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そして、イシマキガイだけが残った

 タニシが金魚たちに食べられ尽くして、絶滅してから、だいぶ日が経ちました。そして、それとほぼ同時に緋ドジョウのチビがやせ始めてしまいました。まあ、単なる偶然と思いたいですが、チビはタニシを主食にしていた可能性が無いとは言えません。

 金魚たちにタニシを食べられて絶滅してしまったとは言え、なぜ私が動き出さないかと言うと…仕事とプライバシーの両方で忙しくて、なかなかタニシをもらいに行けないという事情もあるけれど、実はタニシが絶滅しても、我が家の水槽に貝がいなくなったわけではないので、それで焦っていないとも言えます。

 はい。確かにタニシは絶滅しましたが、イシマキガイたちは健在です。たった4個しかいませんが、この子たちが、タニシがいなくなっても、水槽のあちこちのお掃除に頑張っていて、タニシの不在の穴を埋めているのです。

 …ってか、タニシって、あんまり水槽のお掃除に役にたっていなかったのかもしれません。だって、イシマキガイだけになってから、それなりに日が経ってますが、水槽のガラスがピカピカだもん。

 イシマキガイ…金魚屋で普通に売っている水槽用の巻き貝です。一つ500~600円もする、そんなに安くない子です。ウチでは、タニシを水槽に入れるようになってから、新しいイシマキガイは入れていないし、イシマキガイは水槽では繁殖しないので、今いる子たちは、初代のタニシ以前からいた子って事になります。…って事は、タニシは2007年から我が家に来るようになったので、それ以前からイシマキガイはいたという事になります。…となると、少なくとも7年はいるわけだ。チビよりも古くから我が家にいるのかもしれません。

 ああ、実は我が家の最古参メンバーは、イシマキガイたちなのかもしれません。

 それにしても、やっぱり、このままではマズいので、近々タニシを大量にいただいてこないといけないだろうなあ…。

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