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日光旅行 その6 やっぱ東照宮は最高だね

 朝食は、前日同様に豪華でボリュームたっぷりでございました。

 いよいよ日光旅行も最終日です。午前中は観光をして、午後に帰宅する予定となっていました。で、午前の出発前に部屋に散らかした荷物を片付けて荷造りしたわけです。

 と言うのも、行きの時は、がんばって旅行カバンを持ってやってきた我々でしたが、さすがに帰りはカバンを持って帰る勇気と体力が無くなっていたので、お宿から宅急便で自宅まで配送してもらう事にしました。いやあ、体力の不足はお金で解決だい!

 最終日の観光は…東照宮さんです。本日のメインイベント…と申しますか、真打ち登場と言うべきか、とにかく一番美味しいものは最後に味わいましょうって感じで東照宮でございます。

 東照宮は、ほんとうに人が多くて、人ゴミの中に突入していく気分でした。おまけに天候は、昨日以上に大雪で、あっちもこっちも雪景色で“(人混み+大雪)×3日目の疲労”の中での東照宮さん観光だったわけです。

 東照宮は、現在、あれこれ修繕中で、私たちが訪れた時は、陽明門の修復が終わったばかりで、ピカピカのモノホンの陽明門を見ることができましたが、三猿はまだ修復中だったので、展示されているレプリカを見ました。眠り猫と鳴龍は修復していなかったので、もちろん本物を見ましたよ。

 鳴竜は(ここは神社じゃなくてお寺さんなので輪王寺の)お坊さんがガイドとなって、あれこれ説明をしてくれます。日光は世界的な観光地なので、当然、外国人観光客も多いのですが、だからと言って、外国人向けの説明があるわけではないので、日本語の分からない観光客は、チンプンカンプンのようでした。たまたま、我々のグループにいた外人さんも困っていた様子だったので、妻が通訳をしてアレコレ説明してあげました。

 でも実はそれは杞憂で、外国人向けの説明は無い…と書いたばかりですが、実は我々日本人向けの説明が終わって、グループを解散した後に、お坊さんがグループ内の外人さんたちを呼び集めて、改めて英語で同じ説明をしていたようでした。そういうサービスがあるって事前に知っていたら、外人さんも不安にならず、妻も通訳しなくて済んだのに…なんてね。

 実は日光って、神社やお寺にかぎらず、ちょっとしたお店でも英語が通用するようです。さすが、国際的な観光都市です。見た目は、ただの田舎のオバアチャンでも英語をバリバリ使ってます。やはり観光で成り立っている地域はあれこれ違います。湘南も有名な観光地ですが、あくまでも国内向けの観光地ですから、そんなに英語が通じるわけではありません。やはり、日光と湘南では、観光地としての格が違うのだなあと、改めて感じ入りました。

 そう言えば、東照宮のあちらこちらで、お坊さんや禰宜さんたちに何度も「日本の方ですか?」としつこく尋ねられた私でした。そんなに私は日本人には見えない容姿なのでしょうか? ちょっと複雑。一体、どこの国の人だと思われたのでしょうね(しくしく)。

 唐門を通って、拝殿を経由して、奥宮にある家康さんの墓所まで行きましたが…これがずっとずっと階段だったんですよ。階段は約300段弱なんだそうですが、数も問題だけれど、それ以上に問題だったのは、階段が石造りであったという事です。1段1段が小さくて(たぶん、昔の人の体格に合わせてあるんでしょうね)、おまけに全然水平でもなければ平らでも無いし、当然ですが手すりもありません。全くのバリヤフルな造りになっています。そこへ大雪ですよ。階段も半分ほど雪埋まっていて、あっちこっち滑るし、時折、周囲の木々から雪が塊で落ちてくるし…。当然、大雪ですから、みんな傘を持って昇り降りしていて…とってもデインジャラスでございました。

 そんな大雪と階段と戦ってしまったので、東照宮はなんとか見ましたが、輪王寺と二荒神社に行く体力と時間が無くなってしまいました。本当は、これら3つの社寺を見るのが定番みたいだけれど、足場も悪いし、体力も削られたし、お腹も減ったし、帰りの電車の時間も迫ってくるし…で、残りの寺社はパスとしました。ああ、残念。

 帰りは、一度お宿に戻って、タクシーを呼んでもらって、駅までGOです。

 行きは東武線で来ましたが、帰りはJRに乗りました。時間も厳しかったので、昼食は駅弁を購入して、日光線の車内でいただきました。

 日光線で宇都宮に到着して、乗り換えの時間が少しあったので最後のチャンスに、栃木名物『レモン牛乳』を飲みました。ううむ、ごめん。私のクチには合わなかったよ(涙)。でもね、考えてみれば、私、牛乳が大嫌いな人だったんだ。だから、これはレモン牛乳のせいではなく、私の個人的な事情のためです。ごめんなさい>レモン牛乳&栃木の方々。名物だからと言って、自分の嗜好も顧みずに、なんでもかんでも手を出してはいけない事を学びました。

 で、宇都宮で電車を乗り換えて、そのままグリーン車に乗りました。だって疲れていたんだもの。電車は宇都宮から湘南まで直通で乗り換えなしです。「東海道線止めて、上野東京ラインなんてのに変えて、一体誰が得するんだい!」と日頃から文句タラタラな私ですが、いやあ、宇都宮から乗換なしで湘南まで帰れるのは便利です。以前だったら、宇都宮~上野、上野~東京、東京~湘南ってわけで二回も乗り換えだものね。いやあ、便利になった、便利になった。

 ヘロヘロで家に帰って、カバンを漁ったら、iPhoneの充電器が見当たらなかったのでした。2日ほどして、別の荷物から出てきたので良かったのだけれど、見つかるまでは気が気でなかったです。お宿に忘れてしまったのではないか、新品を購入しないといけないのかしら? などと小さな心配をしたものです。

 結論。日光は風光明媚で湯波が美味しい土地なのでした。

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コメント

  1. オペラ愛好者 より:

    30年前に行った日光旅行の記憶が薄れていたので、
    バーチャル日光旅行楽しませて頂きました。
    記録すると、より記憶に残りますね♪

  2. すとん より:

    オペラ愛好者さん

    >記録すると、より記憶に残りますね♪

     そうなんですよ。もちろん旅行記もそうですが、私がいつも受けている声楽やフルートのレッスンの内容をブログにしているのは、誰か他人のためではなく、自分自身のためなんです。レッスンを受けっぱなしにするのではなく、自分なりに消化して記録する事で、自分自身の心に記銘しているんですよ。で、さらにそれをアップする事で、後から振り返るのも簡単だし、検索も受けられるし、他の皆さんからのアドヴァイスもあったりして、色々と勉強になるので行っているんです。

     要するに、自分のためにブログを書いている…ってわけなんですね、私の場合。だから(ちょっとお休みしましたが)ブログが続いているんだと思います。

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