」という欲求だったわけです。つまり視線の意味は「愛している」じゃなくて「エサをくれ」だったわけです。
 まあ、そうだよね。そういうモンだよね。分かっちゃいたけれど、ちょっぴり残念な気分の私でした。

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