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どこから湘南? どこまで湘南?[2015年4月第3週・通算10週]

体重:105.2kg[-0.6kg:-9.6kg]
体脂肪率:29.9%[+-0.0%:-3.5%]
BMI:33.2[-0.2:-3.2]
体脂肪質量:31.5kg[-0.1kg:-6.9kg]
腹囲:104.3cm[-0.7cm:-11.7cm]
     [前回との差:2015年当初との差]

 湘南って、一体、どこにあるんでしょうね?

 湘南という地名は有名ですが、実は地図に載っている地名…ってわけじゃないんです。もちろん、湘南○○という地名とか法人名とかならあるんですが、ずばり“湘南”という地方自治体があるわけじゃないんです。あくまでも湘南とは地方名であって、それも行政的な地方とはあまり関係のない地方名なんです。つまり、俗称っぽい地方名なんです。

 まあ、車のナンバープレートに、湘南ナンバーがあって、公的な“湘南”って、これくらいじゃないかな? でもまあ、これだって、元々あった相模ナンバーを人口増加のために二つに分ける事にして、その人数が半々になるように地域割りをした結果、生まれたナンバーであって、別に地域性を加味して作ったわけじゃないから「湘南ナンバーの地域だから湘南」とは言えないし、そんな湘南は、あんまりアテにはできないね。

 そんなわけで、どこからどこまでが湘南なのか、規定されていないわけで、それゆえに、とても広い範囲の人たちが「自分たちが住んでいる地域が湘南である」と言い張っている現状があるわけです。

 まあ、私もその手のクチの一人なんだけれど…ね(笑)。

 湘南…元々の話をすると、大磯の海浜地域の風景が、中国の湘南地方に似ているので、あのあたりを“湘南”と呼び始めたと聞いたことがあります。でも、まあ、これは“そもそも論”であって、今の大磯は一般的には湘南ではなく、西湘と呼ばれる事が多いです。西湘…つまり、湘南の西隣の地域…って事です。

 じゃあ、今の湘南ってどこ?って話ですが、どこでしょうね?

 湘南のイメージというと、海と砂浜と…江ノ島かな? おそらく、江ノ島とその対岸地域は湘南と呼んでも間違いないと思います。じゃあ、その対岸地域って、どこなんですか?って話にもなりますが、海と砂浜…で考えるなら、湘南砂丘がそれなんじゃないかなって思います。

 湘南砂丘? それって美味しいの?

 いやいや、別に美味しくはないし、有名でもないけれど、そういう砂丘があるんですよ。ローカルな地名で説明すると、片瀬山のふもとから相模川の河口までの海岸地域が湘南砂丘となります。もっと具体的な地名で言えば、片瀬とか鵠沼とか辻堂とか小和田とか菱沼とか南湖とか、まあそのあたり。柳島とか中島は、昔は本当に島(ってか中洲)だったので、湘南砂丘には含めるかどうかは微妙かもしれません。

 もう少し全国の皆さんに分かりやすく説明すると、神奈川県の藤沢市と茅ヶ崎市の、東海道(国道1号)以南の海岸地域と言えば、地図で確認できると思います。たぶん、ここが、コアな湘南なんだと思います。

 じゃあ、そこ以外は湘南ではないのかと言えば、私は「それはちょっと違うんじゃないの?」って思います。と言うのも、湘南って、一種のファンタジーだと思うんですよ。「みんなの心の中に、湘南はある!」ってなもんですよ。だから「ここは湘南だ!」と思うなら、それでいいんじゃないかって思うわけです。

 とは言え、一応、神奈川県限定だよね…という制限はあると思いますよ。でも、逆に言ったら、神奈川県内で「ここは湘南です」と思う地域があるなら、そこは湘南って事でOKという事にしましょう。つまり、神奈川県であって、横浜でなく、川崎でなく、鎌倉でなく、逗子でも葉山でもなく、横須賀でなく、小田原でなく、箱根でない地域は、どこでも湘南でいいじゃん。湘南って、神奈川県みんなの共有財産って事でいいでしょ。

 だってね、神奈川県には、横浜とか、川崎とか、鎌倉とか、逗子とか、葉山とか、横須賀とか、小田原とか、箱根とかの、全国レベルで有名なブランドの地名がわんさかとあるわけで、それ以外の地域を湘南ってひとくくりにしちゃえばいいじゃん。

 元々、神奈川県なんて、ちっこい県なんだし、それらの有名ブランドを除けば、ほんとすずめの涙程度の広さしか残らないんだから、全部湘南でいいと思うわけですよ。海から少々距離があっても、潮風の香りなんて全くしなくても、そこに住んでいる人たちが「ここは湘南」と思うなら、そこは湘南でいいじゃない。

 つまり、湘南とは『“神奈川県内にある、さほど有名ではない地域”全般を言う』って事で、どーすか!

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