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サクラが太った?

 サクラは巨大魚ですが、スマートなのが売り物だったのですが、昨今、お腹がデップリとし始めて、ちょっと気になっていました。サクラが太った? 確かに胴回りは太くなりましたが、他のパーツを見ていると、太ったという印象はありませんでした。

 しばらく放置していたら、ウロコが逆だってきました。どうも、太ったわけではなくて、松かさ病にかかったようです。

 細菌感染の病気ですが、別に水槽に普通にいる常在菌が原因で、金魚が元気ならかかるはずのない病気が、松かさ病です。つまり、サクラの体力が衰え、体調が良くないので、つい松かさ病になってしまった…というわけです。

 本魚は、松かさ病になった癖に、元気一杯ですし、行動もいつもどおりですので、しばらく様子を見ることにしました。…と言うか、サクラはでかすぎて、隔離をしようにも、入れられる水槽がない(笑)ので、仕方ないです。いや、無理に隔離水槽に入れることはできますが、一度隔離水槽に入ったら、身動きできなくなってしまい、そのために別種のストレスがたまって、むしろヤバイかな…って思うぐらいです。

 ウロコはピンとしているけれど、たぶん、ホノカとサクラは同じ病気だと思います。ただ、ホノカは体力があるので、病気に負けないだけなんです。サクラも体力はあるほうだろうけれど、ホノカほどではないので、ちょっと病気に負け気味なだけなんだと思います。

 ネットを調べると、治療方法は書いてありますが、私の経験則から考えるに、それらの治療法はあまり効果がないかなって思います。どんな治療薬よりも、本魚の治癒力に勝るものはありません。治癒力に頼る以上、ストレスの少ない環境で過ごさせてやるのが一番ではないかなって思ってます。

 それで星になってしまうのなら、そこまでがその子の命だったんだと思うことにしてます。

 サクラは、四度目の夏を無事に乗りきれた…と思ったんだけれどなあ。やっぱり、そうは簡単にはいかなかったかな? でも、頑張れ。

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コメント

  1. だりあ より:

    >どんな治療薬よりも、本魚の治癒力に勝るものはありません。

    すとんさんの愛魚、サクラさんの病気、気になりますね。
    水温は、高すぎても低すぎても魚類には過ごしにくく、魚命にかかわるほどの大切な生存の条件なのでしょうか。
    そういえば、先日、テレビの番組ですが、南方のナントカ(すみません、名前、失念しました)という小さな魚が、夏の海流に乗って北上してきて日本の近くに迷いこんできて、自分とよく似たナントカという魚の群れに合流してしまうらしいのですが、その南方のナントカは冬になると日本付近の水温の低さで死んでしまうそうです。青い小さなかわいい魚だったのですが、死んじゃうなんてかわいそうに・・・、と思いながら見てました。
    すとん家のサクラさんにはぜひがんばって五度目の夏を越していただきたいものです。

  2. すとん より:

    だりあさん

    >水温は、高すぎても低すぎても魚類には過ごしにくく、

     金魚は変温動物ですからね。水温=体温なんです。まあ、我々恒温動物よりも体温変化には強いでしょうが、それであっても、やっぱり厳しい部分はあります。一応、金魚にとっての適温は、15度~25度だと言われています。冬場はなんとか15度以下にならないように気をつけていますが、夏場はいくら冷却しても30度を越えることがあります。なので、夏が鬼門になるんです。

     水温を温めるのは簡単なんです、ヒーターを入れればいいだけですから。でも冷やすのは困難なんです、だってクーラーなんてないもの。金魚の水槽のある部屋のエアコンをガンガンにつけっぱなしにすれば、水温の上昇も抑えられるかもしれませんが、さすがに金魚のためだけに、エアコンをつけっぱなしにはできません…ってか、人間がいても、エアコンのつけっぱなしは、なかなか出来ないご時世ですからね。ほんと、夏の暑さは鬼門なんです。

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