声楽のレッスンに行ってきました。今回のレッスンが、本番直前のレッスンとなります。もう、今週末には、クラシックコンサートの当日がやってきてしまうからです。もちろん、クラシックコンサートでの歌唱については、来週辺りにブログにアップしますので、お待ち下さいね。
で、クラシックコンサートは次の週末なのですが、それとは別に門下の発表会が、急遽、予定されました。
まだ、色々と未定で、現在のところ、参加者の確定作業をしている段階なのですが、発表会の開催時機は、来年の1月の初旬となっています。まだ、ほぼ正月だという時機に発表会を行うかもしれないのです。行うかも…と言うのは、実は、今回予定されているホールは、かなり良いホール(通常、アマチュアの発表会程度では使用しないクラスのホール)で、めったに使用できないほど競争率の高いホールがたまたま利用できるチャンスがあったので、先生としては、生徒の皆さんにとって良い経験になるので、ぜひ発表会を実施したいのですが、開催に至るまでに問題が色々とあるわけです。
一つは、開催時期がすでに間近に迫っていて、すでに予定が入ってしまった方々も多く、参加人数がそれほど見込めない事。二つ目の問題は、元々ホールの使用料が高額な上に、参加人数が少ないため、一人ひとりの参加費が、普段よりも、かなり高額になってしまう事。なので、現在、参加を申し込んでいる人たちにも、再度「参加費が高額になってしまいますが、それでもいいですか?」と確認を取らないといけないんです。
で、「やっぱり、参加費が高額だから、参加するつもりだったけれど、今回はパスします」という人が一人でも出ちゃうと、発表会が赤字運営になってしまうので、発表会をそのものを取りやめる…という方向になっています。
ううむ、確かに発表会まで準備の時間がたっぷりあるとは言えないけれど、音響の良いホールで歌ってみたいはの本音だよね。参加費が高額になってしまうのは、お財布的につらいけれど、それは大人の工夫ってヤツで、なんとかすれば良いわけだし、私としては、ぜひ1月の発表会を開催して欲しいのだけれど、どうなるんだろ?
ですから、発表会が1月にあるかもしれない…という知らせを聞いて以来、もうワクワクな私だったりします。なので、本番直前のレッスンにも関わらず、次の発表会の曲決めのための楽譜は持って行ったにも関わらず、今回の本番の楽譜を丸々忘れてしまった私でした(楽譜は、息子君にお教室まで届けさせたので、問題ありませんでした)。
ああ、次の発表会、何を歌おうかしら?
やっぱり、歌曲1曲、アリア1曲、二重唱1曲の鉄板の組み合わせで発表会に臨みたいですねえ。そうなると歌曲はやっぱり…トスティかな? 今度はイタリア語の歌曲で頑張りたいです。アリアは…どうしましょ? 全然思いつかない。前回の発表会同様、モーツァルトで苦しみながらも自分をアップグレードさせる勉強をする方向か、自分の声に合った曲を選んでレパートリーを広げる方向か、どちらにしましょ? 二重唱は…ソプラノとテノールの二重唱は、いずれも難しい曲ばかりだし、今回は準備期間が少ないので、いっそパスしちゃうのも手だよね。勇気ある撤退ができるのがオトナというものだし。
なんて事をワクワクしながら考えていたんです。で、先生に、発表会の曲決めをしましょうと振ったら…まだ発表会の開催が決定しないので、決まってから曲決めをしましょうって言われてしまいました。たぶん、先生としては、今回の発表会は、どうもに開催の可能性が低いんじゃないかって思っていらっしゃるようなんです。
でもね、行うとなったら、もう日が無いのだから、私としては、発表会の有る無しに関わらず、有るという前提で準備を進めたいです。そのためにも、次回のレッスンからは、発表会の準備に取り掛かりたいんだけれどなあ…、でないと間に合わないかもしれないじゃない? なにしろ、私は、本番のための準備に時間がかかる人だからサ。
結局、発表会の有無はメールで連絡をいただける事になりました。で、開催が決まったら、発表会の準備に取り掛かる事になりました。曲目に関しては、私が勝手に決めて良しとなりました…ってか、相談して決める時間がないし、本人が歌いたい歌を歌うのが一番だから、私が決めた曲で発表会に臨みましょうって事になりました。
いいの、それで? 私がベッリーニの『清教徒』のテノールアリアで発表会に出演したいって言ったら、先生、本当にその選曲でOKしてくれるわけ? OKしてくれるんなら、私はベッリーニで発表会に出ちゃうよ(笑)。いや、そもそも、そんな勇気、私にはないか…。
なんて事があったわけですが、本番直前のレッスンも愚かにはできません。『時はカネなり』です。ピアニストさんも同伴しているレッスンですから、時間は無駄にできません。さっそく発声練習からはじめました。時間もモッタイナイので、妻と二人で同時に発声練習をしましたが…どうにもこうにも、私ばかりが注意されます。今回、私の発声が全然ダメなんだそうですが…さあ、どうしましょうって話です。
長くなってきたので、明日に続きます。
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コメント
音響の良いホールというのは魅力的ですよね。
私がフルートを始めた頃の発表会のホールは音楽専用ホールではありませんでした。
でも、ここ数年音楽ホールでするようになったんですよ。
音響が全然違うので、ちょっぴり上手に聞こえるようです。ありがたや〜
すとんさんも、せっかくのチャンス、発表会が開催されますように、お祈りいたします。
あっ、その前に、本番、本番。
今週本番なんですね。
体調を整えて、楽しんできてください。
まきりんさん
音響の良いホールは絶対にいいです。ホールが演奏を助けてくれますからね。特に歌の場合は、悪いホールで歌うと声を壊すことだってあります。歌う場所って大切なんです。とにかく、どんなに狭くて、天井だけは高い場所が良いのです。
>体調を整えて、楽しんできてください。
ほんと、どーしましょうねえ。なんで、この時期に風邪をダブルヘッダーでひかなきゃいけないのか…まあ、日頃の不摂生のせいなんでしょうが、文句を言っても始まらないので、歌わずにできる練習をメインにして、本番に備えていこうと思ってます。