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近所のスーパーが潰れた

 私の日常における最近の大きな事件と言うと、近所にあった、地元密着型チェーン店のスーパーマーケットが潰れた事です。いやあ、びっくりした。

 このスーパー、地元では有名な老舗チェーン店で、市内で4店舗展開(昔はもっとたくさん店舗があったのだけれど、徐々に縮小していって、最終的には4店になりました)をしていて、近隣の人たちの生活にとって、欠くことのできない大切なお店でした。

 ウチの近所にある店舗が本部だったようです。潰れる直前まで、特に悪い噂もなく、普通に商売をしていました。肉、魚、野菜など、基本的に地元のモノを中心に品揃えをし、地産地消をモットーに商売をしていました。お惣菜が安かった事と、私の通勤路にあった事もあって、たまに利用していました。

 ある日、買い物をして帰ろうと、店に行ったところ、シャッターが閉じていて、店が潰れていました。なんでも、資金繰りに失敗したそうで…あとでネットを見たら、自己破産なんだそうです。負債額は約2億…。たぶん、自転車操業だったんだろうけれど、いつかどこかで資金がうまく回らなくなってしまったんでしょうね。中小企業にはありがちな倒産パターンです。

 私が住んでいる地域は、駅前こそ、全国レベルの大規模スーパーが進出していますが、そこをハズレてしまうと、今回潰れてしまったスーパーを始め、地元密着型の小規模チェーンのスーパーが、いい具合に共存点在していました。今回、一つの地元チェーン店が潰れてしまったことで、あちらこちらに歯欠け状態でスーパーの無い集落が生じてしまいました。どうするんだろうなあ…。

 もちろん、それらの集落にもかつては八百屋や魚屋があったわけだけれど、スーパーが出来た事で、スーパーがそれらの店に取って代わったわけだけれど、そのスーパーが無くなってしまった事で、買い物難民の発生が懸念されるわけです。

 若い世代は、何とでもなるでしょう。少し遠方でも買い物に行けますし、休日ごとに食料品の買いだめをしたっていいんです。問題は、老人たちですね。遠方に買い物に行くのも大変だろうし、日々の買い物は、単なる買い物ではなく、近所の人たちとつながる大切なひとときだったりしていたわけです。

 スーパーが潰れてしまった事は、単に買い物先が無くなるだけでなく、それ以上の影響を地域に与えてしまったわけです。

 かつてのスーパーの跡地のすぐそばに、別のスーパーがすぐに入ってくるわけではありませんから、地元にとっては、案外、大きな問題だったりします。

 どうするんだろうなあ…。今は様子を見守るしかありません。

 幸い、我が家は、だいぶ前に、毎日通うスーパーを、潰れてしまった店から別の店(それこそ全国レベルの大規模スーパー)に変えていたので、影響はありません。とは言え、かつては毎日通った店だったし、つい最近まで仕事帰りに寄っては買い物していたんですよ。そんな慣れ親しんだ店が潰れてしまったのは、なんとも寂しい限りです。

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