さあ、今月のまとめです。まとめというよりも、小ネタ集ですけど、よろしくね。
ネタが多すぎて困ってます
ここのブログ、元々、私のレッスンの備忘録を兼ねて、声楽のチップス(お役立ちの小ネタ)を書いてゆくブログでしたが、声楽のチップスだけで一週間もブログを書き続けられるわけもないので、最初から、週末は、かわいい金魚の話と、自分にカツを入れるためのダイエットの話(&与太話)をしていました。
それでも正直な話、平日は音楽ブログとしての体裁を保つためには、ネタ不足は否めません。そこで今まで、レッスンネタがなければ、音楽エッセイなども書いてました。この音楽エッセイって、あくまで穴埋め的なネタなんですが、書いている側からすると、結構おもしろいので、気に入って書いてました。
それがフルートも始めたため、レッスンネタがいきなり倍増してしまい、なんか平日はレッスンネタだけで終わってしまうようになってしまいました。とにかくレッスンネタは急いでアップしないと忘れてしまいますからね。
で、毎日毎日レッスンネタばかり書いていると、妙に穴埋め系のエッセイ記事を書きたくなるものです。贅沢な話です。レッスンネタばかり続いてもアレなんで、今後はレッスンネタでも、まとめられるものは、なるべく一つの記事にまとめて、ちょっとはバラエティに富んだラインナップにしようと思ってます。
ふう、ネタ枯れも困るけれど、ネタが多すぎるのも困るね。
え? 一日に2ネタ、アップすればいいって? ホントにいいの? 私の記事って、一つ一つが長いでしょ。それなのに、一日に2つも3つもアップされたら、読む方が困るでしょう。だから、一日1ネタと決めてます。
ちなみに、もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、週によって、声楽ネタが続く時とフルートネタが続く時があります。その理由は、単にその週にどっちのレッスンがあったかで変わります。どちらも隔週のレッスンで、今はうまい具合に、重ならない日程でいけてますので…。
循環呼吸のやり方
実は私、リコーダーでは循環呼吸ができます。
この循環呼吸って、管楽器では現代奏法に入れられるので、難しいのでは…というイメージありますが、原理は簡単。後は精進あるのみなので、頑張って下さいって感じのテクニックです。
ちなみに私、リコーダーではできますが、フルートではできません(大笑)。
さて…
循環呼吸ってやってみると、実は簡単。要領をつかめば誰でもできると思います。
要するに、息を吐きながら吸うだけ。この二つの動作を同時にやればいいだけ。難しくありません。
吐く方は、その時だけ横隔膜ではなく、頬の筋肉を使います。息を吐くのに頬の筋肉で口腔内の息を吐くんです。横隔膜と肺は使いません。ここが難しいかもしれません。
で、吐く方を頬の筋肉に任せれば、横隔膜は暇になりますので、その隙に鼻から素早く息を吸い込む。無論、腹式呼吸です。
で、口腔内の息が無くなる前に、今吸った息を横隔膜を使って吐き出せれば良い。
口腔内の息と肺の息をチェンジする時に、喉が絞まっていると、喉を開ける瞬間に息が一瞬切れるので、息を吸うにせよ、吐くにせよ、常に喉は開けっ放しにするのが肝心な点だろうと思います。
ポイントは、口腔内の息が無くなる前に、息を吸い終わるというところ。つまり、演奏する時に、息の消費を抑え気味にして演奏することが可能である点ですね。今の私がフルートで循環呼吸できない理由は、口腔内の息だけの演奏では、鼻から息を吸っている時間がないから(笑)です。それほど激しく息を消費しているのです。息の無駄遣いってやつね。
まだまだ、ベイベちゃんです。
以上、すとん流「循環呼吸」のやり方です。正式なやり方は知りません。正式なやり方は上手な人向けの教則本などでご覧ください。私はその手の本を見たことがないので、もしかするともっと上手な方法が載っているかもしれません。
このすとん流「循環呼吸」の方法は、別に誰に教わったわけでもなく、自己流なので、もし間違っていたとしても「だから自己流はダメなんだ」とモニターの前で一通り罵倒したら、やさしく教えてくださいね>皆々
ホームページをやっと消去した
10年以上も前に、雑誌とのタイアップで作ったホームページをやっと削除した。実は21世紀になってから、全く更新をしていなかったので、いづれは削除しないとまずいなあ…と思っていたのだが、別段放置していたからと言って、何か余計な費用が生ずるわけでもないし、まあいいかと放置しつづけたのである。
しかし、タイアップしていた連載もすでに終了しているどころか、それをまとめた単行本すら絶版の状況なので、全くその存在意義すら無くなっているので、醜態をさらし続けるものいかがなものかと、FTPソフトをダウンロードして(つまりもうホームページ更新用のソフトすら、パソコンに入っていなかったということね)、サクっと削除しました。
10年以上、ネットにアップされていたにも関わらず、カウンターの数字は2000弱。まあ、前世紀末とほぼ同じ数字なので、やはり熱心に更新していないと誰も見に来ないのだなあ…と実感。2000という数字は、当時のホームページとしては、可もなく不可もなくってところかな。あの頃のホームページのアクセス数なんて、そんなもの。全体のネット人口も今とは比較にならないくらい少なかったわけだしネ。
翻って、ここのブログ。まだ開設して1年も立っていないけれど、右下欄のアクセスカウンターを見てもらえば分かるけれど、4万件を越えた。最近はうれしいことに、少しずつアクセス数も伸びているので、一週間で2000件前後のページビューがある。いわゆるアルファブロガーの方々から比べれば、無いに等しい少ない閲覧数だけれど、それでも私には大変うれしい数字。だって、10年以上アップされていたホームページと同じアクセス数を、1週間で達成しているのだよ、ここのブログは。今更ながら、ブログというメディアの強さというか、ネット人口が増えた事とか、なんかもう、色々なことを感じます。
ブログの効用? それはプチ精神分析??
ブログという小世界(ここのアクセス数から見ればネ)であっても、他人に向けて文章を書く、それも編集者という安全装置抜きで…。怖いですねえ(笑)。
でも、それを考えると、当然、ネタであれ、文体であれ、発表するタイミングであれ、それなりに気を使い、心を砕くわけです。
それがある種の修行となり、私の心に何らかの作用を及ぼしているのかもしれません。
基本的に私が自分の事(身辺雑記にせよ、考えている事にせよ)とその周辺記事しか書かないのは、取材するのが面倒だからということ(笑)と、これが「日記」というジャンルに属する文章だからです。
日記を書いているがゆえに、日々、自分のことを見つめ考える習慣が身につきました。
実は私、今まで、電子媒体であれ、リアルな「日記帳」とかノートの類であれ、日記って書いたことないんです。おもしろそうだな、と思いつつ、でも三日坊主を恐れて書きませんでした。ブログでは、例え日記であれ、例え少数であれ、読者の目というのがあります。三日坊主にはなれないので、こんな感じで日記を書き綴っています。
日記を書く前の従前の私は「自分嫌い。幸せは彼方遠くからやってくる」なんて青年みたいな考えを持っていましたが、ブログで日記を書くようになり、段々、自分のことが好きになっています。いや、好きというよりも、情が湧く?って感じでしょうか? 漢字四文字で書くなら「自己肯定」って奴ですね。
悟りとは違うでしょうが、フロイトの言うところの精神分析のようなことを、知らず知らずのうちにやっていたのかもしれないなあ…と思いました。
それにここ、リアルな私を知っている人たちも読んでいますので、嘘やハッタリは書けません(笑)。正直にしか書けないのも良いのかもしれませんね。
日記ですので、同じテーマであっても、書いた時期によって、言っている事が全く違うかもしれませんが、そこは「男子三日会わざりければ刮目すべし」でしたっけ? 私という人間は日々、考え方も体重(笑)も変わってゆきます。
声楽とフルート、どっちが人気あるの?
ここのブログは現在、主に5つの領域から成り立ってます。「声楽」「フルート」「金魚」「ダイエット」「その他」がそれ。まあ、「その他」はその他だから、横に置き、「金魚」と「ダイエット」は週末連載企画だから、これも別枠にすると、残るは前々からやっている「声楽」と最近始めた「フルート」ね。
で、ずばりこの2つ。どちらが人気(ページビューね)あると思います? それは…「声楽」! やっぱ、前々から書いてるし~…的なノリでしょうか? 実はフルートネタは見事なくらい、読まれていないようです。それとも、まだ浸透してない? ちょっと残念。
ページビューのことだけを考えれば、毎日「声楽」の記事を書けばいいじゃんと思うでしょ。違うのよ、実は、ページビューのことを考えると、「ピアノ」ネタを書くといいんです。ピアノ系の記事を書くと、ババンとアクセスが増えます。
ネット社会の人口では、ピアノ>声楽>フルート、って感じなんでしょうか? ま、いいスけど…。ちなみにピアノネタよりも強烈なのが、削除ネタです。記事を削除すると、驚くほどアクセス増えます。
ライターとしては、ちょっと複雑な気分になります。
今月のまとめは、これくらいかな? 明日からは、いよいよ7月。梅雨本番ですね。このじっとりした季節をすぎれば、夏です。巨漢にはつらい季節がやってきます…(涙)。
コメント
通りすがりと言いつつも、フルートネタをとても楽しみに読んでいます。おもしろくて(というか、一生懸命取り組んでらっしゃる様子が想像できて微笑ましくて?)今度は何が書いてあるかなぁ♪とまた来てみてます。
チャイナ娘さんを見捨てないでくださいね!
>通りすがりさん
励まし、感謝です。
フルートネタは声楽ネタと比べて、ページビューが少なめとは言え、別にここのブログは商業目的ではないので、ページビューの多少で記事の掲載頻度が変わったりはしませんので、ご安心ください。
単に「励み」の問題でして、同じ書くなら、大勢に楽しんでもらえた方がよりうれしいだけの話です。ブログの記事そのものは、たとえ誰も読まなくても、自分のために、備忘録として書き続けるつもりです。
>チャイナ娘さんを見捨てないでくださいね!
今や「割れナベに綴じブタ」状態です(笑)。
私のブログはリアルな私を知っている人はほとんど読んでいませんが、やっぱり嘘やハッタリは書けません。
それに嘘を書いても長続きしませんしね。(笑)
どうしても地が出てしまいますしね。
特に飾ってもいないのですが、悪いことをあまり書いてないせいか、実際よりもすごい人だと思う方々もいらっしゃるようなので、もっと私の欠点をさらけ出したほうがよいのだろうか・・・と思ったり・・・。
そのうち”ドジ話”は書くかもしれません。
レッスンネタでも随分たくさん書かれていてすごいと思います。
声楽って文章化するの大変だと思うのですが、本当にすごいと思います。
>Ceciliaさん
リアルな世界の人たちは、なぜかここを嗅ぎつけるのです、困ったものです。別に隠してはいませんが、宣伝した覚えもありません。ここの存在を私から直接伝えたのは、キング先生と妻ぐらいです。後の人たちは、当人たちの汗と涙と努力とその他諸々の思いで、ここを見つけてウォッチしているみたいです。
人気者はつらいです(笑)。
個人的には、素性を隠して、別人格を作成して、嘘八百を書きたいのですが、元来、嘘をつくのが苦手な上に、物忘れも激しいので、嘘をつくとすぐに破綻してしまうので、そういう面倒くさいのもアレなので、こんな感じのリアル路線で書いてます。
レトリックとして針小棒大に書く時もたまにありますが、基本的に全部、正直路線ですが、それでも過去の発言と最近の発言に矛盾があるとすると…それは、嘘ではなく、単なる物忘れとか、気まぐれとか、意見が変わっただけです。
ブログの記事内容とか文体で、人柄が誤解されることは、ブロガーならたぶんにあることだと思います。私もこんなおチャラけた文体(こういう文体を「ネット軽薄文体」と言うそうです)で書いていますので、かなり愉快な人間と一部で想像されているみたいですが、リアルな私は、堅物で愛想が悪く、社交性に乏しい人間です。愉快な人間というよりも、ガラの悪いガサツな人間です。
見知らぬ人や動物(笑)からは、常に恐れられるタイプです。人間はともかく、動物に怖がられるのは、キツいです。
私もネット歴長くて、ブログ歴もまぁというところですが(最初に書いていた日記から含めるとかなり)、やはり嘘は書けませんね。あと、自分を大きく見せようと思って書いているわけじゃないんだけど、いろいろ期待されても困る・・・。
リアルままっちは白い部分も黒い部分もあります。でもブラックままっちはほとんど降臨しない。(そういう気分の時に書いた記事はアップせずに消すから)
きちんと読んでくださっている方で、リアルにお会いするチャンスがある場合、私のイメージを聞くことがありますが、大体当たっています。
多分すとんさんはリアルで会うと、最初は何を話したらいいのか分からないんだけど、話が合うとすごくしゃべってそうな感じがします。
それにしても削除ネタでアクセスアップとは・・・SEO対策もまっつぁおですね(爆爆)
>ことなりままっちさん
>多分すとんさんはリアルで会うと、最初は何を話したらいいのか分からないんだけど、話が合うとすごくしゃべってそうな感じがします。
正解。まあ、オタク男子なんて、多かれ少なかれ、そんな感じでしょうがね…。
ハマった時はもうマシンガントークです。たぶん、そんな時は女子なみに話してます。新幹線、東京博多間をノンストップでしゃべり続けて、呆れられた事があります。
私はネットでよく毒を吐きますが、あれはワタシ的には実は「検閲の結果OK」な毒です。検閲したらアウトだった毒はアップしてません。そういうわけで、ブラックすとんも、ネットにはまだ降臨してません。
毒吐きはブログの華と心得ています。
それでもたまに毒が效き過ぎることがあって、お叱りを受けることもないわけではありません。毒の効かせ具合って、難しいですね。
毒とは違いますが、暴論・極論の類も大好きです。議論のための議論には、暴論・極論の類はかかせないスパイスですからね。