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フルート合宿2018 その4 合宿開始です

 長野から第三セクターの電車に乗って、合宿所の最寄りの駅まで行き、そこからは迎えのバスに乗って合宿所に到着しました。

 合宿所は、いつものお宿です。ホテルと名乗っていますが、実質的には民宿に毛の生えた程度の施設ですが、まあ文句は言いません。

 関東地方も暑いけれど、こちらも暑い…。避暑ってわけには参りません(涙)。

 さっそく各部屋に分かれて個人練習開始です。今年も昨年同様、Fさんと同部屋です、よろしく。とにかく、日頃の練習不足もあるので、やっためたらにフルートを吹きまくりました。吹く曲は、発表会で吹く『ヴォカリーズ』と『エンターティナー』が中心です。とにかく、指の回らないところを重点的に何度も何度も繰り返して練習します。

 やがてH先生に呼ばれてレッスンです。とは言え、すでに何度もH先生からはレッスンを受けている(当たり前か)ので、専らピアニストさんとのピアノ合わせがメインのレッスンです。

 まずは私が決めたテンポで2回通しました。苦しいです。そもそもフレーズが長くてつらい上に、私は気管支炎であっちこっちが腫れていて、ブレスが長持ちしません。その上、吹き過ぎを先生から注意されているため、息を抑え気味にしていると、今度は息が余るわけです。息が余っても、それは酸欠の空気だから、いくら肺の中に空気が入っていても、苦しいのです。とにかく息を吐かないといけないのだけれど、曲中には溜まった息を吐き出せるようなチャンスはなかなか無いため、結果的に、肺に悪い空気がたっぷり溜まったまま、新鮮な空気が吸えず、徐々に酸欠になってしまいます。苦しいけれど息が吸えない…やがて演奏中に発汗しはじめ、意識が飛びそうになります。やばいです。

 とにかく、次のレッスンまでに対策を考えておかないといけません。

 咳のしすぎで腹筋が痛いです。フルート練習では長時間立っているので、やがて腹痛がし始めます。やむをえず、途中からイスに座って練習をするようにしました。なんか、負けたような気がしますが、これで腹痛を起こさずにフルート練習が出来るようになりました。演奏中は、イスに軽く腰掛けるに留めますが、フルートを吹いていない時は、じっくり深く腰掛け、背もたれにカラダを任せて、休息に励むようにしました。

 午後の休憩時間は、みんなフルート練習を止め、それぞれに自由時間を過ごすわけで、湖でボートに乗ったり、かき氷やアイスを食べに出かけたりする人たちがいますし、私も昨年まではこの時間にポケモンGOをしていたわけですが、今年は体調不良もあって、ひたすら寝ていました。いや、実は練習中も、時々意識を失って、うたた寝をしていたくらいなのですから、休憩時間は寝るしかないのです。とにかく、いくらでも寝られます。体内が腫れていると、それだけでやたらと体力を消耗するようです。

 午後の休憩時間が終わり、また練習時間が再開です。ひたすらフルートを吹きます。やがて夕食になります。

 夕食には、同宿の人たちと一緒になります。初日の同宿者たちは、一昨年度と同じ、某有名プロ合唱団の皆様でした。彼らはツアーの最中らしく、この日はこの近辺での演奏会の最終回だったようで、この日の夕食は打ち上げを兼ねていました。酒がガンガン出てきます。それを見たH先生も飲みたくなったようですが、周囲のお弟子さん達が無理やりに止めます。なんかH先生、可哀想。H先生の本日の仕事(ってのはレッスンの事ね)はすべて終わったのだから、飲ませてあげてもいいと、私なんかは思うのだけれど、我々の宴会はまだ先だからと言って、先生にお預けをしてもらったわけです。

 夕食後は、アンサンブルのメンバーに呼ばれて、初顔合わせ&軽く練習をしました。我々のグループはフルート3本+ピアノなんだけれど、ピアニストさんはまだピアノ合わせをしているようなので、ひとまずフルート組だけで練習をしてみました。

 まず分かった事は、規定のテンポでは誰も演奏できない事です。いやあ、だって速いんだもの。そこで、テンポを7割り程度に抑えて、合わせてみました。私はそれでも、あっちこっちで指がからまり、からまってしまったところは落ちてしまうので、むしろ変な音を出さずに済んで、和音的には問題ないのだけれど、演奏的にはどうだろうって感じです。

 まあ、落ちるのは私だけじゃないし、フルートの音が薄くても、ピアノは鳴っているから、細かいところは気にせずに、ゆっくり仕上げていきましょうという事で、初回の練習は終わりになりました。

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